はじめに

セブパシフィック航空

フィリピンの格安航空会社(LCC)、セブパシフィック航空。安さを武器に今やフィリピン最大の航空会社にまで成長しています。
2008年からマニラ-関西線で運行していましたが、今年3月からは成田、中部線にも就航し、日本での認知度も上がってきました。
マニラ-札幌、福岡線の他、東京、大阪、名古屋からセブへの路線も計画中で、今後セブパシフィックを利用する日本人もさらに増えていくことでしょう。

とは言うものの、まだセブパシフィックを使ったことがない、周りにも使ったことがある人がいないという方が多いのでは?
使ってみたいとは思うんだけど、でもちょっと不安という方も少なくないことでしょう。

そこで今回は、最近フィリピン国内は言うまでもなく、フィリピンから外に出るときもセブパシ以外ほとんど使ったことがないセブパシフィック・ヘビーユーザーが、セブパシフィックを利用するときによく目にする10の「あるある」をご紹介します。
セブパシの旅ってどんなのなのか? 少しでもイメージしていただければ幸いです。

1.チェックインの長蛇の列

チェックインカウンター

これはスゴイっすよ。笑

セブパシフィックはLCCです。LCCはあらゆるコストを徹底的に削ります。チェックインカウンターを開けるコストも削れる限り削ります。最小限の数しかカウンターを開けません。
このため、セブパシのチェックインカウンターは常に長蛇の列です。

30分並ぶとかスーパー傷が浅い方です。1時間とかザラです。
しかもカウンターを最小限しか開けないのはフィリピン国内だけではありません。海外の空港でもギリギリの数しか開けないんです。コストカットの鬼です!

関空、上海、ジャカルタなどなど、いろんな空港でセブパシフィックにチェックインしてきましたが、どこでもスーパー行列です。
関空だったか上海だったか忘れましたが、最高で2時間弱並んだことがあります。
セブパシ=行列」です。笑

2.搭乗口がしょっちゅう変わる

ゲート

マニラ空港の場合、2分の1くらいの確率ですかね。笑
110番ゲートから搭乗と言われて待ってたら、搭乗開始15分くらい前に「115番ゲートに変更ポ~♪」って放送があって、みんなぞろぞろ移動していく。マニラ空港ターミナル3の日常風景です。
乗客も慣れているのでまったく混乱は起こりません。苦笑

3.遅れても誰も文句を言わない

遅れ

セブパシフィックに限ったことではないのですが、LCCはよく遅れます。「遅れる代わりに安い」くらいに思っておいたほうが良いです。
しかも、派手に遅れます。2時間遅れとかちょろいもんです。

で、遅れるってアナウンスがあってもセブパシユーザーのフィリピン人たちは微動だにしません。平然としています。最初っから遅れると思ってますから。
それ以前の問題として、フィリピンの人たちってみなさんすごくのんびりしてます。急いでるフィリピン人って見たことないなぁ。笑

遅れのアナウンスが流れると、日本だとみんな携帯を出して連絡をしたり、中国だとイラツイた乗客がチェックインカウンターを破壊したりするのですが。
フィリピン、特にセブパシフィックでは誰一人として文句も言わず、平然と時が経つのを待ちます。

4.みんなサンダル

サンダル

乗客の90%以上はサンダル履きです。おしゃれなサンダルではなくビーサンです。
しかも思いっきり履き込まれたビーサンです。普段、近所のスーパーに買物に行く時に履いてるのと絶対同じビーサンです。笑

なにせセブパシフィックは庶民の航空会社です。フィリピン航空の高いチケットを買えない貧乏人(僕も!笑)が乗るのがセブパシです。
なのでみんな、サンダルをペッタンペッタン言わせながら機内に乗り込んでいきます。

5.ギャレーがうるさい

セブパシのCA

フィリピン人はおしゃべり好きですし、日本人ほど静寂好きではありません。なので機内は騒々しいです。
そして騒々しいのは客室だけではありません。機内食の準備などをする機内最後尾のギャレーも騒がしい。くっちゃべってるのはセブパシのCAさんです。笑

ピーチとか日本のLCCでもギャレーでにぎやかに話してるCAさんがいますが、セブパシはその比じゃないです。騒々しいですよ~

6.機内でカップ麺

カップ麺

そうなんです。機内販売でカップ麺を売ってるんです。
もちろんおみやげ用ではありません。買ったその場でCAさんがお湯を入れてくれ、3分経つと食べごろになります。笑

セブパシで初めて隣の乗客がカップ麺を頼んだ時は衝撃でした。まさか飛行機に乗っている時にあたりがカップ麺の匂いに包まれるとは。
高度35,000フィートで食べるカップ麺はどんな味なのでしょうか?w

7.寒い

機内

セブパシフィック航空の機内は異常に寒いです。エアコンがガンガンに効いています。
国内線だとせいぜい1時間ちょっとのフライトですので耐えられるのですが、国際線だと4時間くらい飛びますから、ちょっと厳しいです。

なので、セブパシに慣れてる人は長袖のジャンパーを着てきます。ブランケットを自分で持ってくる人もいます。僕もそうしています。
そして乗ったらすぐに、自分の座席と前後の座席のエアコンの吹き出し口を閉めます。そうしないと凍えます!

8.立ち上がる乗客たち

立ち上がり

着陸するとまだシートベルト着用サインが消えていないのに立ち上がって荷物を取り出そうとする人がほぼ毎回います。
そしてCAさんに「座るポ~!」と叱られます。

が、立ち上がった人を見てその前後左右の人も立ち上がり、それがさらに前後に波及し、機内総立ち状態になることが時々あります。
すごいですよね。コンサート会場じゃなくエアバスの機内で総立ちですから。
そんな時はCAさんも ┐(´д`)┌ヤレヤレ って顔をしてあきらめてます。笑

9.踊らないCAさん

セブパシフィック航空といえば、レディガガの「ジャスト・ダンス」に合わせて踊りながら機内安全設備の案内をするのが話題になりました。
今でも「セブパシフィック、踊る」とかでググると「美人スチュワーデスが踊るセブパシフィック!」みたいなサイトが上位表示されるので、それを期待する方もいらっしゃるかもしれませんが。

残念ながら最近セブパシのCAさんは全然踊りません。僕も1回しか見たことないです。
踊らないんですけど、くっちゃべってます。笑

最後に

セブパシフィック

セブパシフィック航空の関係者が見たら怒られそうなことばかり書いちゃいましたが。全部事実です。笑

でもフォローするわけではないのですが、セブパシフィックは頑張ってます。
フィリピンは7,000の島々からなる島嶼国家です。その島々を結ぶ路線に以前は割高運賃のフィリピン航空しか運行してなかったのに、セブパシが参入することでフィリピンの庶民も飛行機を利用できるようになりました。

また、フィリピンはGDPの10%を海外での労働者からの送金で稼ぐ出稼ぎ大国です。
そして、香港やマレーシアなどフィリピン人の出稼ぎ先の国にセブパシフィックが就航することで、今までは3年に1度しか帰国できなかった出稼ぎ労働者が、毎年クリスマスを家族と過ごせるようになりました。

日本人の感覚では突っ込みどころ満載のセブパシなんですが、今日もフィリピンの庶民を乗せてがんばって飛んでいます。
そんなセブパシを応援してあげてください。そしてみなさんも是非、セブパシの旅を経験してみてください!