はじめに

中国

今ごろよりによって中国に個人旅行に行こうなんて人は皆無だとは思いますが。笑
それでも政治の問題は置いておいて、中国の文化や観光スポットに関心を持つ日本人は少なくありません。

また、何度もパックツアーで中国に来たことがある旅行者の中では、若者は言うまでもなくシルバー層でも、個人で中国を旅したいという方が増えています。
とは言うものの、中国は日本のように何もかもが至れり尽くせりの国ではありませんし、なかなか言葉も通じず悪戦苦闘することも多いのでは?

そこで今回は中国で個人旅行をするときに驚異的に役立つ8つのサイトを紹介したいと思います。
中国語が分からなくても感覚的に使えるサイトを厳選していますので、ぜひあなたの中国旅行に役立ててください!

1.携程旅行网机票预订

C-trip AirTicket

携程旅行网(Ctrip)は中国最大のホテル・航空券の予約サイトです。その中の「携程旅行网机票预订」は国内線、国際線の航空券の予約ページです。

飛行機の予約サイトは中国には山のようにあります。恐らくチョモランマ10個分はあるのではないでしょうか。笑
その中で携程旅行网をおすすめするのは、このサイトがコンスタントに安いチケットを出しているからです。

すべてのチケットが最安値というわけではありません。あるチケットについては携程が最安値だけど、別のチケットについてはAというサイトのほうが安いということはあります。
ですが全般的に見ると携程が最安値を出していることが一番多いです。また、他のサイトに負けていても極端な値差は付いていません。
徹底的に最安値を追求するならば山のようなサイトを一つずつ調べれば行き着きますが、数元、数10元の違いで手間ひまかけたくないということであれば、携程が最もおすすめです。

また、中国の予約サイトでは唯一ではないかと思いますが、日本語のページが用意されています。中国語が分からない人もこれを使えば安心して予約できます。
さらに、日本語ページで予約をすればクレジットカードで支払いができます。これは大きいです。

多くの中国の予約サイトはクレジットカードには対応しておらず、中国の銀行のデビットカードなどで決済する必要があります。
そういったものを持っていない方には携程が唯一無二の選択肢になると思います。

2.春秋航空网

春秋航空网

春秋航空网は中国最大の格安航空会社(LCC)である春秋航空の自社サイトです。
実は春秋航空のチケットは上に挙げた携程旅行网でも予約できます。ですが、春秋航空网で予約したほうが安く買えます。
また、このサイトにも日本語ページがありクレジットカードで決済ができます。
携程旅行网と春秋航空网の2つで調べて、安い方を買うというのがお得な方法です。

春秋航空は大阪関西空港から上海、天津、武漢、重慶に就航しており、大連、青島線の開設も申請中です。茨城、高松、佐賀からも上海に就航しています。
また、グループ会社の春秋航空日本が成田から高松、広島、佐賀に8月から就航しました。

LCCですので座席は狭いですが、サービスなど対応が悪いということはありません。また、運行開始以来まだ一度も事故を起こしていません。
ピーチなどLCCに慣れた方にはおすすめの航空会社です。

3.国内城市出发航班时刻

国内城市出发航班时刻

最初に挙げた携程旅行网の中にあるマイナーページが国内城市出发航班时刻です。恐らく中国人でもこのページを使っている人は少ないと思います。
どの空港からどこ行きの飛行機が出ているか、そして曜日ごとの運行スケジュールが分かるページです。
中国の複数の観光地を周遊する際に強力な武器となります。

例えば、日本から北京に行って万里の長城を見て、それから西安で兵馬俑を見て、最後に上海に寄って帰ってくる。
こういう旅程は超簡単です。北京ー西安、西安ー上海、大都市同士ですのでいくらでもフライトがあります。

でも例えば、九寨溝、敦煌、麗江、黄山を空路で回るとすればどうでしょうか?
いずれもメジャーな観光地ですので、北京や上海などの大都市からはフライトがあります。
しかし、九寨溝から敦煌へのフライトはあるのか? 麗江から黄山へはどの空港を経由すれば良いのか? これって調べるのがものすごく大変なんです。

でも国内城市出发航班时刻のページを使えば、4空港とも成都との間にダイレクトフライトがあるので、成都をハブにして4つの観光地を回ろうとか、敦煌と黄山はともに西安線があるので、敦煌→西安→黄山と移動しようといった解答を出すことができます。

と言われても今一つイメージが湧かないと思うのですが。(^^ゞ
実際にそういったルートを組んでみて初めて価値が分かるページです。こういうページがあるということだけ、心の片隅にでも小さくメモしておいてください。(と、薬師丸ひろ子が言ってました。笑)

4.铁路客户服务中心

铁路客户服务中心

铁路客户服务中心は中国国鉄が運営する列車の時刻表サイトです。
時刻表サイトも中国にはたくさんありまして、札幌ドーム10杯分はあると思います。笑
ですが総合力で言うと铁路客户服务中心が最強です。

上海-北京といった区間で検索し、発車時刻順に並べ替え、各列車のダイヤを見ることができる。このあたりはどのサイトでもデフォルトです。
铁路客户服务中心の強みは、まず何よりも見やすいです。主観で申しわけないのですが、中国の時刻表サイトの中では一二を争う見やすさだと思います。
そして、それぞれのきっぷが何枚残っているかも表示されますし、きっぷの値段も分かります。

惜しむらくは、細かいきっぷの値段が分からないことです。例えば硬卧(B寝台)の値段は中段だけが表示されます。上段と下段は表示されません。
すべての値段が表示される時刻表サイトも実はあるのですが、他の機能や見やすさなども加味すると、やはり铁路客户服务中心が最強です。

そして铁路客户服务中心の最大の強みは、時刻を調べたあとそのままネット上できっぷを購入できることです。
中国の銀行口座が必要なのですが、銀行から渡されるUSB端末があって携帯電話が必要ないインターネットバンキングに対応できていれば、中国国外にいてもきっぷの予約購入ができます。超便利です!

5.全国各省份长途汽车

全国各省份长途汽车

全国各省份长途汽车は火车网という列車時刻表サイトの中にある、長距離バスの検索ページです。
火车网も分かりやすい時刻表サイトだったのですが、铁路客户服务中心が出てきて存在意義を失ってしまいました。しかし、長距離バスのページは使いやすいです。
出発地を選び次のページで到着地を選ぶと時刻などが出てきます。中国語が分からなくても直観的に使えます。

なんですが~
正直言って長距離バスの検索サイトで素晴らしい!ってのがありません。どれも今一今二今三ちゃんです。苦笑
時刻が不正確だったり、明らかに長期に渡って更新されてなかったり。どれも信用に足らないってのが本音です。

なので、ある程度中国語が分かるのであれば、百度で検索することをおすすめします。例えば「兰州 敦煌 长途汽车」みたいに。
そして検索結果から百度知道のようなQ&Aサイトを選んで表示させます。日本のヤフー知恵袋みたいなものです。
経験上、これが一番役に立ちます。特にその地に住んでいる若い人や、その地にある大学に通っている学生の回答が最も精度が高いです。コピペしただけのまるで役に立たない回答もけっこうありますけど。苦笑

6.公交网

公交网

このサイトはスゴイっすよ!これに相当するサイトって日本にはないと思います。

公交网は图吧という中国の地図サイトの中にあるページです。
何ができるかというと、バスと地下鉄を使った経路検索ができます。例えば、北京の天壇公園から国家図書館までバスと地下鉄を乗り継いで行く。そういったケースの検索です。

検索すると地図上に候補となるルートが複数表示されます。そしてそれぞれについて、どのバスに乗ってどこで地下鉄に乗り継いで、どの駅で降りてどのバスに乗ってどの停留所で降りるというのが表示されます。
さらに、それぞれの区間について何番のバスに乗るか、運行時間は何時から何時までか、バス代はいくらかも表示されます。
乗っている時間は何分か、バス停から地下鉄の駅まで何m離れているか、歩いて何分かもすべて表示されます。

これって日本にないでしょ? よみうりランドのジャイアンツ球場から練馬区の石神井公園までってヤフーとかで調べたら、京王線で新宿に出て、山手線で池袋まで行って、西武に乗り換えるって出ると思います。確かにそれがベストでしょう。
でも、恐らくそのエリアに走っているであろう京王バス、西武バスの路線も含めて候補を出してくれるって、そんなサイト日本にないと思います。

しかもこの公交网、北京や上海といった大都市だけでなく、黒龍江省佳木斯市とか、内蒙古自治区呼倫貝爾市といった、そうとうマイナーな都市までカバーしてるんです。
そんなとこ誰が行くねん!って突っ込みがあるでしょうけど。笑
とにかくこの公交网、中国個人旅行で地下鉄、路線バスを使う方には最強アイテムです!

7.艺龙旅行网

艺龙旅行网

数ある中国のホテル予約サイトの中で僕が一番おすすめするのが艺龙旅行网です。
ホテル予約サイトの規模としては最初に紹介した携程旅行网が最大です。なのになぜ艺龙がおすすめかというと、地図検索が使いやすいからです。

例えば西安のホテルを予約する時、西安駅からあまり離れてなくて、城壁の内側にあって、近所に大きなスーパーがあってとか、個人旅行ではホテルの場所の希望ってありますよね。
そんな時に、西安の地図の上にホテルの位置と宿泊料が表示されて、良いなと思ったホテルをクリックすると予約画面に移動する。そんな機能があったら便利だと思いませんか?

その機能って実は携程にもあります。あるんですが、重い、誤表示が多い、サクサク動かない、もう最悪~w
それに比べると艺龙は圧倒的に使いやすいです。地図上でのホテル検索機能は、数ある中国のホテル予約サイトの中で艺龙が最強だと思います。

しかも艺龙は携程には負けますが中国で5本の指に入る大手サイトですので、ホテルの宿泊料でも携程とほぼ同額を出します。
艺龙おすすめです!

8.中国天气网

中国天气网

最後は天気予報サイトです。おすすめは中国气象局が運営している中国天气网です。
中国气象局は日本でいう気象庁ですので、言わば気象情報の親玉みたいなサイトです。

で、この中国天气网なんですが、親方五星紅旗の国家公務員集団が作ったとは思えない使いやすさです。超便利です。
今日明日の天気は言うまでもなく、1週間予報、2週間予報もあり、すべて予想最高・最低気温が表示されます。
過去24時間の気温の変化とか、今後7日間の最低最高気温の予想推移とか、旅をする上で必要な天気情報がすべて揃うサイトです。PM2.5のデータを表示しないところは、さすが隠蔽体質の中国共産党ですがwww

また、地域をかなり絞り込める点も二重丸です。ざっくり四川省じゃなくて、四川省の雅安市とかまで指定できます。
四川省一つで朝鮮半島と同じくらいの面積がありますからね。細かく指定できるのはありがたいです。尖閣諸島の天気まで分かるのは全然ありがたくないですけど。笑
飛行機や列車、バスなどを使った個人旅行では、この中国天气网が一番使いやすいのではないでしょうか。

最後に

Shanghai

ということで、中国個人旅行で役立つ8つのサイトをご紹介しました。
かなりマニアックなサイトもありますが、中国一人旅ビギナーの方にも役立ててもらえると思います。

緊張の続く日中関係で中国を旅してみようという気にはなかなかなれない現状なんですが。
今回ご紹介したサイトを使って多くの日本人が中国を旅する日が早く来ることを願っています!