当ブログは広告を含みます

グリーンインフラレンディングの募集再開案件がキャンセルになった!

アウトサイダーズレポートの自転車操業記事に端を発したグリーンインフラレンディング(GIL)の一連の騒動。

maneoの発表が明日に迫ったので、何か新しい情報でも出てるかな?とGILのサイトを見に行ったのですが。

トンデモナイことになってました!

この記事の著者
投資家・ブロガー
タロウ

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディング専門の投資家です。
2018年にソシャレン・クラファン投資を始め、これまで400件を超える案件に2億3千万円以上を投資し損失ゼロ。
安全性を最重視した投資情報を発信しています。

案件キャンセル!

騒動が発生しGILの新規案件募集が一旦停止されました。

その後、先週水曜日に募集が再開されたのですが、その募集再開案件の状況表示を見ると、

えっ!?キャンセル!

何が起こったのかと、その募集再開案件「【第1弾】200億円突破記念ローンファンド(第1次募集)」見に行ってみると、

本当にキャンセルになってました。どうなってるんだ?

キャンセルの理由

気になるキャンセルの理由ですが、次のように書かれていました。

事業者Aの都合によりキャンセルとなりました。

事業者Aはエスクローファイナンス(以下、EFI)です。

EFIはGILの親会社であるJCサービスと資本業務提携している貸金業者です。

GILの案件のほとんどは「投資家→GIL→EFI→JCサービス」というお金の動き方になっています。

要はグループ会社間でのお金の動きなんですが、そのEFIの都合でキャンセルって、どういうことなんでしょうか?

この案件は不自然

この募集再開案件ですが、気になる点がいくつかあります。

1,250万円

まず、応募者の1人が1,250万円を投資している点です。騒ぎになっている真っ最中、しかも1週間後にmaneoが発表するというタイミングで、1,250万円も投資するでしょうか?

さらに、これはどなたかがブログかツイッターで指摘されていたのですが、投資した時間帯が不自然です。

募集が開始されたのは先週水曜日の19時20分です。午後7時過ぎですから銀行は営業を停止しています。

募集開始後にGILの口座に振り込むことはできない。ということは、この応募者のGILの口座には、募集が始まる前の時点で1,250万円以上が入っていた、ということです。

そんな大金、騒ぎの渦中のGILの口座に寝かせておくものでしょうか?

なぜ再開した?

そしてそもそもの問題として、GILはなぜ募集を再開したのでしょうか?

事の真偽は別として、疑惑と言うか騒動が起きたのは事実です。

そして、先週月曜日に2つの案件が募集中止となり、火曜日にmaneoが1週間後に調査結果を発表すると公表した。

その翌日に募集再開案件を出したりするでしょうか?普通ならばご迷惑おかけしましたとmaneoに詫びを入れて、maneoが発表するまでおとなしくしておくものだと思うのですが。

しばらく投資は無しだな

自転車疑惑が出てちょっと慌てたのですが、僕は状況を冷静に見て、maneoの発表を待とうと思っていました。

しかしながら、疑惑発生、募集中止、再開案件募集、キャンセルという一連の対応を見て、GILへの信頼度が著しく下がりました

事業の有望性とか案件の良し悪しではなく、こういう対応をしてしまう企業にお金は預けられないなと。

もちろん明日のmaneo発表を見て気が変わるかもしれませんが、今のところGILへの投資は考えられないですね。

投資を検討していた事業者だけに、非常に残念です。

コメント