機内手荷物が7kgに収まらない場合は？

【質問】香港エクスプレスに乗るのですが、機内に持ち込める手荷物は7kgまでですよね。でも、お金を払ってチェックインのときに預ける荷物を作りたくないので、どうしても10kgくらいになってしまいそうです。こういう場合ってどうなるのでしょうか？

【回答】香港エクスプレスは機内持ち込みはチェックが甘いので大丈夫！みたいな書き込みがネットでは多いのですが、それはいささか無責任ですので、チェックされてアウトになった場合を説明します。

機内に持ち込むことができる手荷物の重量は7kgまでです。これを超える手荷物は持ち込むことができず、チェックインカウンターで受託手荷物として預け入れることになります。

香港エクスプレスでは受託手荷物料金は申し込むのが早いほど安く、直前になるほど高くなります。搭乗当日に7kgオーバーが発覚しその場で受託手荷物を申し込むのですから、最も高い空港で申し込む場合の受託手荷物料金が適用されます。

重量

香港発

日本発

20kg

390香港ドル

5,900円

25kg

590香港ドル

9,200円

30kg

600香港ドル

9,400円

今回のケースですと10kgくらいですので、20kgまでの料金が適用されます。日本の空港出発ですと5,900円です。

ネット上で香港エクスプレスは甘々だから大丈夫とか書いている人が目立ちますが。甘々のはずの航空会社に抜き打ちチェックをされたり、運悪く新人のOJTで厳格運用だったり、それに対して他の乗客と一緒に猛抗議をして押し切ったり、いろいろ経験してきた者から言わせれば、甘々と書いている人たちのほうがよほど甘々で無責任です。

何が起こるか分からないのがLCCであり、お客様は神様でも何でもない一般ピープルで、同意した運送約款に従うことを指示命令されるのがLCCです。根拠のない期待を当てにするのではなく、何とかして7kgに収める努力をすることをおすすめします。