SBI証券の取引口座と住信SBIネット銀行の預金口座を、一度にセットで開設する方法を説明します。
オンライン系は苦手!という人でも分かるように、丁寧に説明しますね。
パソコンもスマホも同じ流れです。
では、スタートです!
タップできる目次
ネットで最初の手続きをする
1.SBI証券のサイトを開く
まず、右のリンクからSBI証券のサイトを開きます。
2.申し込みページを開く
開いた画面の右側にある「今すぐ口座開設」をクリックリます。
3.本人確認書類の提出方法を選ぶ
3-1.必要な書類
提出方法の前に、必要な書類を説明しますね。次の3つのパターンに分かれます。
3-1-1.マイナンバーカードがある場合
プラスチック製のマイナンバーカードがある場合は、次の2点だけです。
- マイナンバーカードの表面
- マイナンバーカードのウラ面
3-1-2.個人番号通知カードがある場合(その1)
紙製の個人番号通知カードがあって、免許証など顔写真付きの身分証明書がある場合です。まず、下記2点が必要です。
- 個人番号通知カードの表面
- 個人番号通知カードのウラ面
そして、これに加えて以下の中から、どれか1点が必要です。いずれの場合も、変更履歴がある場合はウラ面も必要です。
- 運転免許証
- 写真付き住民基本台帳カード
- 在留カード
- 特別永住者証明書
3-1-3.個人番号通知カードがある場合(その2)
紙製の個人番号通知カードがあるけれど、免許証など顔写真付きの身分証明書がない場合です。まず、下記2点が必要です。
- 個人番号通知カードの表面
- 個人番号通知カードのウラ面
そして、これに加えて以下の中から、どれか2点が必要です。
- 健康保険証
- 年金手帳
- 印鑑登録証明書(発行後6ヶ月以内のもの)
- 住民票の写し(発行後6ヶ月以内のもの)
3-2.提出方法を選ぶ
次の3つがあります。
- 申し込みページでのアップロード
- 郵送
- メール
ネット系が苦手ならば郵送
アップロードってカタカナが出た時点でパスって人は、アナログに郵送でやりましょう。
無理して慣れないことをするより、手堅く安全が一番です。
僕も郵送でやりました(笑)ので、このページでは郵送での方法を説明します。
アップロードでやる場合
ちなみに、アップロードでやる場合は今開いている申し込みページで「WEBアップロード」にチェックを入れます。
すると、すぐ下に次のような画面が現れます。
そして、画面の指示に従って必要な書類をアップロードしていきます。
なお、アップロードの場合も、以下に説明する手続きの大きな流れは同じですので、このまま続けて進めてください。
4.必要項目の入力
氏名など必要項目を入力していきます。
住所で建物名を入力しなかった場合、「泉荘101」というのが表示されて消えません。あとで消えますので無視してOKです。
5.一部項目の選択
選択する項目の説明をしておきます。
5-1.特定口座
株の売買で生じる税金の処理に関係します。
よく分からない?という人は、深く考えず「開設する(源泉徴収あり)」を選びましょう。
もちろん、僕もです。笑
5-2.NISA
税金の非課税枠を使って株や投資信託の売買ができる口座のことです。
SBI証券でNISA口座を開設すると決めている人は、ここで一緒に申し込んでもOKです。
よく分からない、あとで考えて決める、という人は「申し込まない」を選びましょう。
あとからでもできますし、「申し込まない」にしておいた方が書く書類が減ります。
5-3.住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行を使ってSBI証券で投資をすると、主に次のようなメリットがあります。
- 金利が10倍になる
- SBI銀行-SBI証券間の送金手数料が無料
- 株を売買した時の入金、出金の手間が減る
口座開設料も口座維持費も無料なので、開設しておいて損はないと思います。
6.次に進む
「次へ」をクリックして次に進みます。
7.規約等への同意
規約などの内容を確認し、ページの上の方と下の方の合わせて3ヶ所にチェックを入れます。
8.確認へ進む
「確認画面へ」をクリックして確認画面へ進みます。
9.口座開設方法を選ぶ
まず、ページの上の方で入力した内容を確認します。
そしてその下の方で、口座を開設する方法を選びます。次の2つがあります。
- オンライン
- 郵送
9-1.オンライン
次のような流れになります。
- このページでの手続きが終わる
- ユーザーネームとパスワードが発行される
- ログインし職業などの基本情報を入力する
- 数日で本人限定受取郵便が届く
- 本人確認書類を郵送する
- メールで通知が来て完全に完了
ポイントは「本人限定受取郵便」です。これは本人が自宅で受け取らなければなりません。家族に代わりに受け取ってもらうことはできません。
ですので、仕事で家にいないことが多い人は、次の郵送をオススメします。
9-2.郵送
次のような流れになります。
- このページでの手続きが終わる
- 口座開設申込書が普通郵便で届く
- 必要な項目を記入する
- 本人確認書類(3-1参照)と一緒に返送する
- 数日でパスワードなどが書かれた簡易書留が届く
- ログインし職業などの基本情報を入力する
- これで完全に完了
ポイントは申込書が普通郵便で届くことです。つまり、ポストに届きます。また、勤務先など自宅以外の住所に届けることも可能です。
パスワードなどが書かれたハガキが簡易書留で届きますが、簡易書留は家族など本人以外でも受け取れます。
なお、申込書には氏名など4で入力されたものはすでに記載されています。また、返送用の封筒も付いています。
ということで、ここから先は郵送での手続き方法で、引き続き説明します。
画面で「郵送で口座開設」にチェックを入れます。
10.口座開設申込書の送付先を選ぶ
先ほど説明した普通郵便で届く口座開設申込書の送り先を選びます。次の2つです。
10-1.上の方で入力したのと同じ住所
4で入力した自宅住所に届きます。
10-2.他の住所
勤務先など自宅以外の住所に届けることができます。上の図の下にチェックを入れると、画面の下に住所の入力欄が現れます。
ただし、パスワードなどが書かれた簡易書留を勤務先などに届けることはできません。簡易書留が届くのは自宅だけです。他の住所への転送はできません。
11.申し込む
送付先を選んだら画面下の「お名前~」をクリックします。
12.ネットでの手続完了!
これでネット上での申し込み手続きは完了です。申し込んだ内容が表示されますので、印刷して保管しておきましょう。
郵便が届く
わずか数日で口座開設の申込書が届きました。
ほとんどの項目がすでに記入済みで、免許証と個人番号カードと一緒に返送用の封筒に入れて送るだけ。超簡単でした。
このあと、送った資料をもとに審査が行われ、転送不要の簡易書留が送られてきます。
この「転送不要の簡易書留」の注意点を書いておきますね。
配達員から直接受け取る
郵便受けに入れてくれません。必ず手渡しで受け取る必要があります。
ただし、家族など本人以外の同居人でも受け取ることができ、その際の身分証明証の提示などは必要ありません。
転送できない
郵送先は申込みの時に書いた本人の住所だけです。
勤務先等別の住所に転送してもらうことはできません。
留守だった場合
留守中に配達された場合は郵便受けに不在票が入ります。
不在票に連絡先などが書かれていますので、再配達を依頼するか、郵便局に直接受け取りに行きます。
簡易書留が届く
送って3週間後に口座開設完了の案内が簡易書留で届きました。ここから最後の手続きを行います。
1.SBI証券の「初回ログインフォーム」を開きます。
2.送られてきた簡易書留の中に書かれている「ユーザーネーム」と「ログインパスワード」を入力し、その下にある「ログイン」をクリックします。
3.職業などの入力欄が出ますので、ただひたすら延々と入力していきます。まだあんのかよ!と、途中でブチ切れそうになること間違いなしです。笑
4.途中の画面で「信用口座」または「先物・オプション口座」を開設すると、SBI証券のトレーディングツールである「HYPER SBI」を無料で使えるようになります。
HYPER SBIではリアルタイムの板情報などを見ることができます。
実際に信用取引などをしなくても、口座を開設するだけで無料で使えるのでオススメです。
5.下の画面が表示されたら口座開設完了です!
SBI銀行の口座開設
簡易書留が届いたのと同じ日にSBI銀行から口座開設完了のメールが届きました。
さっそく、銀行開設の残りの作業をやってしまいましょう~
1.SBI銀行ではなく、SBI証券のサイトを開きます。
2.SBI証券のIDとパスワードでログインします。
3.画面右側の下の方にある「住信SBIネット銀行」の横の「ログイン」をクリックします。
4.パスワードなどを設定し、画面下の「確定」をクリックします。
注意:ログインパスワードと取引パスワードを同じにすることはできません。
注意:テレフォンバンキング用パスワードは数字だけです。
5.モバイル(ガラケー)サイトを利用する場合は、モバイルログインパスワードなどを登録します。
利用しない場合は空欄のままにして、画面下の「確定」をクリックします。
6.これで初期設定は完了です。「設定完了」をクリックします。
7.SBI銀行サイトが表示されました。これで口座開設の作業はすべて終わりです!
なお、次回からは証券サイト、銀行サイトいずれからでもログインできます。
なお、振り込みなどをする時に必要な「認証番号カード」は、このあと1週間前後で郵便で送られてきます。
ネット証券最大手
SBI証券はネット証券会社の中で最大手で、取引手数料も安いです。
またSBI銀行と連携させると、SBI銀行の普通預金の金利が大手銀行(0.001%)の10倍の0.01%になります。
信用口座か先物口座を開設(開設費、維持費無料)すると、SBI証券のトレーディングツール「HYPER SBI」を無料で使えるなど特典も多いです。
インターネットで株取引をするならば、開設しておくべき証券会社だと思います!
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