紅白歌合戦は時代遅れ|その原因と対策

昨夜の紅白歌合戦。

みなさんはご覧になりましたでしょうか?

僕はチャンネル変えながら時々のぞいてましたが、10分を超えて見ることはありませんでした。

紅白をもはやオワコンだ

見るのがけっこうというか、かなりキツかったです。

だって、知らない人ばっかり出てくる。ジジイですから、僕。

かと言って、演歌を聞きたいとも思わないし。

イエモンは見たかった。けど、出てくるまで待つのも面倒だし。

その時、気付いたんです。紅白はもうオワコンだって。

紅白歌合戦は大家族時代の遺物だ

かつての紅白は家族みんなで見るものでした。

だから、ピンクレディー、キャンディーズと、布施明、沢田研二と、三波春夫、フランク永井がいっしょに出てこなくちゃいけなかった。

三世代すべてが楽しめる番組。

それが紅白歌合戦に求められたものでした。

紅白歌合戦はみんなに我慢を強いていた

けどそれは逆に言うと、みんなに我慢を強いる内容だった。

ピンクレディーを楽しみにする子供が、三波春夫のチャンチキおけさを聞かされる。

フランク永井のあとに出てきたジュリーを見て、何だチャラチャラしてと、ジジイがしかめっ面をする。

でも、それでも良かった。

100%満たされることはなく、我慢があるのが普通の時代でしたから。

みんなで少しずつ我慢しあう。

紅白歌合戦はそれが許された時代の超優良コンテンツだったのです。

家族で紅白を見る時代は終わった

ところが、そんな貧しい時代は過ぎ去った。

子供部屋にテレビが有るようになり、インターネットやスマホなど、娯楽が多様化した。

家族みんなで紅白を見て、お付き合いでシクラメンのかほりやペッパー警部を聞かされる必要がなくなった。

もはや三世代で紅白を見る時代ではなくなった。

紅白歌合戦の低迷の根本的な原因はここにあります。

民放各局はターゲットを絞った

この環境の変化は民放にとっても同じです。

そして民放はいち早く三世代に見てもらうことを諦めました。

ガキ使、格闘技、世代を絞った番組を作るようになった。

ではNHKはそれができるか?

全世代から視聴料をもらってますから、やっぱりきびしいですよね。

では、NHKの年末の番組はどうすれば良いのか?

ジジイなりに3つの案を出してみます。

今年のニュース総復習

ゲス不倫、バングラディシュ銃撃事件、熊本地震、リオ五輪。

1月から順に大きな事件を振り返る。

かなり地味な番組かもしれませんが、数少ない三世代共通コンテンツです。

格闘技よりは視聴率が取れるかも?

普段見れない番組の集中再放送

毎日残業続きで、土日は昼まで寝ている。

そんな社会人が普段見れない番組ってありますよね。

ピタゴラスイッチ、ダーウィンが来た、ためしてガッテン。

これらを一挙再放送ってどうでしょう?

ピタゴラだったら僕は2時間ぶっ通しで見れる自信あります!

いつも通り

ガキ使とかうるさいだけだし、格闘技は興味ないし。でもテレビは見たい。

こういう人ってけっこう多くないですか?

年末年始だからって特番とか必要ないよ。

9時からニュースウオッチ9、そのあとクローズアップ現代。

いつも通りで良いから、って人。

実はこれが一番視聴率取れたりして?笑

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