信頼性の高さで今やソシャレン界の盟主の座に就こうとしているSBIソーシャルレンディング。
数少ない欠点の一つであった担保構造の説明方法が改善されました!
これでようやくLTVを正確に把握できるようになりました。よっしゃ!
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新しい募集案件
説明方法が変わったのは、来週月曜日に募集が開始される下記の案件です。
概要は以下の通りです。
今回募集額 | 3億10万円 |
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利回り | 9.0% |
運用期間 | 12ヶ月 |
9.0%ですかぁ。リスクの匂いプンプンプンですねw
今回の案件、募集期間が12月10日10時から13日12時までと短い。
しかも、入金期限が13日12時。募集終了と同時です。
よほど急に資金が必要になったんでしょうね。
僕は不動産バイヤーズは毎回40万円なんですが、今回はちょっと減らします。
11日にPlus24号の募集もありますので。それはさておき…
今までの説明方法
担保構造の説明方法がイマイチと書きました。何がイマイチなのか説明します。
従来の説明図
従来はこんな説明方法でした。
これを見ると、「おっ、LTV79%じゃん。ギリギリ手堅いラインだぞ!」って思っちゃいますよね。
でも違うんです。左の棒グラフの上。担保余力評価総額って書いてるでしょ。これが深さ300mの落とし穴なんです。
担保余力評価総額とは?
SBIの説明を噛み砕いて解説しますと、例えば、
- 担保全体の評価額は6億900万円
- このうち、第1順位で銀行の担保が2億円設定されている
- 銀行分を差し引いた担保の「余力」は4億900万円
- この4億900万円を担保にSBIが3億2,400万円を融資
ってことです。
LTVじゃない!
でも、いまいちピンときませんよね。図で説明しましょう。
担保総額は6億900万円、先順位で銀行が2億円、第2順位でSBIが3億2,400万円を融資するってことです。
ってことはどういうことか?分かりますよね。
LTVは(2億円+3億2,400万円)÷6億900万円=86%です。
79%じゃなくて86%。危険ラインの80%を完全に超えちゃってるんです。
誤解を生む説明方法だった
上に挙げた数字はあくまでも例えばです。また、先順位がなくて本当に79%の場合もあります。
ただ、紛らわしい。図だけ見ると「79%よっしゃ、50万円突っ込むかぁ~?」とか思っちゃうじゃないですか。
なので、このSBIの説明方法は問題だなと常々思っていたんです。
新しい説明方法
それが今回変わりました!
新しい説明図
今回リニューアルされた説明図はこちらです!
変わってへんやん!
そうなんです。説明図は変わってないんですよ。もうね、俺思ったよ。SBIの事務スタッフってほんと仕事せんよね。笑
説明が追加された
その代り、説明図の下に説明文が追加されました。こちらです!
こういうことです。
- 担保の評価総額は11億800万円
- 先順位で銀行の担保が5億2,300万円
- それを差し引いた担保余力が5億8,500万円
- この5億8,500万円を担保にSBIが3億10万円を融資
つまり、LTVは(5億2,300万円+3億10万円)÷11億800万円=75%ということです。
図を見てパッと誤解してしまう51%ではありません。75%です。
SBIソシャレンでLTVを正確に把握することができるようになりました。万歳!
こういう図にしろよ
でもさ、みんな思わん?こういう図にしろよって。
こういう図にしてくれたら、みんな誤解せんで済むのにね。
ま、フットワークが悪いSBIさんが改善してくれただけでも良しとしましょう。ありがとう!
SALLOW氏のお手柄です!
なお、今回の改善は有名ソシャレンブロガーのSALLOW氏のお手柄です。
11月21日の同氏のブログ記事のコメント欄で、この説明方法って分かりにくいっすよね?というやり取りがありました。
それを受けてSALLOW氏が改善の要望をSBIに入れてくださっております。
これがきっと今回の改善につながったのでしょう。SALLOW先輩、謝謝!
ソシャレンもり立てていきましょう!
なんか最近、ガイア全面遅延とかラキバン7割毀損とかろくでもないニュースばかりですが。
個別の事業者の問題=ソシャレン全体の問題、ではないですからね。
こういう厳しい情勢の時ほど、良い業者はより自らを改善していきます。
そういう良い業者を選んでアグレッシブに投資していきましょう!

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