【2024年12月5日更新】
FANTAS fundingって良いの?
投資しても大丈夫?
新しい業者で投資するのって不安ですよね?
そこで、FANTAS fundingで2千万円以上を投資してきた現役投資家が、実体験をもとに解説します。
さきに結論を言うと以下の通りです。
- 結論:上手に活用すべき優良業者
- 最古参で業界最多の実績
- 投資しやすい
- リスクもあるが対策は可能
- 上手に使って投資額を増やすべし
経験者だから分かる悪い部分も隠さず紹介します。
FANTAS fundingで投資するか、ぜひ参考にしてください。
現役投資家がホンネで語ります!
見落としている業者がきっとある!
タップできる目次
FANTAS fundingの概要
まず最初に、FANTAS fundingの概要です。
基本情報
FANTAS fundingの基本情報
FANTAS fundingの基本情報は以下の通りです。(2024年12月5日現在、利回りと運用期間は直近1年間の傾向)
サービス名 | FANTAS funding |
---|---|
運営会社 | FANTAS technology株式会社 |
運営開始 | 2018年11月 |
累計調達額 | 44億2,159万円 |
利回り | 3.5~5.5% |
運用期間 | 5~12カ月 |
最低投資額 | 1万円 |
プチ解説 利回りとは?
プチ解説 運用期間とは?
プチ解説 最低投資額とは?
定期的に募集を行う不動産クラファン業者の中で最も長い歴史を持ちます。
これまでに業界最多となる200件以上の募集を行っていますが、遅延や元本割れは一度もないです。
安心できるね。
プチ解説 業者とは?
プチ解説 遅延とは?
プチ解説 元本割れとは?
FANTAS fundingの特長
FANTAS fundingの投資対象には以下の2種類があります。
- 区分マンション
- 中古一戸建て
- 中古アパート
区分マンション案件
都市部のワンルームマンションを安く仕入れて高く売り、家賃収益と売却益を投資家に分配します。
投資対象地域は首都圏のほか、大阪、神戸、福岡などです。
プチ解説 案件とは?
プチ解説 区分マンションとは?
プチ解説 分配とは?
中古一戸建て案件
東京郊外の中古一戸建てが投資対象です。
空き家を仕入れてリノベーションし、価値を高めてから売却します。
中古一戸建て案件は高利回りです!
プチ解説 リノベーションとは?
中古アパート案件
中古の1棟アパートを投資対象とする案件です。
こちらもリノベーションで価値を高めて売却します。
2024年8月から始まった新しい案件です。
●公式サイト:FANTAS funding
投資の仕組み
FANTAS fundingは不動産投資型クラウドファンディングというタイプの投資です。
どんな投資なのか、簡単に説明します。
知っている人は次に飛んでね。
→ 次に飛ぶ!
不動産投資型クラウドファンディングの流れ
不動産投資型クラウドファンディング(以下、不動産クラファン)は次のような流れで行われます。
- 多数の投資家が出資する
- 集まったお金でクラファン業者が物件を取得する
- 入居者を探して家賃を得る
- 運用期間の最後に物件を売却し売却益を得る
- 利益を投資家に分配する
- 売却代金で元本を投資家に返す
FANTAS fundingでは1万円から投資できます。
投資家が共同の大家さんになるイメージです。
入居者探しとか誰がするの?
プチ解説 出資とは?
プチ解説 元本とは?
作業は不動産クラファン業者が代行
不動産投資では次のような作業が発生します。
- 物件探し
- 不動産登記手続き
- 入居者探し
- 家賃集め
- クレーム対応
- 売却手続き
- etc.
物件探しから売却まで、作業はすべてクラファン業者が代行します。
手軽にできる不動産投資
普通の不動産投資には2つの大きな問題があります。
- 大金が必要
- 作業が多い
都内だと1千万円はするし、作業も多い。
普通の社会人には難易度が高いですよね?
クレーム対応とか無理…
この2つの問題を解決するのが不動産クラファンです。
- 大金が必要 → みんなで出資
- 作業が多い → 業者が代行
多数の投資家で少額ずつ出し合い、作業はクラファン業者が代行。
不動産クラファンは少額からできる手間いらずな不動産投資です。
FANTAS fundingはクラファン業者です!
運営会社と経営者
運営会社はFANTAS technology
FANTAS fundingの運営会社はFANTAS technologyです。
ITやAIを活用した不動産テックと呼ばれる新しいタイプの不動産会社です。
会社名 | FANTAS technology株式会社 |
---|---|
代表者 | 國師 康平 |
所在地 | 東京都渋谷区恵比寿4丁目3-8 |
設立 | 2010年2月22日 |
資本金 | 1億円 |
アナログな不動産業界にテクノロジーを導入して業務を効率化することを特長としています。
最近だとDXだね。
FANTAS technologyの経営状況
コロナ禍の影響で2期連続の赤字でしたが、2022年以降は順調に回復しています。
決算期 | 売上高 | 純利益 | 純資産 | 自己資本比率 |
---|---|---|---|---|
2019年 | 162億円 | 3億2,190万円 | 9億2,811万円 | 22.6% |
2020年 | 160億円 | ▲5,467万円 | 8億6,645万円 | 19.7% |
2021年 | 174億円 | ▲1億1,881万円 | 7億0,657万円 | 19.1% |
2022年 | 175億円 | 1億3,106万円 | 8億3,770万円 | 26.9% |
2023年 | 180億円 | 1億4,235万円 | 9億9,255万円 | 21.0% |
FANTAS technologyの事業内容
FANTAS technologyは以下の事業を行っています。
- 投資用マンションの売買
- 賃貸仲介
- 賃貸マンションの管理
- 入居者探し
- 家賃徴収
- 部屋の修繕
- etc
- 中古一戸建ての再生販売
- リノベーションによる価値向上
- 空き家問題の解決に貢献
- 資産運用セミナーの開催
中古住宅の再生には特に力を入れており、自社で運営するたすリノベは中古住宅の流通サイトです。
全国の自治体との連携も行われており、国土交通省の「住宅市場を活用した空き家対策モデル事業」にも認定されています。
自社の得意分野で不動産クラファンを運営
不動産クラファンでは物件探しや入居者探し、管理、売却はクラファン業者が行います。
これらの作業はすべてFANTAS technologyの主力事業そのものです。
つまり、自社の得意分野で不動産クラファンを運営している。
これがFANTAS fundingの強みです。
本業を活かしているよ。
経営者は國師康平氏
FANTAS technologyの経営者は社長の國師康平氏です。
國師氏は1982年1月岡山県の生まれで、倉敷南高校から近畿大学に進学しました。
卒業後は木下工務店で営業職を2年、中間管理職を3年務めた後、2010年にPLSプレセデンシャル(現FANTAS technology)を設立しました。
創業社長です!
募集状況
FANTAS fundingの募集状況を解説します。
募集実績
まず募集実績です。(2024年は11月募集分まで)
期間 | 案件数 | 募集額 |
---|---|---|
2020年 | 46件 | 9億2,940万円 |
2021年 | 43件 | 7億64万円 |
2022年 | 23件 | 3億9,374万円 |
2023年 | 34件 | 5億72万円 |
2024年 | 26件 | 6億5,646万円 |
運営開始2年目の2019年をピークに募集額は下がり続けていました。
2023年から回復基調に入っています。
さらに増えてほしいね。
募集頻度と1回あたり募集額
次は月平均の募集回数と1回あたりの募集額です。(2024年は11月募集分まで)
期間 | 月平均募集回数 | 1回あたり募集額 |
---|---|---|
2020年 | 3.8件 | 2,020万円 |
2021年 | 3.6件 | 1,629万円 |
2022年 | 1.9件 | 1,712万円 |
2023年 | 2.8件 | 1,473万円 |
2024年 | 2.4件 | 2,525万円 |
募集額が多いアパート案件が登場したため、2024年は1回あたり募集額が増えています。
アパート案件を除くと、1案件の募集額は1千万円台です。
ただし、後述しますが投資はしやすいです。
他社にはない特長があります!
償還実績
投資家のお金はちゃんと戻ってきているか?
償還実績を見てみましょう。(2024年12月5日現在)
区分 | 金額 | 構成比 |
---|---|---|
累計調達額 | 44億2,159万円 | 100% |
内、償還済み | 38億8,505万円 | 87.9% |
内、運用中 | 5億3,654万円 | 12.1% |
集めた元本の9割を投資家に返しています。
定期的に募集を行っている業者の中ではトップクラスの償還率です。
それを聞くと安心。
プチ解説 償還とは?
利回りと運用期間
直近1年間(2023年12月~2024年11月)に募集された案件の利回りと運用期間を解説します。
利回り
利回りは最低3.5%、最高5.5%、平均4.4%です。
利回り | 案件数 | 構成比 |
---|---|---|
3%台 | 8件 | 28.6% |
4%台 | 14件 | 50.0% |
5%台 | 6件 | 21.4% |
5%台の6案件の内、4件は利回り5.5%のアパート案件です。
区分マンション案件は4%前後が中心となっています。
平均利回りの推移
次に平均利回りの推移です。(2024年は12月募集分まで)
期間 | 平均利回り |
---|---|
2020年 | 4.2% |
2021年 | 3.8% |
2022年 | 4.7% |
2023年 | 4.2% |
2024年 | 4.4% |
以前は利回り5~7%の中古一戸建て案件が平均を引き上げていましたが、最近は出なくなりました。
このため一時は平均4.2%まで下がりましたが、アパート案件の登場で再び上昇傾向です。
もうちょっと上がってほしいね。
運用期間
運用期間は最短4カ月、最長12カ月、平均7.2カ月でした。
運用期間 | 案件数 | 構成比 |
---|---|---|
6カ月以下 | 13件 | 46.4% |
7~12カ月 | 15件 | 53.6% |
以前に比べると6カ月を超える案件が増えてきました。
とは言え、他社に比べると短めなので、安全面では好条件と言えます。
手数料
FANTAS fundingの手数料は以下の通りです。
項目 | 金額 | ||
---|---|---|---|
会員登録 | 無料 | ||
口座維持 | 無料 | ||
投資申込 | 無料 | ||
退会 | 無料 | ||
入金時の振込手数料 | 投資家負担 | ||
出金時の振込手数料 | 無料 |
投資家が負担するのは入金時の振込手数料だけです。
振込先はりそな銀行の口座です。
プチ解説 入金、出金とは?
●公式サイト:FANTAS funding
FANTAS fundingのデメリットとリスク
ここからはFANTAS fundingの良くないところを見ていきます。
利益と元本は保証されない
家賃や売却益が予定通り入らなかった場合、利益が減ったり支払われなかったりします。
また、物件が売却できない、運営会社の倒産などにより、元本が戻ってこない可能性もあります。
リスクゼロの美味しい儲け話ではない点は理解しておきましょう。
他の業者も同じだよ。
中途解約はできない
運用期間中の解約はできません。
譲渡はマイページから申請できますが、譲渡する相手はFANTAS fundingの会員に限られます。
また、譲渡相手は自分で探す必要があります。
ですので、譲渡は事実上不可能です。
探しようがないよね。
プチ解説 譲渡とは?
運営会社が非上場企業
運営会社のFANTAS technologyは非上場企業です。
ジョイントアルファなど上場企業系の業者に比べると信用力が劣ります。
プチ解説 上場企業系とは?
もちろん、10年以上に渡って営業していますので危ない企業ではありません。
ただ、上場企業に比べると安心感は低いでしょう。
なお、FANTAS technologyは決算公告を毎年出しています。
3月下旬頃に出ますのでチェックすることをおすすめします。
大半の案件がキャピタル重視型
2つのタイプの案件
FANTAS fundingの案件には分配原資の違いで2つのタイプの案件があります。
タイプ | 分配原資 |
---|---|
インカム型 | 家賃収益 |
キャピタル重視型 | 家賃収益+売却益 |
プチ解説 分配原資とは?
このうち、インカム型は2020年12月を最後に募集が止まっています。
現在はキャピタル重視型だけです。
キャピタル重視型はリスクがある
キャピタル重視型は分配原資が家賃収益+売却益であり、しかも売却益の比率が高いです。
このため、物件が予定通りの価格で売却できない場合、分配金を満額得られないリスクがあります。
売却価格次第ってことか。
後述しますがリスクは高くないです!
中古一戸建ては郊外立地
中古一戸建ては立地がすべて関東の郊外です。
都心部に比べると需要が低いため、計画通りに売却できない可能性があります。
地方の物件が増えている
「FANTAS fundingは物件の所在地が東京23区中心なので好条件」とプラスに評価するサイトやブログがあります。
しかし、それは過去のことです。
2020年までは23区中心だった
上述の通り、中古一戸建て案件は立地がすべて関東の郊外です。
一方、区分マンション案件を見ると、確かに2020年までは8割以上の案件の所在地が東京23区内でした。
23区以外も東京市部や川崎市、横浜市です。
首都圏の物件だね。
現在は半分以上が23区以外
しかし、2021年以降は23区以外の物件が増えました。
2023年は半分以上の物件が23区以外に所在しています。
所在地 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 |
---|---|---|---|---|---|
23区 | 39件 | 30件 | 25件 | 10件 | 7件 |
23区以外 | 4件 | 8件 | 14件 | 4件 | 26件 |
また、23区以外についても首都圏の物件が減っています。
2023年は23区以外はほとんどが大阪と神戸の物件です。
23区の物件が減っているのは懸念材料
もちろん、地方の物件が一概に悪いとは言いません。
しかし、一般に流動性が高く売却しやすいのは23区の物件です。
FANTAS fundingは最後に売却が前提なので、23区の物件が減っているのは懸念材料でしょう。
地方でも良い物件はありますが…
プチ解説 流動性とは?
利回りが低め
FANTAS fundingで中古一戸建て案件は利回りが5~7%と高いです。
しかし、募集額が数百万円と少ないため、投資するのは至難の業です。
投資しやすいのは区分マンション案件ですが、利回りは3~4%台にとどまります。
2桁利回りのヤマワケエステートやTECROWDは言うまでもなく、6%前後のASSECLIやらくたまと比べても低水準です。
非上場系ならもう一声ほしい。
利益の分配が満期一括
FANTAS fundingでは利益は運用期間が終わってからの一括払いです。
儲かっている実感を持ちにくいかもしれません。
ここまでデメリットでした!
●公式サイト:FANTAS funding
FANTAS fundingのメリットと特長
FANTAS fundingには良いところもたくさんあります。
セイムボート出資方式
投資家だけでの出資は危険
不動産クラファンでは運用期間の最後に物件を売却します。
もし投資家の資金3,000万円で買ったマンションが、2,500万円でしか売れなかったら?
投資家は500万円損をしますが、業者は困りませんよね。
わざと安く売って、買い手から賄賂をもらうとかもあり得ます。
不正じゃん!
業者も出資する
そこで、不動産クラファンでは投資家と一緒に業者も出資して物件を取得します。
こうすればマンションの売値が安いと業者も損をするので、高く売ろうと頑張りますよね?
セイムボート出資方式
このように、投資家と業者が一緒にお金を出す出資の仕方をセイムボート出資方式と言います。
FANTAS fundingはセイムボート出資方式なので安全性が高まります。
優先劣後出資方式
投資家分の償還を優先
ただ、業者が頑張っても2,500万円でしか売れないこともあります。
この場合、売却で入ってきた2,500万円はまず投資家分の償還にあてられます。
そして、残った100万円だけが業者に償還されます。
出資者 | 出資額 | 償還額 |
---|---|---|
投資家 | 2,400万円 | 2,400万円 |
業者 | 600万円 | 100万円 |
優先劣後出資方式
このように、
- 投資家への返済が優先され
- 業者への返済が劣後(後回しに)される
出資の仕方を優先劣後出資方式といいます。
FANTAS fundingは優先劣後出資方式なので安全性が高まります。
損失は業者がかぶってくれるのね。
上の例では600万円まで業者がかぶります!
劣後出資比率が高め
劣後出資比率とは?
出資総額に対する業者の出資額の比率を劣後出資比率と言います。
さきほどの例では劣後出資比率は20%です。
出資者 | 出資額 | 出資比率 |
---|---|---|
投資家(優先出資) | 2,400万円 | 80% |
業者(劣後出資) | 600万円 | 20% |
合計 | 3,000万円 |
これは見方を変えると、20%の値下がりまではクラファン業者が損をかぶってくれるということです。
FANTAS fundingは20%
劣後出資比率が10%だと、10%値下がりまでしか業者は損をかぶってくれません。
でも、30%ならば30%値下がりでも投資家はギリギリ損をせずに済みます。
つまり、劣後出資比率の数字が大きいほど投資家に有利です。
FANTAS fundingの劣後出資比率は20%です。
マンションが短期間に20%も値下がりすることは少ないので、一定の安全性が期待できます。
本業の強みを活かしている
FANTAS fundingの運営会社の本業はマンション販売や管理、一戸建てのリノベーションなどです。
- 投資用マンションの売買
- 賃貸マンションの管理
- 中古一戸建ての再生販売
不動産のプロが本業の得意分野で不動産クラファンを運営するので安全性が高まります。
餅は餅屋だね。
実績が豊富
FANTAS fundingは2018年11月に運営を始めました。
現在運営中の不動産クラファン業者の中で最も長い歴史を持ちます。
最古参です!
これまでに募集した案件数も業界最多で、償還率は9割前後と業界トップクラスの高さです。
FANTAS fundingは実績が豊富なので安心できます。
売却想定価格の精度が高い
売却想定価格と実際の売却価格
FANTAS fundingの成立前書面には物件の評価額≒売却想定価格が記載されています。
そして、運用終了後に発行される財産管理報告書には実際の売却価格が書かれています。
いくらで売ったか分かるんだ。
誤差は5%以内
僕はこれまでにFANTAS fundingで50案件以上に投資してきました。
そのすべてについて売却想定価格と実際の売却価格を記録しています。
大半の案件で両者の誤差は1%未満であり、最大でも5%が2回あっただけです。
すごい精度!
ほぼ想定通りの価格で売却できているので、売却リスクは低いと考えます。
プチ解説 売却リスクとは?
投資しやすい
FANTAS fundingは2つの理由から投資しやすいです。
募集回数が多い
FANTAS fundingは以前は年間に50件前後、月に4~5件の募集をしていました。
しかし、現在は年間30~40件、月に2~3件に減っています。
ただ、それでも他社に比べると募集回数が多いです。
複数案件同時募集
FANTAS fundingでは一度に2~8件の案件が募集されます。
例えば5件の場合、投資家の応募が5つの案件に分散するため、競争率が5分の1に下がります。
このため、他の業者に比べて投資しやすいです。
これはFANTAS fundingの最大のメリットです。
一度で3案件に投資できたこともあります!
運用期間が短い
FANTAS fundingは多くの案件で運用期間が6カ月以内です。
一般に運用期間が短いほど低リスクです。
FANTAS fundingは運用期間が短いのでリスクが下がります。
手数料が少ない
FANTAS fundingで投資家が負担するのは入金時の振込手数料だけです。
手数料が少ないので投資家にとって有利です。
手軽にできる不動産投資
FANTAS fundingの最低投資額は1万円です。
また、投資家がする作業は3つだけしかありません。
- 案件を選ぶ
- 応募する
- お金を振り込む
少額からできて手間いらず。
FANTAS fundingは手軽にできる不動産投資です。
放ったらかしでOK!
入金するのはあとから
投資する前にデポジット口座への入金が必要な業者では次のような問題が起こります。
- 投資するために入金した
- クリック合戦で投資できなかった
- お金がデポジット口座で寝る
- 引き出すには手数料がかかる
FANTAS fundingは投資できることが決まってから振り込む後入金方式です。
資金が寝る心配は必要ありません。
ここまでメリットでした!
プチ解説 デポジット口座とは?
●公式サイト:FANTAS funding
FANTAS fundingの評判と口コミ
続いてはFANTAS fundingの評判です。
悪い評判と口コミ
落選した
すぐに満了する
落選した、すぐに終わるという不満が多いです。
人気業者の宿命ですね。
大人気ゆえの競争率。
プチ解説 クリック合戦とは?
良い評判と口コミ
当選した
投資できた
もちろん、当選した人、投資できた人もいます。
1回の募集で複数の案件に投資できた
FANTAS fundingの特長は一度に複数の案件を募集するため、2つ以上に投資できることがあることです。
1案件「しか」なんて言えるのはFANTASだけですよね。
サーバーが軽い
それを支えているのがサクサク動くサーバーです。
他社と違って画面が固まることはめったにありません。
ストレス知らずです!
●公式サイト:FANTAS funding
FANTAS fundingの注意点と対策
FANTAS fundingの注意点と僕が考える対策を紹介します。
堅いがリスクもある
FANTAS fundingは基本的に堅い投資先です。
しかし、リスクもあります。
運営会社が非上場企業
最大のリスクは運営会社のFANTAS technologyが非上場企業である点です。
上場企業系の業者に比べると信用力が劣ります。
同社の動向に常に関心を持ち、最新情報や決算公告は必ずチェックしましょう。
案件がキャピタル重視型
もう一つの大きなリスクは案件がキャピタル重視型である点です。
元本回収だけでなく分配金の受け取りも、物件を売却できるか次第になります。
売却できなければアウト…
案件の厳選と少額投資を徹底
案件を厳選する
ですので、FANTAS fundingでは案件を厳選することが重要です。
利回りだけ見るのではなく、どのような物件なのか、ちゃんと売却できそうか?
どれに投資するか案件をよく調べた上で判断しましょう。
手抜きは禁物です!
少額投資を徹底する
また、1つの案件に多額を投資すると、万が一の時の被害が大きくなります。
堅い複数の案件に分散し、少額での投資を徹底しましょう。
分散は投資の基本だよ。
他の業者と合わせて使う
ただ、少額、分散を徹底すると、FANTAS fundingだけでは投資額を増やせません。
ですので、他の業者も合わせて利用しましょう。
多くの業者を利用することで投資の機会も増えます。
僕は常に20社以上で投資しており、登録済みの業者は100社以上です。
僕のおすすめの業者は以下の記事で紹介しています。
こちらの記事はソシャレン、クラファン、すべての業者のリストです。
気付いていない業者があるかも。
●公式サイト:FANTAS funding
FANTAS fundingでの投資実績と体験談
FANTAS fundingでの僕の投資実績を公開します。
僕の投資実績
FANTAS fundingは件数ベースで僕が最も多く投資した業者で、受け取った分配金の合計は30万円以上です。
年度ごとの投資実績は以下の通りです。(2024年は11月末時点)
投資時期 | 案件数 | 投資額 |
---|---|---|
2018年 | 4件 | 220万円 |
2019年 | 19件 | 660万円 |
2020年 | 11件 | 230万円 |
2021年 | 8件 | 200万円 |
2022年 | 6件 | 220万円 |
2023年 | 9件 | 410万円 |
2024年 | 4件 | 180万円 |
合計 | 61件 | 2,120万円 |
FANTAS fundingでの体験談
投資しやすく堅かった
2018~19年頃は今とは違い、不動産クラファンはFANTASとCREALしかありませんでした。
しかし、投資家も少なかったため競争率は低く、一度の募集で3案件に投資できたこともあります。
案件も都内の区分マンションが中心で、堅い案件が多かったです。
また、利回りが8%前後の空き家案件の募集も多く、毎回のクリック合戦でした。
以前より優位性に陰りが
しかし、2021年頃から募集が徐々に減少し、FANTAS社内での力の入れ具合が下がってきたのかなと。
区分マンションも都内中心から関西中心になり、安全性もやや低下。
さらに2023年頃から不動産クラファン業者が一気に増え、高利回りの業者も多くなりました。
そのため、以前に比べるとFANTAS fundingの優位性が落ちたかなと感じています。
依然として優良業者
とは言え、不動産クラファン業者の中では最長の歴史を誇り、実績も豊富です。
僕の中での優先順位は以前より落ちましたが、今後も区分マンション案件の中で堅いものを選んで投資するつもりです。
●公式サイト:FANTAS funding
FANTAS fundingの会員登録の注意点
FANTAS fundingで会員登録する際の注意点です。
会員登録のポイント
条件
- 年齢制限の規定はない
- 法人での登録も可
手続きの流れ
- 他の業者と同じ流れ
- eKYC(スマホでの本人確認)にも対応
- 審査完了メールの受け取りで登録完了
- 法人での登録は非対応(ハガキのみ)
- 画像アップロードで本人確認の場合はハガキが送られてくる
- 転送不可簡易書留
- ハガキの受け取りで登録完了
- 受け取りが反映されるまで数時間から1日
本人確認資料として使えるもの
- 以下が利用可
- マイナンバーカード
- 住民基本台帳カード
- 運転免許証
- 在留カード
- 外国人登録証明書
- 健康保険証(写真付きに限る)
- 国民健康手帳+健康保険証
- アップロードの場合の条件
- 1ファイル10MBまで
- 画像ファイル形式は.jpg、jpeg、.gif、.png
マイナンバーの扱い
- マイナンバーの登録が必要
- 会員登録完了後に提出する
- 以下のいずれかをアップロード
- マイナンバーカード
- 個人番号通知カード
提携銀行
- りそな銀行
- 同行から振り込めば振込手数料が無料
- 出金手数料は業者負担(無料)
登録完了までの所要日数の目安
- eKYC:最短即日
- ハガキ:最長約1週間
会員登録の注意点
入金時の注意
- 本人名義の口座から振り込む
- 会員登録時に登録した口座以外からでも可能
簡単に登録できます!
●公式サイト:FANTAS funding
FANTAS fundingのまとめ
最後にFANTAS fundingの要点をまとめます。
FANTAS fundingの要点
要点は以下の通りです。
- 主なデメリット
- 運営会社が非上場企業
- 大半の案件がキャピタル重視型
- 地方の物件が増えている
- 主なメリット
- 実績が豊富
- 売却想定価格の精度が高い
- 投資しやすい
- 注意点と対策
- 堅いがリスクもある
- 案件厳選、少額投資を徹底
- 他の業者も使う
しっかり選んで投資額を増やそう
FANTAS fundingは2018年スタートで最も長い歴史を持つ業者です。
これまでに募集した案件数も業界最多を誇ります。
間違いなく優良業者の一つでしょう。
CREALよりも古いよ。
その一方で、運営会社は非上場企業で案件はすべてキャピタル重視型。
この点は小さくないリスクと言わざるを得ません。
最近は23区内ではなく地方の物件が増えている点も懸念材料です。
とは言え、200案件以上を募集し、その9割を償還済みという豊富な実績を持ちます。
また、売却想定価格と実際の売却価格がほぼイコールと、精度が高い点も安心材料です。
これは本当にスゴイです!
リスクがあるのは事実ですが、以下を徹底することで対策は可能です。
- FANTAS technologyの情報をチェック
- しっかり調べて案件を厳選
- 少額での投資を徹底
- 他の業者も利用する
最大の魅力は複数案件同時募集で投資しやすいこと。
FANTAS fundingを上手に活用して投資額を増やしましょう!
僕の主力投資先です!
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コメント
いつも有益な情報ありがとうございます。ときに厳しい意見を鋭い筆致で書き込まれるのが、とても参考になり、勉強になります。こちらのページからファンタスに登録させていただきます。今後ともブログの更新、楽しみにしております。
ありがとうございます!
僕は本当に良いと思って自分自身で投資している業者しか推しません。
ですので、被弾するときは一緒。
つまり、あなたと僕はセイムボートですwww