クラウドポートのソーシャルレンディングの新サービスを予想してみた

ネガティブな話題が多かった昨年のソシャレン業界ですが、ポジティブなこともありました。

それは新規業者の参入でして、不動産クラファンのFANTAS fundingCREALなどが新たにサービスを開始しました。

そんな昨年の年の瀬に舞い込んだビッグニュースがクラウドポートのソーシャルレンディング参入です。

どんなサービスをするのか予想してみました!

2019年1月8日追記:これでした!→ Funds(公式サイト)

クラウドポートとは?

まず、クラウドポートについてご説明を。(知ってる方は次へGO!)

クラウドポートはソーシャルレンディングの比較サイトです。

各業者や案件についての情報を網羅しており、どの業者、どの案件に投資すれば良いのかしら?という投資家の悩みを解決するお助けサイトです。

特に力を入れているのが案件検索システムでして、希望する利回りや運用期間などを指定すると、その条件に合った募集中の案件をリストアップしてくれます。

2017年2月にサービスを開始した新興企業です。

新サービス提供を発表

そのクラポーが昨年12月20日に驚きの発表を行いました。

クラウドポート、第二種金融商品取引業登録完了のお知らせ

クラウドポートは、2018年12月14日付で第二種金融商品取引業の登録を完了しましたのでお知らせいたします。

本登録完了を受け、2019年1月より新規サービスの提供を予定しております。

ソーシャルレンディングを運営するのに必要な二種金を登録した。そして1月から新サービスを提供すると突如発表したのです。ビッくらポン!

さらに、12月26日には、

クラウドポート、アドバイザリーボードを創設

投資家の皆様に信頼いただき、価値を感じていただけるサービスを提供するため、各分野で実績のある有識者の知見を経営判断に反映させることを目的として、アドバイザリーボードを創設いたしました。

新サービスをより良いものとするため、伊藤元重東京大学名誉教授ら4名からなるアドバイザリーボードを創設したのです。

降って湧いたクラポーのソシャレン参入。さて、具体的にどんな新サービスを提供するのか?

自他ともに認める投資初心者の僕が大胆に予想してみました!

普通のソシャレンはしない

maneoとかSBIソシャレンとかクラウドバンクみたいな、いわゆる既存の従来型のソーシャルレンディングはやらないと僕は予想します。

以下、(きっと外れてるだろうけどw)その理由を述べます。

理由1:比較サイトを続けるため

もしソシャレンをしたら?

もし、クラポーが従来型のソシャレンを初めたらどうなるでしょうか?

言うまでもなく既存のソシャレン業社は反発するでしょう。

今まで比較サイトで協力してきたのに、いきなり商売敵になる。手のひら返しも甚だしい。

大反発することは間違いありません。

協力を得られなくなる

そうなるとどうなるか?

反発したソシャレン業者がクラポーに情報を提供しなくなる可能性があります。

クラポーが比較サイトを運営できるのは、ソシャレン各社が情報提供するからです。

業者の情報提供があって初めて成り立つのがクラポーの商売。

その情報が提供されなくなると、クラポーの比較サイトが成り立たなくなります。

SBIはすでに離脱

今回の新規参入と関係があるかは不明ですが、すでにSBIソーシャルレンディングはクラポーとの関係を絶っています。

昨年7月11日のクラウドポートのプレスリリースです。

ソーシャルレンディング比較サービス内でのSBIソーシャルレンディング掲載終了のお知らせ

このたび、当社比較サービス内の「ファンド比較」「会社比較」ページにおいてSBIソーシャルレンディングの掲載を終了することとなりました。

これは、SBIソーシャルレンディング株式会社からの要請に伴う変更です。

これ以降、クラポーのサイトで過去分も含めてSBIソシャレンの情報は一切掲載されていません。

仮にクラポーが従来型ソシャレンに参入した場合、SBIに続く業者が出る可能性は十分にあります。

比較サイトはやめられない

しかし、クラポーは比較サイト商売を傾けるわけにはいきません。

クラポーは昨年3月に、みずほキャピタルなどを引受先とする3億円の第三者割当増資を実施しています。

また、比較サイトは現時点でクラポーの唯一の収益事業です。

ソシャレンをやっても必ず上手くいく保証がない中で、比較サイトをやめるという選択肢はあり得ません

ゆえに既存業者を敵に回しかねない従来型ソシャレンへの参入は考えにくいと思うのです。

理由2:ソシャレンはできない

第2に、クラポーが登録したのは二種金だけで、貸金業の登録はしていません。

二種金で案件を組成して募集することはできますが、貸金業がなければ広く貸し付けることはできません。

ですので、二種金オンリーの今の状態ではクラポーが従来型ソシャレンをすることは不可能です。

もちろん、あとで発表とか貸金業登録済みの他社と組むとかの可能性はあるでしょうが。

理由3:柴田氏にマッチしない

従来型ソシャレンをしないと僕が思う最大の理由がこれです。

柴田氏の思想

柴田陽氏はクラウドポートの取締役であり共同創業者です。

また、今までに複数の事業を立ち上げてきた連続起業家でもあります。

で、その過去の事業なんですが、スマホでバーコードをスキャンすると一番安い通販業者が表示されるとか、スマホアプリを使うとお店に入っただけでポイントがもらえるとか、今までにないサービスを作ってきています。

今までにないってところがポイントでして、どこのインタビューだったか忘れましたが、柴田氏は「今までにないものを作らないのならば、それは単なる独立であって起業ではない」みたいなことを語っています。

柴田氏が残る限りあり得ない

そんな柴田氏が、すでに20社以上がやっている従来型ソシャレンをやるのか?

今までにありまくりのサービスに柴田氏はやりがいも意義も見出せないはずです。

そんなことに自分の能力と時間を使うくらいなら、社長の藤田氏と円満に袂を分かって新しい事業をするでしょう。

柴田氏の人となりについての僕の理解が合っている前提ですが、柴田氏がクラポーに残る限り、クラポーが従来型ソシャレンをやることは100%あり得ない

僕はそう思うのです。(間違ってたら指差して笑ってくれw)

では何をするのか?

ではクラウドポートは何をするのでしょうか?

藤田氏のツイート

そのヒントになるのが、二種金登録完了の発表直後の藤田氏のツイートです。

ありそうでなかったコンセプトのサービス」

ありそうでなかったということは、ソシャレン以外ではすでに存在している。

それをソシャレンに取り入れるということではないか?

もしそうであれば、新しいサービスの条件は、

  • ありそうだけどなくて
  • 二種金は必要だけど貸金業は必要なくて
  • 既存の業者と喧嘩しなくて済む

それは何か?知識不足の投資初心者の当てずっぽうですが…

ソシャレン投資信託

ソーシャルレンディングで投資信託をするのではないでしょうか?

クラポーの理念

そもそもクラポーのサービスは、業者や案件を選ぶのが大変という投資家の面倒の解消です。

そして、問題の解決、効率化は、秘書の社用花卉購入支援(青山花壇)やタクシー配車アプリ(日本交通タクシー配車)など、柴田氏が生み出してきたサービスに通じるものです。

で、投資家の選ぶ面倒を解決するということでクラポーが作ったのが、上述した案件検索システムです。

それをさらに進化させて、ソシャレン投資信託をやるのではないか?

選ぶ面倒をさらに解決

株式は東証だけで3千銘柄以上あります。それを選ぶのが大変、どれを選べば良いか分からないという投資家を手助けするのが投資信託です。

それと同じように、数あるソシャレン案件の中からクラポーが代わりに選んで組み合わせてあげる

例えば、OwnersBookの不動産案件と、クラウドバンクの風力発電案件と、LCレンディングのギャランティファンドを組み合わせた「クラポー・ジャパン厳選ファンド」とか。

はたまた、アメリカンファンディングの米国不動産案件と、SBIソシャレンのカンボジア技能実習生案件と、クラウドクレジットのペルー消費者金融案件を組み合わせた「クラポー・グローバル・プラス」とか。

案件ではなくファンドを選ばせる

今は投資家が個々の案件を選び、それぞれに何万円みたいに投資している。

そうではなくてクラポーが組成するファンドに10万円を投資すると、その10万円がアメファンとSBIとクラクレのそれぞれの案件に振り分けられるみたいな。

で、手堅く投資したい人はジャパン厳選ファンドをどうぞ。リスクテイクする人はグローバル・プラスはいかがですか?って感じ。

三方良し

一つ一つ案件を選ぶより、投資家は面倒が省けて楽ちんに投資できる。

投資家を集めてくれるのでソシャレン業者としてもありがたい。手数料を取られるのは今の案件検索システムと同じなので問題なし。

ファンドを組成して集まったお金を各ソシャレン業者に流すだけなので二種金があればできる。貸金業は必要ない。

投資家もソシャレン業者もクラポーもみんなハッピー。まさに三方良しではないですか!

たぶん違うな

おぉ~、我ながらスゲーと思ったのですが、これはないですね。

まず、中途半端。だって選ばせてるもん。選ぶ数を減らしただけで、問題の完全解決には至っていない。

そして、イケてない

だって、旧来型の投資信託業者が手作業で株を組み合わせて販売するのと同じですよね。

恐らく藤田氏、柴田氏的には全然イケてないと感じるんじゃないかな?

技術的にもチャレンジするおもしろさがないだろうし。

なので、クラポーがソシャレン投信をやることはないでしょう。では何をするか?

ソシャレン版ウェルスナビ

これじゃないかな?

投資家データは持っている

クラポーは案件検索システムを利用した投資家のデータを持っています。ってか、それを収集するためのシステムだから。

そのデータを分析すれば、投資家の属性と選ぶ案件の志向はつかめるはず。

それはつまり、どういう投資家にどういう案件を提案すれば良いか、かなりの確度で分かっているということです。

投資家の属性に応じたファンドの自動組成

であるならば、ウェルスナビみたいにいくつかの質問に答えさせて、投資家をいくつかのパターンに分類する。

そして、AIとかを使って各パターンごとに、投資する案件と資金の分配比率を自動的に選別、算出する

例えば、超安全志向の人にはSBIの不動産担保ローンと、OwnersBookの4%台オフィスビル案件と、CREALの4%台中古マンション案件の組み合わせで、資金の分配比率はSBI50%、OwnersBook40%、CREAL10%とか。

利回り重視の人にはクラウドリースのパチンコ屋10%案件、アメリカンファンディングのテキサス10%案件、クラウドクレジットのバングラディシュ13%案件で、クラリー20%、アメファン30%、クラクレ50%みたいな。

イケてるっぽく訴求

要は、ウェルスナビは中身が国内株式とか米国債権とか新興国株式とかで、利用者の属性に合わせて資金の分配比率を変える。

それを同じようなシステムで、中身がOwnersBookとかクラウドバンクとかクラウドクレジットとかに代わるってイメージ。

初期設定だけで業者も案件も選ばなくて良い。究極の手間なしソシャレン。

で、それをウェルスナビみたいにAIとかフィンテックとか、なんとなくテクノロジーっぽさを全面に出して、先進性を演出してイケテル的に訴求するみたいな。

これじゃないかな?

新サービスに期待!

僕に言わせれば、たかが30業者の中から選ぶのに面倒もへったくれもないだろう?と思うのですが。(^^ゞ

まぁ、確かに忙しい人にとっては面倒ですし、そういう人がいるだろうと思って僕もオススメ業者なんて記事を書いてるわけですし。

2019年6月更新|投資初心者にオススメのソーシャルレンディング業者
【2019年6月3日最終更新】投資初心者にオススメのソーシャルレンディング業者を紹介します。初心者の最重点は損をしないこと。そのために安全性の高い業者を選ぶべきです。上場企業系、大手系の信頼性が高い業者を紹介します。

新しいサービスが生まれて僕たちの選択肢が増えるのは純粋に良いことです。

クラウドポートの新サービスに期待しましょう!

ハズレました!

2019年1月8日追記:僕の予想、見事にハズレました!笑

普通のソシャレンではないってのは当たってました。でも、ソシャレン版ウェルスナビではありませんでした。あはは。

クラポーの新しいソーシャルレンディング!

こちらです!→ Funds(公式サイト)

下の記事で詳しく解説します。ぜひご覧を!

Funds(ファンズ)を現役投資家が徹底的に詳しく解説!
ソーシャルレンディング「Funds(ファンズ)」の仕組み、他のソシャレンやmaneoファミリーとの違い、利回り、投資家保護、ノンリコースローン、分別管理、手数料、良い点、悪い点、特長などについてFundsで投資中の現役投資家が徹底的に説明します!

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