はじめに

発展途上国

東南アジアなどの発展途上国や新興国に旅行に行って、スリや盗難の被害に遭ったという話をよく聞きますよね。
これからそういった国に旅行に行く予定なので心配、という方もいらっしゃるのでは?

一昔前の日本がそうであったように、今の途上国には多くのスリや窃盗犯などがいます。
彼らから身を守る上で最も大切なことは、盗難などの被害があるのが普通の国に行くのだという意識を持つことです。
被害に遭った人の多くが警戒心を忘れ日本と同じような無防備な振る舞いをしています。お気の毒ではありますが、盗られて当然、自業自得です。

では、警戒心を持った上で具体的にはどのような行動を取れば良いのか? スリや盗難の被害を防ぐ9つの技術を紹介します。
ものすごく基本的なことばかりですが、現地に行くと意外とおろそかにしがちです。これから途上国に行く方は、ぜひ一度しっかりチェックして実践してください。

1.持たない

財布

財布を絶対にスられない方法があります。それは財布を持たないことです。
何を言ってるんだ!と思うかもしれませんが、僕はそれを実践しています。過去10年ほど日本以外の国では財布を持ち歩いたことは一度もありません。

持っているから盗られる。持っていなければ盗られない
当たり前のことなんですが、実はこれが一番効果があるんです。盗られて困るものは持ち歩かない。これに尽きます。

特に財布を盗られるとダメージが大きいですよね。多くの人が財布の中に現金以外のいろいろなものを入れています。
クレジットカードとかポイントカードとか病院の診察券とか免許証とか。

財布を盗られるとそれらすべてが一瞬になくなってしまいます。
そして、カード会社に連絡したり、帰国後に免許証を再発行してもらったり、それまでは無免許で捕まらないかビクビクしながら車を運転したり。

そんな目に遭うくらいならば、すべて日本に置いておきましょう。現金だけポケットに裸で突っ込んで、それ以外は一切持っていかない。
盗られて困るものを盗られるリスクのある国に持ち込まない。それが一番です。

2.クレジットカードは持っていかない

クレジットカード

クレジットカードを盗られるとカード会社への連絡や警察への届け出などで半日から1日はつぶれます。せっかくの海外旅行なのにもったいない!

そもそも途上国ではクレジットカードを使える場所が多くありません。また、支払金額以上に引き落とされるなどカード詐欺も頻発しています。また、どの国も物価が安いですから大きな金額を使う機会がありません。

つまり、持って行くと大きなリスクが発生し、その割りには役に立たない、なくても済むということです。
だったら日本に置いておきましょう。

3.事前に払っておく

事前払い

盗られて困るものは持っていかないと言っても、さすがに現金を持っていかないわけには行きませんよね。
持っていくのは仕方ないとしても、持っていく金額はできるだけ減らしましょう。盗られた時のダメージを減らすために。

その方法の一つが事前払いです。例えばアゴダやエクスペディアなどのサイトでホテルを予約する際に、宿泊料は予約時または出発までに支払処理を済ませておきましょう。
そうするだけで持っていくお金を数万円単位で減らせますし、チェックインやチェックアウトの時間短縮にもつながります。

4.後ポケットには何も入れない

後ポケット

スーパー基本中の基本なのですが。お尻のポケットにスマホを入れてたらスられたとか、いまだによく聞きます。
盗られて困るものを入れるのは前ポケットです。しかも、人混みなど盗られそうな場所では前ポケットに手を突っ込み、スマホなどを握りしめておきます。
そこまでするのが途上国では基本です。

5.リュックは前で抱える

リュック

これも基本中の基本ですよね。リュックを背負って写真を撮っているすきに、リュックの中身をスられたとかよくあるパターンです。
また、口の広いショルダーバックを肩にかけていたら、後から近づいてきたスリに中身を盗られたというのも多いです。
とにかくかばん類は前に抱えるようにしてください。

6.壁側を歩く

壁側

交通事故に遭わないためではありません。
壁側を歩き、手提げかばんなどは壁側の手で持ちます。壁と自分の体でかばんを挟み込む形です。こうすることでスリなどに自分が警戒していることを示すことができます。

7.タクシーに乗ったらロックする

タクシー

途上国では信号待ちのタクシーのドアを開けて乗客の持ち物を奪うという、なかなか強引な窃盗犯がいます。
ですので、タクシーに乗ったらすぐに内側からロックをかけましょう。窓を開けるなどもっての外です。

8.裏通りに入らない

裏通り

君子危うきに近寄らずです。軽はずみな好奇心が命取りになります。
また、夜間に出歩かないようにしましょう。特に人通りの少ない場所での夜間の行動は絶対に避けましょう。
金品を奪われるだけならまだラッキー、命を奪われることもあります。

9.子供の集団に注意

子供

小さな子供たちが何人も駆け寄ってきて、かわいいなぁと思って相手をし、ふと気付くと財布とスマホがなくなっていた。これもよくありますよね。
ターゲットの気を引く役、手を掴んでおく役、ポケットから物を盗る役、ちゃんと役割分担もできています。
彼らはかわいい子供ではありません。一家の家計を助けるプロのスリです。十分に注意してください。

最後に

スリ

今回ご紹介した9つの技術。どれも基本的なもので目新しい発見はなかったと思います。
しかし、知っていると実行するは別です。知っていたけど旅先でつい気が緩んで実行しなかった。それでスリ被害に遭ったというのがほとんどの人のパターンです。

東南アジアではスリや窃盗のリスクがあるのが普通です。ですがちょっとした注意と心がけで被害から逃れることができます。
9つの基本技術をしっかり実行に移し、途上国の旅を楽しんでください!