ニノイ・アキノ国際空港に到着してから、入国審査を受けて税関申告をするまでの方法を説明します。
ターミナル3で飛行機から降り、ボーディングブリッジを渡ると長い通路に出ます。ニノイ・アキノ国際空港への到着ですので、「Arrivals」という矢印に沿って進みます。
留学などでセブやバギオなどフィリピンの他の都市に乗り継ぐ人もArrivalsに沿って進んでください。「Transfers」はフィリピン以外の他の国に行くために、ターミナル3で別の国際線に乗り継ぐ人のことです。留学などでフィリピン国内の他の都市に移動する人は、ここで入国審査を受けます。
進んでいく途中にはトイレが数ヶ所あります。飛行機が着陸態勢に入ってしまってトイレが使えなかったという人は、ここで利用できます。
しばらく進むと右手または左手に広いスペースがあります。ここがニノイ・アキノ国際空港の入国審査場です。向かって左側が外国人の入国審査場です。入国カードを持って列に並んでください。
入国審査の際には、パスポート、入国カード、帰りのチケットの3つを審査官に渡します。入国カードは飛行機の中で渡されますので、入国審査場に着くまでに記入を終わらせておきましょう。入国カードの記入の仕方はこちらのページを参照してください。→入国カードの書き方
ニノイ・アキノ国際空港では帰国するチケット、または、第3国へ出国するチケットを持っていないと入国が認められません。フィリピンに留学する人の場合、マニラから東京、大阪などへ直行するチケットを購入する人が多いですが、台湾や香港、韓国経由のチケットでもかまいません。
また、チケットはプリントアウトされたものである必要があります。ネットで予約をするとメールなどで予約表が送られてきますが、これをプリントアウトせずにスマートフォンやタブレットで見せることは認められない場合があります。必ずプリントアウトしておいてください。
日本人はこの場で30日間有効の観光ビザを取得できます。ビザはパスポートにスタンプを押し、滞在期限を入国審査官がペンで書き込むタイプです。必ずその場で確認し、滞在期限が書き込まれていない場合は入国審査官に記入を求めてください。
なお、ニノイ・アキノ国際空港の場合、入国審査で税関申告書を提示する必要はありません。
入国審査が終わってそのまま直進すると下りのエスカレーターと階段があります。そこを降りると左右に機内預けの荷物、スーツケースを受け取るレーンが広がっています。
どのレーンかは電光表示板で表示されています。間違わないように荷物を受け取ってください。
荷物を受け取ったら出口に向かいます。第3ターミナルの出口は1ヶ所しかありませんので、他の人と同じ方向に向かえば良いです。そして、荷物引き取りスペースを出るところに税関職員がいますので、あらかじめ記入した税関申告書を渡します。税関申告書の記入の仕方はこちらのページを参照してください。→税関申告書の書き方