ソーシャルレンディング投資家の投資の仕方に明るい変化が出てきた

ソーシャルレンディング投資家の動き方が変わってきたように感じます。

シビアに案件を選ぶ投資家が増えてきた。

そのように感じる理由を述べます。

タロウさん
タロウさん

今回は雑記です!

SBISLとCREALの大型案件が苦戦

ソーシャルレンディング投資家の動きが変わったと強く感じたのは、先日募集が行われた2つの案件です。

SBISL不動産ディベロッパーズローンファンド16号

1つはSBIソーシャルレンディングのSBISL不動産ディベロッパーズローンファンド16号です。

募集総額25億4,000万円
利回り8.0%
運用期間24ヶ月
募集開始7月4日10時

ちくらつなぐホテル

もう一つはCREALのちくらつなぐホテル案件です。

 

募集総額2億3,760万円
利回り1年目4.0%、2年目6.0%
運用期間24ヶ月
募集開始7月5日20時

2案件とも苦戦した

この2つの案件ですが、募集にかなり苦戦しました。

不動産ディベロッパー16号は募集開始から1週間経った今もまだ満了していません。

募集金額が25億円と大きいですが、通常のSBIソーシャルレンディングの案件であれば1週間もかかる金額ではありません。

また、ちくらつなぐホテルは満了するまで4日かかりました。

確かに募集額は大きかったですが、最近のCREALの勢いを考えると、かなり手こずった印象を受けます。

タロウさん
タロウさん

僕は当日中の満了もあり得ると予想していました。

2つの案件が苦戦した理由

この2案件がなぜ苦戦したのか?

直接的な理由は次のようなものでしょう。

SBISL不動産ディベロッパーズローンファンド16号

不動産ディベロッパーズ16号は主に担保への不安です。

  • 貸付予定総額33億2千万円に対して、担保評価額が3億3千万円
  • 物件の所在地が微妙(熱海の隣の来宮駅)
  • 借り手がSPC(特別目的会社)
  • SPCの親会社が不明
  • 完成したホテルのオペレーターも不明

貸して大丈夫なのか?万が一の時に元本を回収できるのか?

そういった不安を少なからずの投資家が抱いたようです。

右田さん
右田さん

担保評価額の11倍のオーバーローンはさすがに冷や汗だね。

タロウさん
タロウさん

完成後のホテルの価値で考えるならば妥当性があるのかもしれないけどね。

ちくらつなぐホテル

一方のちくらつなぐホテルは主に立地についてです。

  • 房総半島の先っぽまで誰が行くのか
  • これといった有名観光地もないのに需要はあるのか
  • 海水浴シーズン以外の時期に部屋が埋まるのか

千倉という立地で収益が出て最終的に買い手が付くのかが不安視されたようです。

タロウさん
タロウさん

もちろん、これらの要因を考慮した上で案件を組成しているのでしょうが…

ソーシャルレンディング投資家の反応

今回の2案件で今までと違ったのは、ネットでのソーシャルレンディング投資家のやり取りです。

投資の是非への不安、投資を控える、投資したけどキャンセルするといった声が従来よりも多く感じました。

また、今までは「オナブもうダメ、資金引き上げ決定!」みたいな感情的、情緒的な書き込みが目立ったのですが。

今回は具体的な事実や数字を挙げた冷静な指摘が普段より多い印象を受けました。

それで僕は「ちょっと潮目が変わってきたかな?」と感じたのです。

タロウさん
タロウさん

僕の単なる印象ですけど。

今までは業者が選ばれてきた

maneoショックの反動

昨年後半、ソシャレン業界では「業者選び」に大きなスポットが当たりました。

グリーンインフラレンディング事件に端を発した不祥事の連発。

それまで圧倒的な信頼を誇ってでたmaneoファミリーで問題が相次いだことから、maneoショックとも言うべき混乱状態に陥りました。

その中でソシャレン投資家は事業者リスクに気付き、安全な業者を選ぶようになりました。

まず最初に選ばれたのが、SBIソーシャルレンディングOwnersBookクラウドバンク

そして、年明けから圧倒的な支持を受けているのが、FANTAS fundingCREALFundsの新興御三家です。

右田さん
右田さん

特にFundsの人気がスゴイよね。

安全業者ならどれでも投資

これらの業者の案件には応募が殺到し、軒並みクリック合戦になっています。

ただ、どの案件もすべて軒並みという点に僕はかなり違和感を感じていました。

先日の不動産鑑定士トッティ氏のブログ記事が絶妙に言い当てていましたが、まさに「」状態です。

案件の中身に関係なく、OwnersBookだったら投資、CREALだったらすべて参戦。

それだったら、maneoマンセーで痛い目に遭った去年の二の舞じゃん、と。

タロウさん
タロウさん

説教臭いこと言って恐縮です!

これからは案件が選ばれる

ですが、今回のSBISLとCREALの2案件の苦戦を見て、ちょっと変わってきたなと感じました。

maneoショックから1年が経ち、事業者リスク、業者選びの重要性が定着してきた。

もはや安全な業者を選んでいることは大前提の当たり前のこと。

その上で、安全な事業者の中で安全な案件を選ぶ

そういう動き方、投資の仕方をするソシャレン投資家がかなり増えてきた。

それが今回の2案件の苦戦に現れたのではないでしょうか?

タロウさん
タロウさん

あるべきまともな状態に向かっています!

今年はソーシャルレンディングが変わる

今回の2案件の良し悪しは満期が来るまで分かりません。

それはそれとして、クリック合戦に振り回されることなく、冷静に案件を選ぶ投資家が増えてきた。

これはソーシャルレンディング業界にとって非常に良いことです。

シビアな投資家が増えて、業者との間で良い意味での緊張感を生み出す。

その緊張感が健全なソーシャルレンディングを育てる。

今年がそんな1年になることを期待します。

タロウさん
タロウさん

期待と希望を持って、これからもソシャレンで投資していきます!

 

僕がメインで使っているソシャレン、クラファン業者と、2020年1月末現在の投資額は以下の通りです。ご参考になればうれしいです!

コメント

  1. トッティ より:

    こんにちわ!弊ブログに触れていただきありがとうございます!

    よく拝見させていただいてる貴ブログで書いてくださるとは・・・

    弊ブログはなんか説教臭くて恐縮です!(笑)

    今後ともよろしくお願いします!

    • タロウタロウ より:

      トッティさん、申し訳ありません。
      読み返したら、ものすごく中途半端な取り上げ方になっていました。

      以前、「大勢が動くと大衆心理で他の人も動く。それと同じで人気の業者に投資家が集まっているのでは?」って内容のトッティさんの記事がありました。
      で、その記事にリンクを貼って、記事中のなんとかってカタカナのことわざみたいなのを「」の中に入れるつもりだったんです。

      ところが、それを忘れてアップしてしまったようで。
      結果として訳の分からない触れ方になってしまいました。ほんと申し訳ないです。
      どの記事だったか思い出せなくて、よろしければ教えてください。
      なお、説教臭いのはトッティさんの記事じゃなくて、僕が書いている内容です。

      トッティさんのブログはほぼ毎日拝見させてもらっています。
      本当だったら金払って教えてもらうような内容ばかりで、とても勉強になっています。
      特に不動産評価系は圧倒的で、先日のリノ西落合の分析は途中でついていけなくなり、プロとの知識、経験の差を思い知らされました。
      今後も勉強させてください。