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Fundsの利回りと運用期間に変化が!原因と対策を解説

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ソーシャルレンディング大手のFunds利回りと運用期間に変化が現れています。

なぜ変わったのか?

その原因と投資家が取るべき対策を考えます。

タロウさん
タロウさん

大きな変化です!

 

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この記事の著者
投資家・ブロガー
タロウ

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファディング専門の投資家です。
2018年にソシャレン・クラファン投資を始め、これまで400件を超える案件に2億1千万円以上を投資し損失ゼロ。
安全性を最重視した投資情報を発信しています。

Fundsの利回りと運用期間が変化

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まず、Fundsに起きた変化の解説です。

 

利回りが急上昇

これまで利回りは2.0~2.1%で推移

Fundsは利回りの変化が極めて小さい業者です。

Fundsのサイトの画像

これまで、平均利回りはおおむね2.0~2.1%で推移していました。

プチ解説 利回りとは?

プチ解説 業者とは?

 

今年3月から急上昇

それが最近になって急激な上昇を見せています。

下のグラフは過去1年間の月平均利回りの推移を表したものです。

Fundsの平均利回りの推移

2.0~2.1%だった利回りが、今年3月から急激に上昇していることが分かります。

5月には2.4%と従来比で20%の上昇です。

左野くん
左野くん

急に上がったね。

 

運用期間も長期化

変わったのは利回りだけではありません。

運用期間も長期化しています。

Fundsの運用期間の推移

従来、11~14カ月だった平均運用期間が、17カ月を超えるようになりました。

プチ解説 運用期間とは?

 

さきほどの利回りのグラフと重ねると、今年3月を境に利回りと運用期間が同時に変わっていることが見て取れるでしょう。

Fundsの利回りと運用期間の推移

つまり、利回りと運用期間の変化には関連性があるということです。

右田さん
右田さん

どんな関連が?

変化の原因と取るべき対策

変化の原因と取るべき対策のタイトル画像

ここからはFundsの利回りと運用期間が変わった原因と投資家が取るべき対策です。

 

長期案件が増加

Fundsの利回りと運用期間の変化にどんな関連があるのか?

それを探るため、募集された案件に占める運用期間18カ月以上の案件の比率を調べました。

長期案件比率の推移です。

Fundsの案件に占める長期案件の比率の推移

昨年11月と12月を除くと、18カ月以上の案件はこれまで全体の2割以下でした。

それが今年3月からは4~5割に急増しています。

左野くん
左野くん

倍以上に増えた。

プチ解説 案件とは?

 

一部の借り手で利上げと長期化

そこで、3~5月に募集された18カ月以上の案件について調べてみました。

18カ月以上の案件は8件で、その借り手は以下の5社です。

  • サンセイランディック
  • GA technologies
  • リニューアブル
  • アスコット
  • 霞ヶ関キャピタル

各借り手の過去の案件を調べたところ、興味深い変化が確認できました。

タロウさん
タロウさん

各社ごとに紹介します。

プチ解説 借り手とは?

 

サンセイランディック

サンセイランディックのイメージ

底地くん案件でおなじみの借り手です。

過去2年間に募集された案件を見ると、利回り2%以下、運用期間12カ月以内で推移していました。

募集時期 利回り 運用期間
2022年6月 1.7% 7カ月
2022年11月 1.7% 7カ月
2023年1月 1.7% 7カ月
2023年4月 1.7% 7カ月
2023年7月 2.0% 11カ月
2023年12月 2.0% 12カ月
2024年3月 2.6% 20カ月

それが今年3月に利回りが2.6%と大幅に上がり、あわせて運用期間が初めて18カ月を超えたのです。

右田さん
右田さん

初の長期案件!

 

GA technologies

GA technologiesのイメージ

GA technologiesもM&Aグロース案件などでよく見るでしょう。

こちらも2年前から2.2%以下、12カ月以内が続いていました。

募集時期 利回り 運用期間
2022年8月 2.0% 11カ月
2022年11月 2.0% 11カ月
2023年7月 2.0% 12カ月
2023年8月 2.0% 12カ月
2023年9月 2.2% 11カ月
2023年9月 2.2% 12カ月
2023年10月 2.2% 11カ月
2023年10月 2.2% 11カ月
2024年2月 2.85% 30カ月
2024年3月 2.85% 30カ月
2024年4月 2.9% 32カ月

ところが、今年2月に利回りが2.85%と3割上がり、同時に運用期間が30カ月と3倍近くになっています。

左野くん
左野くん

利回り大幅アップとセットか。

GA technologiesは楽天証券サイトで募集された案件を除きます。

 

リニューアブル・ジャパン

リニューアブル・ジャパンのイメージ

リニューアブル・ジャパンは昨年9月に初登場し、今年5月が2回目の募集です。

募集時期 利回り 運用期間
2023年9月 1.8% 4カ月
2024年5月 2.5% 19カ月

こちらも利回り大幅アップと同時に、運用期間が5倍近くになりました。

 

アスコット

アスコットのイメージ

アスコットはもう少し早い段階で変化が起きています。

初募集の翌月に2.2%、18カ月となり、それが続いていましたが、2023年6月に3.0%、36カ月と利回りアップ&長期化。

募集時期 利回り 運用期間
2023年2月 2.2% 18カ月
2023年3月 2.2% 18カ月
2023年3月 2.2% 18カ月
2023年4月 2.2% 18カ月
2023年6月 3.0% 36カ月
2023年7月 3.0% 36カ月
2023年8月 3.0% 36カ月
2023年9月 3.0% 36カ月
2023年10月 2.2% 18カ月
2023年12月 2.5% 24カ月
2024年1月 2.5% 24カ月
2024年2月 2.2% 18カ月
2024年3月 3.0% 36カ月
2024年5月 3.0% 35カ月

その後は2.2~3.0%と18~36カ月を併用しています。

右田さん
右田さん

3月からは再び長期化。

 

霞ヶ関キャピタル

霞ヶ関キャピタルのイメージ

霞ヶ関キャピタルはさらに早く、2022年4月の石垣ホテル案件で従来の2.0%以下、12カ月以内から、3.0%、35カ月になりました。

今年は2.3%以下、18カ月以内なので、逆に短期化しており、上記4社とは状況が異なっています。

 

貸付金利アップで長期化か?

ここまで見てきたように、利回りと運用期間は明らかに連動しています。

それは同時に、貸付金利と融資期間も連動しているということです。

ソーシャルレンディングの仕組み

プチ解説 貸付金利とは?

 

ここからは僕の推測ですが、今年3月以降、Fundsは収益を上げるために貸付金利のアップを借り手に要請した。

何もなしにアップというわけにはいかないので、代わりに融資期間の延長に応じた。

その結果、投資家側の利回りが上がり、運用期間が長期化したのではないでしょうか?

もしかしたら、Fundsの収益アップのためではなく、競合他社対策で利回りを上げるためかもしれません。

タロウさん
タロウさん

こっちの可能性のほうが高いかもです!

 

借り手の厳選が必要

今回のFundsの変化に対して、投資家はどのように対応すべきでしょうか?

 

一時的な現象か?

まず第一にすべきは、これが一時的な現象かの見極めです。

6月1~18日までに募集された案件を見ると、平均で利回り2.2%、運用期間12.4カ月と以前の水準に近づきつつあります。

ですので、まずは様子を見る。

その上で、やはり利回りアップ+運用長期化であるようならば以下の対策です。

 

長期化したのは上場企業が借り手の案件

一般に運用期間が長くなると安全性は下がります。

なので、Fundsの運用期間の長期化は投資家にとってネガティブな変化です。

ただ、今回18カ月オーバーになった5社はすべて上場企業です。

借り手 上場市場
サンセイランディック スタンダード
GA technologies グロース
リニューアブル グロース
アスコット スタンダード
霞ヶ関キャピタル グロース

上場企業が借りたお金を踏み倒すことはまずありえません。

ですので、長期化したとは言えリスクは低いと思います。

 

非上場系には注意を

ただ、借り手が非上場企業だとちょっと心配ですよね?

非上場で長期は避けたほうが無難

ということで、これからFundsで長期案件に投資する際は、今まで以上に借り手のチェックが重要になるでしょう。

タロウさん
タロウさん

以上です!

 

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