はじめに

NAIA Terminal3

フィリピンの首都マニラの空の玄関口ニノイ・アキノ国際空港、通称「NAIA」。
この空港には「世界のワースト空港ランキング」常連のターミナル1の他、合わせて4つのターミナルがあります。

その中で格安航空会社(LCC)のセブパシフィック航空が利用するのがターミナル3です。
ターミナル3はNAIAの中で最も新しくできたターミナルで、建設は日本の竹中工務店が担当しました。
貧乏トラベラー御用達のLCCが、一番新しくてきれいなターミナル3を使っています!笑

今年3月にセブパシフィック航空が従来の関空線に加えて、成田・中部-マニラ線を開設。さらに福岡や札幌への就航も狙っています。
今後、セブパシフィック航空でマニラに行く日本人が増えるに伴って、NAIAターミナル3を使う機会も増えることでしょう。
今回はセブパシフィック航空のヘビーユーザーが、このターミナル3を快適に使う8つのノウハウをご紹介します!

1.両替は外に出てから

両替

フィリピンでは日本円は使えませんのでフィリピン・ペソに両替する必要があります。
両替所は飛行機を降りてスーツケースなど機内預け荷物を受け取って、外に出る直前のところにあります。ですが、ここの両替レートはあまり良くありません。
荷物を受け取って外に出た真正面のところにある両替所を利用しましょう。こちらのほうがレートが良いです。

2.タクシーは出発フロアで乗る

タクシー

マニラ市内にタクシーで移動する場合ですが、ターミナル3の外に出たところに黄色いエアポートタクシーが停まっています。
しかし、これがものすごく高いです。普通のタクシーの2~3倍は平気で取られます。
では、普通のタクシーに乗るにはどうすれば良いのか? 3階の出発フロアに移動してください。

機内預け荷物を受け取って外に出たら、ターミナルビル内を右手に進みます。そしてエスカレーターで3階に上がります。
3階に上がったら180度回転して進み、ターミナルビルの外に出てください。
出発するために空港に来た客を降ろしたタクシーが客待ちで並んでいます。ここのタクシーであれば普通の料金で乗ることができます。

3.WiFiが使えない時

NAIAのWiFi

ニノイ・アキノ国際空港のターミナル3では無料のWiFiが利用できます。パソコンの他、スマホやタブレット端末でもネット接続が可能です。
ですが、上手く接続できなかったり、すぐに切れたりということがよくあります。その場合の対処法です。

1つはネット接続ができるカフェの利用です。
ターミナル3の1階と4階にはWiFi接続できるカフェが何件かあります。ここに入ればネット接続ができます。

もう一つの方法は現地のSIMカードを買ってモバイルネットを利用するという方法です。
機内預け荷物を受け取って外に出たところの正面右手に、フィリピンの携帯電話会社のSIMカードを売っているブースがあります。
SIMフリーのスマホを持っていれば、接続の設定などすべてやってくれます。安いプランであれば1,000円程度です。

4.エレベーターは右奥と左奥

エスカレーター

ターミナル3は4階建てです。1階が到着フロア、2階が祈祷室や事務所など、3階が出発フロア、4階はフードコートと商業ゾーンです。

フロアごとの移動のためにエスカレーターが設置されているのですが、なんと上りだけで下りはありません。
小さなかばん1つならばともかく、重いスーツケースを持って階段で移動するのは大変ですよね。このため、カートを使う人などのためにエレベーターが設置されています。

エレベーターは2機です。ターミナル3に入って右奥と左奥に1機ずつあります。右奥のエレベーターは混み合いますので、待つのが嫌な人には左奥のエレベーターがオススメです。

5.コンセントは左奥

コンセント

ターミナル3に着いてチェックインを待つ間にスマホの充電をしようと思い、周りをキョロキョロ。コンセントはあるんだけど全部使われてる。(T_T)

そんな時は、外から入って左手奥に進んでください。CHARGING STATIONと書かれた場所があり、ここにコンセントが100個近くあります♪

6.寝たらダメ!

ターミナル3

セブパシフィック航空の飛行機が大阪、名古屋からマニラに到着するのは深夜12時前後。そのまま空港で待って、翌朝の国内線に乗り継ぐという人もいることでしょう。
ターミナル内3の中にはたくさんのベンチが並んでおり、ベンチで横になって寝ている人もいます。ですが、これはおすすめしません。

どんな国でも首都の空港というのはセキュリティレベルが非常に高いです。マニラ空港のターミナル3でも入り口で所持品の検査などが行われます。
また、3階の出発フロアには搭乗券か予約表を持った乗客しか基本的に入れません。

しかし、1階の到着フロアは到着客を出迎えに来る人がいるため、危険物を持っていなければ誰でも入れます。
そして、エレベーターのところで紹介した通り、1階から3階へは簡単に移動できます。つまり、危険物を持っていなければ誰でも3階の出発フロアに入れるのです。
このため、置き引き狙いの犯罪者がターミナル内に入り、寝ている人が財布やパスポートなどを盗まれるといった被害がよく起こっています。

スーツケースを鎖でベンチにくくりつけるとか、ネットで調べればいろいろ対策方法が書かれていますが。
彼らも犯罪で生計を立てていますので、自分と家族の生活を守るために必死になって対抗策を考えてきます。
数時間の我慢ですので、寝ずに朝まで待つことをおすすめします。

7.節約派はコンビニを

コンビニ

ターミナル3内でお腹が空いた時。4階にフードコートがあり、フィリピン料理から日本料理、中華料理まで、様々な飲食店があります。
ですが、空港の飲食店が割高なのは日本もフィリピンも同じです。日本に比べるとはるかに安いのですが、マニラ市内で食べるのに比べると割高です。

とことんまで節約したい、ちょっとでも安く済ませたいという人にはコンビニエンスストアがオススメです。
ターミナル3の4階にはセブンイレブンとミニストップがあり、店内で販売しているお弁当を温めてもらって、店頭のベンチで食べることができます。
お弁当は100円くらいからあります。味は微妙だったりしますが。(^^ゞ

8.チェックインは早めに並ぶ

チェックイン

ターミナル3からセブパシフィック航空を利用する場合の最大のアドバイス。それは早めにチェックインカウンターに並ぶことです。

ご存知の通りセブパシフィック航空はLCCです。LCCはあらゆるところでコストカットします。カットできるコストはすべてカットします。
チェックインカウンターもそうです。最低限の数しかカウンターを開きません。
このため、セブパシフィック航空のチェックインカウンターはいつも乗客で長蛇の列です。チェックインのために1時間並ぶのは日常の光景です。苦笑

ですので、チェックインが始まる最低でも30分前、できれば1時間前にはカウンターに並んでおいた方が良いです。
とにかくセブパシフィック航空は並ばせます。平気な顔をして並ばせます。思いっきり並ばせてコストカットします。そこまでするから安いんですけど。
ターミナル3では早めにチェックインしてください。

最後に

ターミナル3

以上、ターミナル3を快適に使う8つのノウハウをご紹介しました。
ターミナル3は最新のターミナルですので、ニノイ・アキノ国際空港の他の3つのターミナルに比べればはるかにきれいで使い勝手が良いです。

しかし、そうは言っても途上国フィリピンの空港。日本の空港のようにはいきません。
今回ご紹介したノウハウを使って、ぜひターミナル3で快適に過ごしてください!