不動産投資型クラウドファンディングを運営する業者。
情報の透明性が評価され、投資ブログ界隈では「不動産クラファン、マンセ~」状態ですが。
あえてMr.シップに苦言を呈してもらいましょう。
「オメェらのサイト、オレが投資中のゼニがいくらなのか、クッソ分かりにくすぎなんだヨーソロ~!」
タップできる目次
不動産クラファンは投資残高が分からない
そうなんです。
自分が投資中のお金や口座残高がいくらなのか?分かりにくすぎるのです。
もちろん僕も含めて投資家は、エクセルとか使って自分で記録はしています。
しかし、それが合っているのか業者のサイトで簡単に確認することができない。
僕のマイページを例に、いかに分かりにくいか説明します。
FANTAS funding最悪!
まずは、FANTAS funding。
利回りは高いけれど、分かりにくさもアルプス一万尺です。
- 2月25日に13号案件に20万円応募し
- 同日に出資額が20万円で確定し
- 3月1日に僕の振込20万円が確認された
FANTAS fundingの取引履歴のページには、この記録が延々と並びます。
で、結局の所、今FANTAS fundingの口座に僕のお金はトータルいくらあるの?
どこにも書かれておりません。
CREALは三尺くらいマシ
次はCREALです。
- 1月26日にデポジット口座に30万円が入金され
- それが1月29日にドルチェ月島案件に充当され
- 3月29日に分配金1,050円が支払われ
- 同日に214円が源泉徴収された
で、ミーのマネーはハウマッチあるの?
ポートフォリオかよ…
CREALはいちおう、残高がいくらか分かるページがあります。
でもこれ、ポートフォリオのページなんですよね。
不動産業界の慣習?
ちなみに、TATERU FundingとRenosyも、FANTAS fundingと同じタイプです。
この不動産クラファン4社に共通するのは、投資家の投資残高を表示しようという発想が1ミリたりともナッシングであることです。
自分がいくら投資中なのか、投資家が把握できないことを問題と思わない。
4社ともそうなので、実は悪意は1ナノメートルもナッシングで、不動産業界の慣習なのかもしれません。
不動産クラファンに欠けているのはお金の状態
不動産クラファン4社がやっているのは、お金の動きの表示だけです。
お金の状態の表示がまるっきり欠けています。
20万円応募して、20万円入金して、分配金が1千円支払われて、200円源泉徴収されました。
で、その結果どうなったの?
結果として、投資家の口座に今お金はいくらあるの?
動きを示すだけで、その結果どういう状態になったかを示さない。
不動産クラファン4社の投資履歴は、右端の残高欄がない預金通帳のようなものです。
恐らくサイトをデザインした人は、今まで銀行口座を持ったことがないのでしょう。
お気の毒だヨーソロ~!
ソーシャルレンディングは分かりやすい
不祥事の連発や情報公開の遅れで逆風のソーシャルレンディングですが。
こういった点については、さすが百万日の長があります。
中でも特に分かりやすいクラウドバンクを例に説明しましょう。
口座残高が分かりやすい
まず、口座残高(お金の状態)から。
投資して運用中のお金が1,429,916円。
デポジット口座の中にある現金が40,584円。
クラウドバンクの中にある僕のお金は、合わせて1,470,500円。
マーベラスに分かりやすいったらありゃしない。
どことは言いませんが、FANTAS fundingとエライ違いです!
投資履歴も分かりやすい
投資履歴(お金の動き)も見やすいです。
いつ、どの案件のどういう科目で、お金がいくら動いたのか。
シンプルで見やすいったらありゃしない。
どことは言いませんが、CREALとエライ違いです!
不動産クラファンの資産管理画面への改善案
不動産クラファン4社ができていないこと
ソーシャルレンディングができていて、不動産クラファンができていないこと。
端的に言いますと、
- お金の状況の表示
- お金の動きの「見やすい」表示
- 投資家の立場に立ったサイト構築
ではないでしょうか。
僕たち投資家がサイトを利用する上でもっとも重要なこと。
それは、必要な情報を過不足なく容易に入手できることです。
お金の状態の表示
自分のお金がどういう状態にあるかの表示方法。
例えば、CREALみたいなデポジット口座方式である場合。
こんな感じでも十分です。
すでに運用中のお金が50万円。
応募して入金済みだけど、まだ運用が始まっていないのが10万円。
デポジット口座に残っている現金が5万円。
CREALにある僕のお金は差し引き65万円ですよ、と。
あとは案件別の状態もあればベストです。
お金の動きの表示
お金の動きはいろいろ表示の仕方がありますが。
例えば、FANTAS fundingのようにデポジット口座がない場合。
こういうやり方もありですよね。
科目指定で並び替えられたり、CSVでダウンロードできればなお良し。
いくら応募したとか、出資額が確定したとか必要ないです。
業者の帳簿上で必要な情報と、投資家が投資をする上で必要な情報は、必ずしもイコールではありません。
そこを分かっていただければ。
不動産クラファンのサイト改善を期待します!
不動産クラファン4社のサイトは、デザインとか見た目は良いですが。
サイト構築で最重点は見た目ではなく、まず必要な情報があること、次に情報を得やすいことです。
資産残高が表示されていないなど、金融系のサイトとしてあり得ません。
改善されることを思いっきり期待していますヨーソロ~!
コメント