東南アジアLCC旅行で本当に役立つ6つの必須アイテム

東南アジア

はじめに

東南アジア

タイの政治混乱などはありますが、それでも観光地として人気が高い東南アジア。僕もこの1年でベトナム、マレーシア、インドネシア、カンボジアを旅しました。

東南アジアの旅行で嬉しいのは格安航空会社(LCC)が発達していることです。最大手のエアアジアを始め、タイのノックエア、インドネシアのライオン・エア、フィリピンのセブパシフィックなど多くの国にLCCがあります。
また、エアアジアとセブパシフィックはそれぞれマレーシア航空とフィリピン航空を抜いて、国内最大の航空会社となっています。LCCがまだ普及過程の日本とは大きな違いです。

そんなLCCを使ってお得な旅を楽しめる東南アジア。ですが、安いLCCを使っての旅ゆえに工夫も必要ですよね。
そこで、東南アジアでLCCを使って旅をする際に本当に役立つ6つのアイテムをご紹介したいと思います。
あなたの旅の参考にしてください!

1.レジ袋

レジ袋

いきなり何を言い出すんだろうと思うでしょうけど。(^^ゞ
LCCは荷物の重量オーバーに厳しいです。特にスーツケースなど機内預けの荷物は必ず重量がチェックされ、オーバーしていると追加料金を請求されることが少なくありません。しかもこの追加料金が高い!
そんな時に役に立つのがレジ袋です。

例えば2kgオーバーしていた場合。その場でスーツケースを開いて2kg分の荷物を取り出しレジ袋に入れます。これで機内預け荷物の重量オーバーは解決です。
では、レジ袋に移した分も含めて機内持ち込み荷物は大丈夫なのか?
もちろんLCCでは機内持ち込み荷物にも重量制限があります。ですが経験上、機内持ち込みの荷物はあまりチェックされないことが多いです。

あくまでも経験上ですので絶対大丈夫と保証はしません。ですが、LCCのチェックインカウンターでこういった荷物の詰替えをしている光景はよく見ます。
そして持ち込み荷物がその分増えたことはチェックインカウンターのスタッフもあえて突っ込まずにスルーさせています。

重量内に収めることが最優先なんですけどね。おみやげなどでついつい荷物が増えちゃうとかありがちですし、レジ袋1枚とかかさばるものでもないですし。
ぜひ荷物の中に1枚入れておいてください。

2.時間つぶしのネタ

本

LCCはけっこう遅れます。それも数時間単位で。そして別便への振り替えとかしてくれません。
そもそもLCCだけでなく普通のレガシーキャリアでも、旅行約款には「目的地への輸送を保証する」としか書かれていません。つまり、出発時刻、到着時刻までは保証しないということです。

高めに料金を取っているレガシーキャリアであれば、サービスの一環として早い便や他社便に振り替えてくれます。
ですが、ぎりぎり最低限の料金しか取っていないLCCには別便に振り返るコスト的な余裕などありません。なので遅れても何もしてくれない、と言うより、何もできないのです。

LCCを利用する以上、遅れて待たされる可能性を想定しておく必要があります。時間通りに飛べばラッキー、大幅に遅れる可能性十二分に有り。その心構えが必要です。
ですので、遅れて待ってる間の時間つぶしのネタは必須アイテムです。

文庫本でも良いですし、ゲームや映画をノートパソコンに入れておくのでも良いでしょう。数時間は楽勝でつぶせるネタを用意しておくことをおすすめします。

3.耳栓

耳栓

LCCの機内はうるさいです。レガシーキャリアの機内より明らかにうるさいです。
でもそれは、LCCの機材の壁が薄くてエンジン音がレガシーの機材よりたくさん入ってくるからではありません。乗客がうるさいんです。笑

そもそも東南アジアの人々は日本人ほど静寂を求めません。うるさいのは良くないことだという感覚が日本人のようにはないんです。
もちろん、上流階級の方々やそれなりのステータスの方々はそういったマナーを身に付けているかもしれません。でもそういった層はLCCなんか使いませんからね。
なのでLCCの機内は乗客の話し声でうるさいです。

うるさすぎる乗客をCAさんが注意してくれるなんて期待してもムダです。彼ら自身もうるさいことを問題だと思ってませんから。
セブパシフィックのギャレーなんてCAさんのおしゃべりでどれだけにぎやかか!笑

ですので、機内で静かに過ごしたいという方は耳栓を持参したほうが良いでしょう。ノイズキャンセル機能が付いたイヤフォンとか最強かもしれません。

4.長袖のシャツ

長袖

なぜ常夏の東南アジアに行くのに長袖のシャツが必要なのか?
飛行機の機内で寒いなぁ、と感じた時。レガシーキャリアであればCAさんに言えばブランケットを持ってきてくれます。
LCCの機内でも言えば持ってきてくれます。ただし、請求書と一緒に。笑

レガシーと違ってLCCの機内では空気以外はすべて有料ですからね。ブランケットを無料で貸してくれるなんてあり得ません。
ですのでよほど寒さに強いのならば話は別ですが、薄いブランケットか長袖のシャツを持って行くことをおすすめします。

また、マレーシアやフィリピンでは長距離バスの車内が冷房の効きすぎで異常に寒い時があります。特にフィリピンはその確率が高いです。
ですのでバスで長距離移動する場合も長袖のシャツを持っていったほうが良いでしょう。

5.SIMフリーのスマホ

スマホ

LCCを使って東南アジアを旅行するような人が高いホテルなんて泊まりませんよね。笑
ゲストハウスだったり、一泊2,000円程度の安ホテルを利用することが多いと思います。
そういったホテルでよくあるトラブルがインターネット接続です。激重だったり全然つながらなかったり。

多くの場合その原因はモデムにあります。モデムとはWiFiの電波を飛ばす機械です。
安いホテルだとモデムが1フロアに1つしかなかったりします。当然モデムから遠い部屋では電波が弱かったり届かなかったりするわけです。
また、1つのモデムでさばける電波の量には限りがありますので、夜になって他の宿泊客もネット接続を始めると、一気に速度が落ちたりします。

これはハードの問題ですのでどうにもなりません。今から電器屋行ってモデム買ってこい!なんて無理でしょ?笑
なのでこういう状況に遭遇したらホテルのWiFiを使うことは諦めるほかありません。どうしようもないんですから。

そこで役に立つのがSIMフリーのスマホです。現地の携帯会社のSIMカードを買って、モバイルインターネットを利用しよう、ということです。
テザリングができる機種であれば、スマホ経由でノートパソコンからネットに接続できますよね。

東南アジアですので料金は安いです。動画とかゲームとかは別として、普通にネットサーフィンしたりメールのやり取りをしたりといった使い方であれば、1週間1,000円もかかりません
SIMカードは空港でも購入できますし、ホテルのフロントに聞けば、どこで買えるか、どの携帯会社がおすすめか、どんなプランがあるかなど詳しく教えてくれます。

東南アジアの安宿では必ずネットの問題が起こります。また、インドネシアだろうとカンボジアだろうと首都の空港であれば無料のWiFiが飛んでいるのですが、上手く接続できないこともよくあります。
ですので僕はその国に着いた当日にまずSIMカードを買うようにしています。

6.二股コンセント

二股コンセント

正式な名前は知りませんが、要はコレのことです。(^^ゞ
ノートパソコンを使いながらスマホとデジカメの充電をしたいんだけど、コンセントが2つしかない。安いホテルに泊まるとこういうことがありがちです。
また、空港でコンセントを見つけたのは良いんだけど、他の人が使っているという時、これがあれば自分も使わせてくれって言いやすいですよね。

コンセントの形状が違うのでコンセントアダプターを持って行くというのはガイドブック等によく書かれているのですが。二股コンセントも超オススメです。

最後に

エアアジア

少しは参考になりましたでしょうか?
LCCの旅って安さばかりがクローズアップされます。でも、安く済ませる以上はそれに伴う不便ってどうしても出てきますよね。
その不便さをアイデアと工夫でクリアする。そこがLCCトラベラーの腕の見せどころです。

今回ご紹介した6つのアイテム以外にも、役立つアイテムや工夫がきっとあると思います。
みなさんも知恵を絞って、LCCの旅を上手に楽しんでください!


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