東南アジアの発展途上国から見て日本が不便だと思うところ

東南アジアの発展途上国の地方都市に住む僕から見た日本。

前回の記事では日本のスゴイところを書きました。

東南アジアの発展途上国から見て日本がスゴイと思うところ
東南アジアの発展途上国に住む日本人から見て日本ってスゴイと思うことを紹介します。日本人には当たり前の日常が海外の外国人から見ると驚きだったりします。日本のスゴさに潜む日本人の強みを、しっかり次の世代に引き継ぎましょう。

今回は逆に日本は不便だなと思うところです。

発展途上国から見て先進国が不便なわけないと思うでしょ?

僕も日本に住んでいた時はそう思っていました。

でも実はそうとも限らないんです。

バイクタクシーがない

途上国の地方都市なので、バスなどの公共交通機関がありません。

その代わり、バイクタクシーがそこらじゅうにいます。

手を振ったらこっちに来るので、いつでも好きなところで乗れます。

日本だとバス停や駅までわざわざ歩いて行かないといけない。

しかも、発車時刻が決まっているので、それに合わせないといけない。

バイタクに慣れちゃうと、日本の公共交通機関って超不便です。

公共交通機関が高い

バス代にしても電車代にしてもなんであんなに高いんですか?

ちょっと出かけたらあっという間に千円札が消える。

はっきり言って恐怖です。

東南アジアだと地下鉄に30分乗って、安い昼食代の5分の1くらいかな?

物価対比で考えて、日本の交通機関って鬼のように高いです。

衣料品がたくさん必要

なにせ一年中ずーっと夏ですから。

夏服だけあれば暮らしていけます。

オフィシャルな場に出ないなら上着とかも必要ない。

僕とか365日ずっとTシャツと短パンとビーサンです。笑

日本は四季に合わせて衣料品が必要なので大変です。

衣替えをしないといけない

ずーっと夏ですから。笑

日本だと最低でも年に2回は衣替えをするでしょ。

こたつをしまって扇風機を出すとかもしないといけないし。

四季があるって作業的には面倒ですよね。

賃貸物件に家具が付いていない

こちらはアパートなどは家具が付いています。

冷蔵庫、テレビ、エアコン、ベッド、机、タンス、etc

なので、いちいち買い揃える必要がありません。

引っ越すときも荷物が少ないのでマーベラスに便利です。

日本もせめて単身者向けは、家具付き物件がもっと増えて良いと思います。

携帯電話の契約が不便

まず、ドコモとかは1年とかの長期じゃないと契約できませんよね。

銀行口座かクレジットカードが必要だし。

プリペイドSIMカードの会社もあるにはありますが。

1週間プランだとリチャージできなかったりして不便です。

東南アジアはパスポートだけでプリベイドSIMが買えます。

契約期間の縛りも一切ありません。

プリペイド分を使い切ったあとのリチャージも自由にできます。

大きな国際空港では到着フロアに携帯電話会社が必ずブースを出しています。

そこでスマホを渡したらAPN設定まで全部やってくれるので超便利。

SNSとサイト閲覧くらいなら1週間で千円もかかりません。

携帯の契約は東・東南アジアで日本と北朝鮮が一番遅れてると思います。

細かい決まりが多い

エスカレーターはどっちに並ぶとか、背もたれを倒す時は一声かけるとか。

車がまったく走ってなくても赤信号だったら横断歩道を渡ったらダメとか。

僕も日本にいる時はそれを普通にやってたんです。

でも、そういう面倒な決まりがない国で十数年も暮らすとですね。

たまに日本に帰ってきた時にどれだけ窮屈で面倒くさいか。

もはや日本に適応できないので、死ぬまで日本に帰れないと思います。笑

良いものは取り入れよう

衣料品や衣替えは気候の問題なので別として。

家具付き物件や携帯電話の契約は東南アジアのほうが明らかに便利です。

こういうことって他にもきっとあると思うんです。

僕ら日本人の強みの一つは、外からの吸収と消化です。

古くは中国から、近代以降は欧米から。

日本人は多くのものを吸収して自分のものにし、国を発展させてきました。

これからも相手国を問わず、良いものを取り入れていきたいものです。

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