ピーチ航空完全ガイド

保安検査と搭乗

保安検査と搭乗のルールと注意点などについて説明します。

保安検査

乗客が危険物などを持っていないかを調べるのが保安検査です。

締め切り時間

ピーチ航空では出発の何分前までに保安検査を受け終わらなければならないか、締め切り時間を決めています。具体的には以下の通りです。

国内線

関西空港と那覇空港は出発時刻の20分前まで、それ以外の空港は25分前までです。

国際線

関西空港は出発時刻の30分前まで、それ以外の空港については締め切り時間は決められていません。

機内に持ち込めないもの

飛行機の機内に持ち込めない、持ち込みに制限がある主なものは以下の通りです。これらのものを所持していた場合、保安検査場で破棄することになります。詳しくは機内持込・お預け手荷物における危険物について(国土交通省)を参照してください。

  • スプレー式の化粧品、ヘアケア用品、医薬品、医薬部外品…持ち込み量に制限あり
  • 引火性ガス、毒性ガスを含むスプレー…不可
  • マッチ、ライター…いずれか1個まで、ターボライターなどは不可(中国大陸出発便はすべて不可)
  • 電子タバコ、加熱式タバコ…持ち込めるが機内での使用は不可
  • ライターオイル…不可
  • 花火、爆竹、火薬類…不可
  • ペンキ、殺虫剤、燃料などの液体物…不可
  • 酒類…アルコール度数により制限あり(保安検査後に免税店で購入したものは可)
  • ナイフ、カッター、凶器…不可
  • はさみ…先端が尖っておらず刃体が6cm以下のもの、化粧用はさみ、ソーイングセットのはさみに限り可
  • カミソリ…T字型カミソリ、電動カミソリ、眉毛用など小さなものに限り可
  • アイスピックなど先端が尖ったもの…不可
  • 工具…一部種類の15cm以下のものに限り可
  • ゴルフクラブ、バット…不可
  • 三脚、釣り竿…縮んだ状態で60cm以下のものに限り可

搭乗

締め切り時間

ピーチ航空では搭乗の締め切り時間が以下のように決められています。

国内線

関西空港と那覇空港では保安検査後に搭乗待合室で待ち、搭乗の指示が出たら搭乗します。このため、両空港では搭乗締め切りの時間は決まっていません。それ以外の空港では出発時刻の20分前です。

国際線

海外を含む全ての空港で出発時刻の30分前です。

締め切り時間を過ぎた場合

締め切り時間を過ぎると搭乗できません。まだ搭乗中の人がいても、まだ飛行機が停まっていても、時間を過ぎると搭乗ゲートが閉められ搭乗できなくなります。遅れたのは本人の責任ですので、次の便への振り替えや運賃の払戻しなどは一切行われません。

また、ピーチ航空は遅れた乗客を待ちません。放送で呼び出したり探しに行ったりもしません。そのまま置き去りにして出発します。ネットで検索すれば分かりますが、実際に遅れを理由に搭乗を拒否されたり、置き去りにされた乗客が多数出ています。

遅れた原因としては次のようなものが多いです。こうならないように注意しましょう。

  • そもそも空港にギリギリに到着する予定を組んでいた → 早朝の列車でギリギリになるのなら、前日の夜から泊まり込めば済む話
  • 20分前に行けば良いと思ってギリギリまで買い物をしていた → 国内線は30分前、国際線は40分前までに搭乗口に来て待機すべき
  • 保安検査後に食事をしに行ったら店が混んでいて、注文したものが出てくるのに時間がかかった → 混んでいるのに間に合うことを期待する考えが甘い
  • 違う搭乗口に行ってしまった、場所が分からなかった → 保安検査が終わったら免税品店に行く前にまず搭乗口に実際に行って、場所が間違っていないか確認すべき
  • 搭乗口まで時間がかかった → 事前に実際に行って場所を確認しておけば済んだ話

機内持ち込み手荷物

機内に持ち込める手荷物は2個までで、重量は合わせて10kgまでです。個数、重量には空港の売店や免税品店で購入したものも含まれます。オーバーしたものは機内に持ち込めず、破棄するか追加料金を払って機内に預け入れる必要があります。(参考:機内持ち込み手荷物

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