つみたてNISAをひふみ投信からeMAXIS Slimに変えた理由

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今回はソシャレン、クラファンではなく投資信託の話です。

つみたてNISAの投資対象を今年から変更しました。

その理由などについて書きます。

タロウさん
タロウさん

ガラッと変更です!

さらば、ひふみ投信

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これまでずっと投資してきたひふみ投信。

ついにお別れです。涙

 

ひふみ投信一筋の5年間

つみたてNISAで僕は2018年からひふみ投信だけに投資してきました。

年間の上限40万円満額で5年間のお付き合い。

昨年末時点での実績はプラス4%の含み益です。

累計投資額現在標価額損益
2,000,000円2,082,942円+4.2%

プラスですので不満はありません。

ですが、ひふみ投信への投資は昨年限りで終了しました。

左野くん
左野くん

なぜに?

 

つみたてNISAの投資対象を変える理由

つみたてNISAの投資対象をなぜひふみ投信から変えるのか?

もちろん理由があります。

コロナの3年間で日本社会に見切りをつけた

端的に言うとコロナの3年間で日本経済というか、日本社会に見切りを付けたって感じです。

この3年間を振り返ると、マスコミからツイッター、その他諸々、ただひたすら文句と批判ばかり。

政府のコロナ対策に限らず、ドローンとか自動運転とか新しいものに対してはすべてそうですよね。

トライ&エラーや失敗は断固として拒絶し、徹底的に叩きまくる。

なんと不寛容な国民と社会なんだろう。

僕も傍から見たらそんな日本人の1人のはずです。

何をやっても批判され完璧以外は許容されない。

おまけに賃金は安い。

そりゃ優秀な人材が海外に出ていって当然です。

こんな社会で変革や革新が起こったり、新しい技術や産業が生まれるわけがない。

当然、旧態依然とした社会は変わらず経済は発展しない。

失われた30年は我々日本人の不寛容さが生み出したのではないでしょうか?

右田さん
右田さん

耳が痛い…

 

ひふみ投信1本=日本経済に全振り

そんな今の日本でひふみ投信1本に投資する。

それは、つみたてNISAの資産を日本経済に全振りすることに等しい。

さすがにリスキーだと思うのです。

そこで、投資対象を日本から世界にシフトチェンジすることにしました。

タロウさん
タロウさん

複雑な心境です…

 

レオスからSBI証券に変更

ひふみ投信を販売するレオス・キャピタルワークスでは、レオスの投信しか買えません。

このため、窓口の証券会社をSBI証券に変更しました。

つみたてNISAの証券会社変更の方法はこちらの記事でまとめています。

【画像付き】「ひふみ投信」から「ひふみプラス」への変更方法
ひふみ投信以外にも投資したいので、つみたてNISA口座をレオスからSBI証券や楽天証券に移管し切り替える。口座を移す方法、いつから変更できるか、すでに積み立てた分の扱い、SBIと楽天どちらが良いか、画像付きで解説します。

つみたてNISAの新しい投資対象

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今年からつみたてNISAでは以下の2つを投資対象とします。

  • eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)
  • ひふみプラス

その理由を説明します。

 

メインはeMAXIS Slim全世界(除く日本)

メインはeMAXIS Slim全世界株式(除く日本)です。

同じeMAXIS SlimではS&P500の方が人気ですが。

アメリカ経済に全振りってのもリスキーかな?と。

それに、eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)を構成する株式の65%は米国株です。

eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)の国別構成比率

S&P500じゃなくてもアメリカ重点は同じなので全世界にしました。

左野くん
左野くん

なんで除く日本なの?

 

サブでひふみプラス

除く日本にしたのには理由があります。

日本をゼロにするのは抵抗感が

まず心理的な問題として、日本は一応僕の祖国でして、祖国の可能性を全否定はしたくない。

思いっきりセンチメンタルな理由です。

もう一つは、eMAXIS Slimシリーズで2番人気の全世界株式(オールカントリー)、通称オルカンです。

オルカンは全世界が投資対象であり、これにはもちろん日本も含まれています。

そのオルカンが人気であるなら、やはり日本も入れておいた方が良いのかな?と。

右田さん
右田さん

だったらオルカンで良いじゃん。

 

日本の平均値に投資するのはイヤ

eMAXIS Slimはインデックスファンドであり、その本質は平均値への投資です。

ですので、eMAXIS Slimオルカンは日本経済の平均値に対する投資と言えます。

衰退国の平均値に投資する気はなれないのですよね。

左野くん
左野くん

サラッとディスってる。

 

ひふみプラスにも投資

そこで、ひふみプラスです。

ひふみプラスはアクティブファンドなので、衰退日本でも可能性があるんじゃないかな?

つまり僕の作戦は、

  • 世界への投資
    • eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)
    • インデックス(平均値に投資)
  • 日本への投資
    • ひふみプラス
    • アクティブ(有望株に投資)

日本以外はインデックスで手堅く投資し、日本はアクティブで勝負をかけるってことです。

タロウさん
タロウさん

ド素人なりに考えました!

レオス直売のひふみ投信に対して、ひふみプラスはSBI証券など他社経由の商品です。
名前が違うだけで中身はまったく同じです。

 

比率は94対6

つみたてNISAの年間上限40万円をeMAXIS Slimとひふみプラスにどの比率で配分するかですが。

eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)で日本の構成比率は5.4%です。

eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)の国別構成比率

つまり、オルカンは世界:日本=94:6です。

右田さん
右田さん

端数切り上げね。

これに合わせてeMAXIS Slim(除く日本)とひふみプラスの比率も94:6としました。

投資対象比率
eMAXIS Slim(除く日本)94
ひふみプラス6

昨年までは毎月の投資でしたが、今年から毎週にします。

毎週、eMAXIS Slimに7,230円、ひふみプラスに461円です。

投資対象投資額/週
eMAXIS Slim(除く日本)7,230円
ひふみプラス461円

これで、eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)と国別構成比率は同じだけど、

投資先オルカンタロウ特製
全世界(94%)インデックスインデックス
日本(6%)インデックスアクティブ

日本だけはアクティブファンドのタロウさん特製投信の完成です。笑

今後も年間40万円で積立継続

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最後に今後についてです。

 

これまでの分はそのまま保有

ところで、これまでに買った5年分のひふみ投信はどうなるのか?

これまで分はレオスで保管

この分はSBI証券の口座には移管されません。

今のままレオスの口座でつみたてNISA分として保管されます。

右田さん
右田さん

そのまま置いておくんだ。

 

新ルールの適用外

また、今まで買った分は2024年から始まる新NISAのルールの適用対象外です。

20年間の非課税ルールもそのまま変わりません。

2018年に買った分は2037年末までに売却する必要があり、売り時の見極めが必要となります。

左野くん
左野くん

頭が痛いね…

 

つみたてNISAの新たな展開

ということで、eMAXIS Slim(除く日本)+ひふみプラスに生まれ変わった僕のつみたてNISA。

今年から新たな展開となりますが、コツコツ積み立て長期保有という従来の方針は変わりません。

2024年以降いくら投資するかは決めていませんが、今年については限度額いっぱいの40万円で積み立てます。

これからもコツコツ頑張ります!

タロウさん
タロウさん

継続は力なりです!

 

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