サイトイメージ画像 カンボジア移住ガイド

のんびりライフ

カンボジアでの日々の暮らし。ビジネスで来ているわけでもないですので、現地の人たちと同じリズムで過ごしましょう。ゆったりのんびりのカンボジアライフです。

カンボジア人はおっとり系

カンボジア人ってどういう人たちなのか? 一言で言うとおっとりした人たちです。もちろんカンボジア人も喧嘩はするでしょうし、ヒートアップすることもあるでしょう。ですが全般として言うならば、やはりのんびり、おっとりです。

例えば私が住んでいるアパートの大家の奥さん。ほぼ毎日、朝から夕方まで庭に置いたロッキングチェアに座ってラジオを聞いたりテレビを見たりしています。毎日です。朝から夕方までずっとです。飽きないのかな?と思うのですが、飽きないみたいです。

シェムリアップの街角

通行の多い道や交差点ではトゥクトゥクやバイクタクシーのドライバーが客待ちをしています。ですが客待ちと言っても通り過ぎる人に声をかけるくらいで、必死に営業という感じではありません。近所の商店にしても食堂にしても、客引きをしている姿なんて見たことありません。

のんびり、おっとりですし、はたまた、極めてゆるいです。日本とはまるで違う時間が過ぎていきます。

時刻がない国

時間と言えば日本との対比が明らかです。急いでいる人をまず見ません。本当にのんびりしています。また、時間に遅れるのもごく普通です。部屋探しをしていた時に不動産業者と何度か待ち合わせをしましたが、相手が時間通りに来たことはただの一度もありませんでした。

時間感覚について一つ気付いたのですが、カンボジアという国、少なくともシェムリアップの街には「時刻」という概念がありません。バスも電車もありませんから、8時26分発みたいな厳密な時刻というものが日々の暮らしの中で存在しません。

シェムリアップの街角

それどころか(これは聞いた話ですが)、カンボジアのテレビ局では7時スタートの番組が7時5分に始まったり、8時終了の番組が8時になっても終わらないこともあるそうです。そういう環境にいきなり放り込まれると、山手線が15秒単位で運転されている日本から来た我々は大いに戸惑うことになります。

ですが慣れてしまうとこれも悪くないです。お互いに遅れることを前提に待ち合わせて、相手が来なければボーっとして時間をつぶせば良いのですし、周りの人が時間に厳密でないのですから、自分もマイペースで好きなように過ごせば良いのですし。考え方を切り替えてしまえば気楽に過ごせる居心地の良い国です。

自分の世界を持とう

さて、そんなのんびりおっとりマイペースのカンボジアに移住して日々快適に過ごせるのはどういう人か? 自分の世界を持っている人、精神的に自立している人だと思います。

カンボジアの生活リズムも悪くないよとは言っても、長らく日本で暮らしてきたのですから、やはり完全には受け入れられないはずです。カンボジア人との付き合いが下手に増えすぎると、時間なども含めた文化面のギャップでイライラすることもきっと多くなるはずです。引きこもりではありませんが、地元の人とは付かず離れずの程良い距離を保って、自分のしたいことを日々好きなようにやる、という暮らし方のほうが良いと思います。

例えば、朝から晩まで読書三昧とか、戦国武将についてまとめたサイトを趣味で作っているとか、毎朝散歩に出ては好きな植物の写真を取っているとか、囲碁や麻雀のインターネット対局をやっているとか。そういった自分の世界を持っている方が移住生活を機嫌良く長続きさせることができると思います。

また、ブログやアフィリエイト等で生活費を稼ぐノマド系と呼ばれる暮らし方もカンボジアには向いています。生活費は安いですし、ビザの融通が効きますし、ブログをアップするのに十分な程度のネット環境はありますし。カンボジアでのノマドライフも非常におすすめです。

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