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Rimpleは縮小するのか?決算説明資料の変化から今後を占う

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僕が超絶愛用している不動産クラファンのRimple

以前も記事にした通り、最近パッとしません。

Rimpleの応募額が過去最低更新!安全重視派にチャンス到来
Rimpleの応募額の減少に歯止めがかかりません。7月からは過去最低を連続更新しています。人気の不動産クラファン業者に何が起きたのか?安全重視派にはチャンス到来です!

 

これといったテコ入れをする動きも見られず。

Rimpleはこのまま縮小し、いずれ運営終了となるのでしょうか?

運営会社であるプロパティエージェントの決算説明資料の変化から、Rimpleの今後を占います。

タロウさん
タロウさん

リンプルちゃん、消えないで!

 

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この記事の著者
投資家・ブロガー
タロウ

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディング専門の投資家です。
2018年にソシャレン・クラファン投資を始め、これまで400件を超える案件に2億3千万円以上を投資し損失ゼロ。
安全性を最重視した投資情報を発信しています。

Rimpleは今後どうなるのか?

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決算説明資料での取り上げ方の変化

プロパティエージェントとは?

Rimpleを運営するプロパティエージェントは投資用マンションを開発、販売する不動産会社です。

 

以前は東証プライム上場企業でしたが、2023年に持株会社体制に移行。

現在はグループ投活会社であるミガロホールディングス(東証プライム上場)の100%子会社です。

ミガロホールディングスのサイト画像

 

プロパティエージェントの決算説明資料でRimpleはどのように取り上げられてきたのか?

この記事ではその変化を見ることで、Rimpleの今後を占います。

右田さん
右田さん

さっそく見ていくよ。

 

2018年

不動産クラウドファンディングの文字が初めて登場したのは、2018年3月期の決算説明資料です。

中期計画として不動産クラファンに進出し、長期的にはこれにブロックチェーン技術をかけ合わせるとしています。

プロパティエージェント決算説明資料 2018年1

 

ブロックチェーンについては早稲田大学と共同研究を実施。

プロパティエージェント決算説明資料 2018年2

 

不動産クラファンの概念については丸々1ページを使って説明しています。

プロパティエージェント決算説明資料 2018年3

左野くん
左野くん

かなり力が入ってるね。

 

2019年

翌2019年の決算説明資料では、クラファンサイトの開発が順調に進んでいるとし、開発中のサイトの画面が公開されています。

プロパティエージェント決算説明資料 2019年1

 

さらに、海外不動産投資を仲介するProperty Access社に出資したことも発表。

プロパティエージェント決算説明資料 2019年2

 

海外不動産を不動産クラファンの投資対象とすることも検討していたようです。

右田さん
右田さん

そんな構想もあったんだ。

 

2020年

そして、2020年3月にRimpleの運営がスタート。

決算説明資料では5ページに渡ってRimpleが紹介されています。

プロパティエージェント決算説明資料 2020年1

プロパティエージェント決算説明資料 2020年2

プロパティエージェント決算説明資料 2020年3

プロパティエージェント決算説明資料 2020年4

プロパティエージェント決算説明資料 2020年5

 

2021年

翌2021年も3ページに渡ってRimpleを紹介。

プロパティエージェント決算説明資料 2021年1

プロパティエージェント決算説明資料 2021年2

プロパティエージェント決算説明資料 2021年3

 

2022年

潮目が変わったのが2022年です。

それまではRimple単独での取り上げでしたが、この年からDX不動産事業の1つとしての紹介に変わりました。

プロパティエージェント決算説明資料 2022年1

プロパティエージェント決算説明資料 2022年2

左野くん
左野くん

扱いが格下げになった!

 

2023年

2023年もワンオブゼムの扱い。

ただし、Rimpleが好調であることは訴求されています。

プロパティエージェント決算説明資料 2023年1

プロパティエージェント決算説明資料 2023年2

 

2024年

そして最新の2024年3月期。

この年からミガロホールディングスとしての決算発表となりました。

Rimpleの扱いは前年と同様です。

プロパティエージェント決算説明資料 2024年

 

Rimpleの扱いが小さくなっている

当初はブロックチェーンや海外への進出も打ち出し、運営初年度は5ページに渡って特集。

ところが、2022年からはグループの1事業扱いに格下げ。

グループ内でRimpleの扱いが小さくなっていることが分かるでしょう。

右田さん
右田さん

たしかに。

 

会社の主力事業が変化

DX分野への進出が転機

ここで注目したい事業があります。

Rimpleの扱いが小さくなった2022年の前年。

2021年の決算説明資料に登場した顔認証事業DX推進事業です。

プロパティエージェント決算説明資料 2021年4

 

プロパティエージェントはそれまでもDXを不動産事業の効率化に活用してきました。

そのDXを活用した顔認証システムなどの事業を、不動産事業と並ぶ新規事業として打ち出したのがこの年の決算説明資料でした。

左野くん
左野くん

不動産1本足から脱却。

 

翌2022年には社内体制を不動産系とDX系の2事業部に再編。

プロパティエージェント決算説明資料 2022年3

 

2023年の資料ではDX系を主力事業とする姿勢が鮮明に。

プロパティエージェント決算説明資料 2023年3

 

同年10月には、グループ投活会社の下に不動産系とDX系のグループ会社がぶら下がる持株会社体制に移行。

プロパティエージェントは不動産事業を担当するグループ会社となったのです。

 

DXメインの会社に

僕の推測ですが、ミガロホールディングスはDX事業を主力とする企業を目指しているのだと思います。

成長余地や競合状況などから、不動産事業では今後の大きな成長は見込めない。

そこで、不動産事業で利益が出ている間にDX事業を育てようとしているのでは?

つまり、これまでは不動産会社だったが、今後はDX会社になるということです。

右田さん
右田さん

主力事業を変える!

 

Rimpleは縮小へ

再強化は期待薄

となると、Rimpleの将来も自ずと見えてくるでしょう。

グループ内で不動産事業は主流から傍流へと変わる。

Rimpleにテコ入れが行われることはなく、将来的には運営終了となる可能性が高いのではないでしょうか。

 

安全性はさらに高まる

そのこと自体は残念ですが、悪いことばかりではありません。

主流でなくなる以上、注力されることもなくこれまでの踏襲で運営が続く。

変化は生まれず、今まで通り安全に運営されるということです。

左野くん
左野くん

これまで通りか。

 

利回りは低めですが、まず間違いなく元本が戻ってくる。

僕は今後もRimpleで投資します。

タロウさん
タロウさん

ずっとついていきます!

 

コメント

  1. takibi より:

    昨日初めてプロパティエージェントから、リンプルに投資頂いているあなただけに特別の投資案内です。とよくありがちな不動産投資勧誘営業〔電話〕が掛かってきました。

    かなりしつこかったです。

    必死なのでしょうか?
    投資内容の詳細をmail等で送信した方が心象が良いのに。。
    プレファンと同じ工程を歩むのかもしれません。。。

    • タロウ タロウ より:

      こんにちは~

      電話がかかってくるのはしょうがないですよ。
      マンション販売の営業目的で不動産クラファンやってるのですから。
      営業するな、分配金だけよこせって、それは都合が良すぎるでしょ?

      たま~にかかってくる電話に対応するだけで、銀行金利の27倍の利回りゲット。
      こんな美味しい儲け話、そうそうありませんよ。
      電話の回数2倍にして、利回り5.4%になるなら、喜んで応じます。笑