チェジュ航空完全ガイド

座席の種類とクラス

チェジュ航空の座席について説明します。

チェジュ航空の座席

チェジュ航空の座席はエコノミークラスのみです。ビジネスクラスなどはありません。最前列と非常口横の座席は足元が広く(最大31インチ)なっていますが、それ以外はまったく同じで、受けられるサービスの内容にも違いはありません。

座席は全部で189席です。同じボーイング737-800型機をエコノミークラスのみで使う全日空、スカイマーク、ソラシドエアは174~177席ですので、チェジュ航空は12席=2列多くなっています。このため、全日空などに比べて前席との間隔は狭い(29インチ)です。

チェジュ航空の座席には映画などを見られるモニタ画面や、音楽を楽しめるヘッドフォンなどは付いていません。また、14列目と32列目の座席はリクライニングができません。

非常口横の座席

非常口横の座席は足元が広く快適です。しかし、この座席を使う乗客は、緊急時に客室乗務員の指示に従って乗客の避難を誘導しなければなりません。

このため、以下のいずれか一つに該当する乗客は、この座席を利用することはできません。

  • 英語または韓国語での乗務員の指示を理解できない。
  • 他の乗客に必要な情報を的確に伝えることができない。
  • 体力的な問題や四肢の障害のため、乗務員の指示を十分に実行できない。
  • 幼児、小児を同伴しているなどのため、乗務員の指示を十分に実行できない。
  • 15歳未満の少年、高齢者、妊婦などであるため、乗務員の指示を十分に実行できない。
  • 一般的な補聴器以外の聴力補助装置を必要とする。
  • コンタクトレンズまたはメガネ以外の視力補助装置を必要とする。

非常口横座席を予約した乗客は、空港でチェックイン時に上記に該当をしないかの確認を受け、該当する項目がある場合は別の座席に変更となります。

この確認作業があるため、当該乗客はウェブチェックインを利用することはできません。

座席指定料金

チェジュ航空では座席の予約指定は有料です。そして、どの座席かによって指定料金も異なります。

座席配置

座席は最前列と非常口横の足元の広い座席と、それ以外の一般席とに分かれます。指定料金が一番高いのは足元の広い座席です。そして一般席も機内前方からA、B、Cの3つのエリアに分かれ、入口から一番遠いCエリアが最も安いです。

日本-韓国線の場合、座席指定料金は1人片道あたり下の表の通りです。

座席
指定料金
最前列・非常口
1,500円
Aエリア
1,000円
Bエリア
500円
Cエリア
200円

なお、座席指定は強制ではありません。指定をしなければ指定料金を支払う必要はありません。

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