迷いに迷って投資しました!クラウドバンク/太陽光発電ファンド363号

クラウドバンクの太陽光発電案件に投資しました。

いやぁ、今回は迷いに迷って迷い抜きました。

その理由を説明します!

投資した案件

超迷った末に投資したのはこの案件です!

太陽光発電ファンド第363号

概要は以下の通りです。

タイプ再エネ
今回募集額3,300万円
利回り6.8%
運用期間3ヶ月
担保合同会社の持分他
担保評価額不明
担保順位不明
貸付総額不明
LTV不明

詳細は後ほど説明します。今回はかな~り特殊です。

投資額

迷った割には大金を投じております。苦笑

投資額30万円
利回り6.8%
運用期間3ヶ月
税引前収益5,100円
源泉所得税1,041円
税引後収益4,059円

案件の説明

融資の構図

今回の案件、構図自体はシンプルです。クラウドバンクの図を使って説明します。

左の赤がクラウドバンクです。クラウドバンクは僕たち投資家から集めた資金を、再エネ事業を営む青のAH社に貸し付けます。

AH社はその資金を使ってピンクの取引先企業から、三重県にある太陽光発電所の権利を買い取ります。

そしてAH社は発電所の開発を進め、完成したら第三者に売却し、そのお金でクラウドバンクへの返済、利息の支払いを行います。

ね、シンプルでしょ?

クラウドバンクの合同会社

さて、今回の案件が通常のものと異なる点が2つあります。

1つ目は、ピンクの関連企業がクラウドバンクの関連会社である点です。案件の説明の中では次のように書かれています。

主要な融資先であるAH社は、対象となる太陽光発電所にかかる権利を日本クラウド証券がその持分のすべてを保有する合同会社から取得します。

なんのこっちゃ分かりませんよね?笑

実はクラウドバンクは太陽光発電所や風力発電所の権利を購入、保持しています。安い時に買っておいて、高く買い取ってくれる相手が見つかったら売るという商売です。(今回の案件がまさにそれで、高く買い取ってくれる相手がAH社です。)

その際に、クラウドバンク本体で権利を購入するのではなく、100%出資の合同会社を設立し、その合同会社が権利を購入、保有するという形を採っています。

クラウド証券の子会社

今回は合同会社は、親会社のクラウドバンク社ではなく、子会社の日本クラウド証券の100%子会社となっています。図で表すとこうなります。

資金の融資を受けたAH社はその資金を使って、日本クラウド証券の100%子会社が持つ太陽光発電所の権利を購入する、ということです。

こういった事例は過去にもあります。僕が前回投資した風力発電所案件も同様にクラバン子会社からの権利購入です。

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担保として機能するのか?

問題はここからです。大切な担保のお話、これが2つ目の特異点です。

担保は子会社の持分への質権

クラウドバンクの説明ページでは担保は次のように説明されています。

合同会社持分への質権の設定、土地(所有権)に対する抵当権設定(仮登記)

三重県の山奥の太陽光くらいしか使い道のない土地に担保価値なんてありません。実際に機能する担保は持分です。

つまり、さきほどの図で言うと、クラウド証券が持つ合同会社の株式100%が担保ということです。

最終的にはAH社が責任

また、次のようにも書かれています。

当該太陽光発電所用地の所有権および発電事業に係る権利関係は、林地開発許可の取得後に取引先企業からAH社に譲渡され、また、移転登記や名義の変更が行われます。

恐らく建設予定地の現状が森林なのでしょう。林地開発のOKが出たら、太陽光発電所の権利はクラウド証券子会社からAH社に譲渡されます。そして、

本融資に基づくすべての債務の弁済前に権利が移転した場合、担保として記載した抵当権の設定者および経産省ID・電力会社との系統連系に係る地位の譲渡予約の提供者AH社となります

AH社が借りたお金を返す前に太陽光発電所の権利がAH社に譲渡された場合、抵当権を設定される相手と経産省IDなどを提供する人、つまり、担保を実行を突きつけられるのはAH社だよ、ということです。

太陽光発電所の権利を処分

もう一度、さきほどの図を見てみましょう。

事業が順調に進んで発電所の権利がAH社に渡り、その後でトラブルが起こって返済できなくなった場合、借りた金きっちり耳揃えて返さんかい、おりゃ~!と追い込みをかけられるのはAH社です。

でもですよ、AH社に渡る前にAH社が返済できなくなった場合、2つ上で書いたように設定された担保はクラウド証券が持つ合同会社の持分です。

この場合、クラウド証券が持つ合同会社の株、というか、合同会社そのもの、さらにズバリ言うと、合同会社が持つ太陽光発電所の権利を処分して債権を回収することになります。

クラウドバンクグループの組織

さきほどの図の左の方に、しれっと「クラウドバンクFS」と書き加えております。ここまでクラウドバンクと一緒くたにしてきましたが、実はこれは正確ではありません。

クラウドバンクグループは持株会社のクラウドバンク株式会社の下に3つの子会社がぶら下がっています。

ファンドを組成して僕たち投資家からお金を集めるのが、第一種金融商品取引業者の日本クラウド証券です。

そして、集まったお金を事業者に融資するのが、貸金業者のクラウドバンクフィナンシャルサービス、略してクラウドバンクFSです。

グループ内で担保を処分するのか?

それを理解した上でもう一度、さきほどの図をチェキラベイビー!

発電所の権利がAH社に移る前にトラブルが起こったら、クラバンFSはクラウド証券子会社が持つ発電所の権利を処分して投資家にお金を返すことになります。

同じグループの子会社同士で担保を実行して権利を処分して債権回収って、本当にするのでしょうか?

クラウドバンクは身を切ってくれるのか?

しかも、僕が調べた限りですが、この合同会社が発電所の権利を購入したのは2016年後半です。

そして、クラウドバンクでY社という名前で案件を募集し、投資家から66回に渡って資金を集めリファイナンスを繰り返してきました。

2年越しで温め、それなりに資金を投じてきた発電所の権利がようやく売れる。そんな矢先にAH社がやらかした。投資家の資産を守るために果たして権利を処分してくれるのでしょうか?

クラウドバンクに聞いてみた

で、悩んでいても仕方ないのでクラウドバンクに聞いてみたのですが、イマイチしっくり来る回答は得られませんでした。

でもよく考えたら当たり前ですよね。おたく、ズルいことせずにちゃんと処分して返してくれるんですよね?って聞いてるようなものじゃないですか。笑

いやはや、失礼なことを聞いたものだと今更ながらに反省しております!

この案件に投資した理由

では、なぜ投資したのか?その理由です。

利回りが高い

常々申し上げております通り、ラキバン、グリフラと立て続けに起きた不祥事に危機感を抱いた僕は、安全を重視して投資先をOwnersBookLCレンディングなどの上場企業系の業者に集約を進めています。

でも、上場系は利回りが若干低い。そこで、上場はしてないけれど業界3位の大手で安心感のあるクラウドバンクで少しでも利回りの底上げをしたい

そんなところに6.8%の今回の案件が出てきたので、投資をしようと思いました。

ただ、上述の懸念点がどうしても気になったため、小心者の僕は投資を見合わせていました。

3ヶ月ならば逃げ切れる

ところが、今週に入って状況が変わりました。

SBIは1つの案件で12億円とか募集しますが、クラウドバンクは数千万円の小さな案件に分割して何度も募集を行います。

今回の三重県太陽光発電所案件では、最初は運用期間8ヶ月のものばかりだったのですが、途中から4ヶ月物、5ヶ月物、さらに3ヶ月物が出てきたのです。

現時点までに33案件が募集されましたが、運用期間ごとの募集総額をまとめると以下のようになります。

運用期間募集総額構成比
3ヶ月2億1,400万円20.0%
4ヶ月3億1,850万円29.7%
5ヶ月1億100万円9.4%
8ヶ月4億3,800万円40.9%

最長で8ヶ月運用する案件で、期間の半分にも満たない3ヶ月です。しかも、返済しなければいけないのは融資総額の2割です。

だったら逃げ切れるのではないか?そう考えて投資を決定しました。

守って攻める投資

これが正しい判断だったのか?正直分かりません。答え合わせは3ヶ月後です。

ただ、僕は基本的に攻めの投資スタンスです。と言っても、単純な攻めではありません。

業者選びは徹底的に守りです。グリフラの二の舞は踏みたくない。さきほども紹介しましたが、投資先は上場企業系と大手系の業者に限定します。それ以外は一切やりません。この点で極端に守りです。

その上で、それらの業者の中で攻めのスタンスで投資します。(そう言いながら小心者なので徹底的に調べた挙げ句にビビってるのですがw)

景気が比較的良い今のうちが稼ぎ時です。アグレッシブにいきましょう!

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クラウドバンクに興味をお持ちの方はこちらから→ クラウドバンク(公式サイト)

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