「クラウドバンクでどの案件に投資すれば良いのか?」
この記事では、
- クラウドバンクのオススメの案件
- 案件の選び方
- 案件選びの注意点
を説明します。

クラウドバンクでの投資の参考になればうれしいです!
タップできる目次
クラウドバンクのオススメの案件
僕が考えるクラウドバンクのオススメの案件を紹介します。
クラウドバンクの案件の種類
クラウドバンクの案件には次の9つの種類があります。
- 再生エネルギー系
- 太陽光発電
- 風力発電
- バイオマス発電
- 水力発電
- 国内不動産
- 中小企業
- 上場企業
- 米国不動産
- 円建て
- ドル建て
オススメの案件
これらの中で僕がおすすめするのは上場企業案件です。
- 上場企業事業拡大支援ファンド
- 利回り:5.0~5.2%
- 運用期間:5~14カ月
この案件をおすすめする理由は、ジャスダック上場企業の連帯保証が付くことです。
上場企業が借りた資金を踏み倒すことは考えにくく、他の案件に比べて安全性が極めて高いと考えます。
クラウドバンク以外で上場企業案件を扱っているのは、FundsとSAMURAI FUNDだけです。
僕がクラウドバンクで投資するならば、この案件一択です。

もちろん、案件ごとに内容のチェックは必要です!
クラウドバンクの案件の選び方
とは言え、上場企業案件だけに絞ると、なかなか投資額を増やせませんよね?
そこで、クラウドバンクの案件の選び方を紹介します。

僕ならばこのように選びます!
1.運用期間で絞り込む
運用期間が長くなるほどリスクが高まります。
ですので、まず最初に運用期間で絞り込みます。
例えば、
- 9カ月以内の案件だけに投資
- → 10カ月以上の案件はすべて候補から除外
ということです。
何カ月で切るかは自分のリスク許容度次第です。

僕は極度の小心者なので6ヶ月で切ります!笑
2.担保と保証をチェック
次に担保と保証が十分に確保されているかをチェックします。
僕の場合、次のいずれかがあることが絶対条件です。
- 不動産担保
- 上場企業の連帯保証、または、それに相当するもの
不動産担保については担保評価額が妥当であるか、自分なりに確認します。
クラウドバンクは担保物権の所在地などをすべて公表していますので。

担保の条件についても自分なりの基準を持ちましょう!
3.事業内容と借り手をチェック
最後に、事業内容と借り手について問題がないかをチェックします。
クラウドバンクの案件説明ページを一通り読んで、少しでも違和感を感じたら投資を見送ります。
なお、なぜ担保を先にチェックするのかと言うと、僕は常に借り手が返済不能になることを想定しているからです。
借り手は絶対に飛ぶ。だから担保で回収しないといけない。
常にそう思っています。

なんでそんなにネガティブな性格なの?

生まれた時からずっとネガティブです…
クラウドバンクの案件選びの注意点
クラウドバンクで案件を選ぶならば、僕は以下の点に注意します。
1.利回りは無視
クラウドバンクの平均利回りは6.6%で、全案件の9割が6%以上です。
利回り | 構成比 |
---|---|
5.0%未満 | 0.2% |
5.0%~5.4% | 9.3% |
5.5%~5.9% | 1.4% |
6.0%~6.4% | 9.5% |
6.5%~6.9% | 74.9% |
7.0%以上 | 4.7% |
他の業者に比べれば十二分に高いので、クラウドバンクで案件を選ぶ際には利回りは無視します。
利回りは十分高いのですから、安全性の向上に専念します。

6%あれば十分だと思いましょう!

2.太陽光案件に注意
太陽光を含む再生エネルギーは先行きに不透明感があります。
ですので、できることならば避けた方が安全です。
仮に投資するならば、少しでも運用期間が短いものを選ぶべきです。

太陽光でも6カ月以内の案件はあるよ。
3.海外案件はリスクがある
クラウドバンクにはアメリカ不動産の案件があります。
海外案件には国内案件のリスク以外に、次の2つのリスクが加わります。
- 海外リスク(状況がよく分からないなど)
- 為替リスク
ですので、初心者の方は海外案件は避けた方が安全です。

もちろん僕も避けています!
4.担保は売れるか?
担保評価額が妥当であるかと、その担保が売れるかはまた別の問題です。
例えば、次のような案件があったら投資するでしょうか。
- 貸付額:3億円
- 担保評価額:5億円
- 担保物件:釧路湿原の土地100万坪
担保評価額が妥当だったとしても、誰も買いませんよね?
売れない担保の価値はゼロです。
5.連帯保証は機能するか?
例えば、借り手企業の社長の連帯保証が付いていたとします。
借り手企業が返済不能になったときに、代わりに返済するだけの財産が社長に残っているでしょうか?
連帯保証が付いているからOKではなく、いざというときにそれが機能するかも考慮しましょう。

連帯保証できない連帯保証人に価値はないってことね。
6.投資先の集中に注意
投資先が集中するとリスクが高まります。
- 案件の種類(同じ種類の案件ばかりに投資)
- 借り手企業(同じ借り手の案件ばかりに投資)
特に注意が必要なのが借り手企業の集中です。
クラウドバンクでは太陽光案件と中小企業案件で借り手企業が同じといったケースがあります。
ですので、案件種だけでなくどの借り手企業なのかも、エクセルなどでしっかり管理しましょう。

クラウドバンクで投資する際の最重点です!
クラウドバンクの案件選びのまとめ
それでは最後にまとめます。
要点のまとめ
- オススメの案件
- 上場企業案件
- 案件の選び方
- 運用期間で絞り込む
- 担保と保証をチェック
- 事業内容と借り手をチェック
- 注意点
- 利回りは無視(6%あれば御の字)
- 太陽光案件に注意(投資するなら短期)
- 海外案件はリスクあり(初心者は避ける)
- 担保は売れるか?(売れな担保は無価値)
- 連帯保証は機能するか?(倒産社長は払えない)
- 投資先の集中に注意(特に借り手企業)

テストに出るよ~!

出ねぇ~よ!笑
リスクを避けても投資できる
なお、ここまで見てきたように僕は徹底してリスクを避けています。
ですが、ソシャレン、クラファン合わせて今までに4,000万円以上を投資しています。
僕みたいにリスクを避けまくっても4,000万円は投資できます。
できるだけリスクを避けて安全な投資を目指してください。

得することよりも損しないことを優先しよう!
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