ニノイ・アキノ国際空港に日本から到着した後、バコロドの学校に留学するとか、観光でセブに行くとかで国内線に乗り換える人も少なくありません。その際に、別のターミナルに移動する必用がある場合があります。
ターミナル3に日本から到着するのはセブパシフィック航空と全日空の国際線です。そのままセブパシフィック航空またはパルエクスプレスの国内線に乗り換える場合は、そのまま第3ターミナルで乗り換えができます。しかしそれ以外のパターンではターミナルの移動が必要です。
フィリピン航空の国内線に乗り換える場合は、ニノイ・アキノ国際空港第2ターミナルに移動します。
同じ空港内なのですが、第2ターミナルは第3ターミナルから数km離れています。当然歩いて移動することはできません。交通手段を使っての移動となります。
日中であればシャトルバスがターミナル間を結んでいるのですが、それほど頻繁に動いているわけではありません。また、夜は運行がストップします。ですので、タクシーで移動するのが現実的です。
ゼストエア航空の国内線に乗り換える場合は、ニノイ・アキノ国際空港第4ターミナルに移動します。第4ターミナルは第2ターミナルよりは近いのですが、それでも歩いて移動できる距離ではありません。
また、第4ターミナルへのシャトルバスは第2ターミナルへのものよりもさらに少ないですので、この場合もタクシーで移動するのが良いでしょう。
ですが一番良いのは、ターミナル間の移動がないようにすることです。日本からジェットスター航空やエアアジア航空で移動すると、必ずターミナル間の移動が発生します。同じLCC(格安航空会社)でもセブパシフィック航空ならば、同じターミナル3の中で乗り換えができます。
同様にレガシーキャリアでも日本航空を使うと必ずターミナル間移動になります。フィリピン航空の国際線から国内線、または全日空からセブパシフィック航空の国内線に乗り換えるようにすれば、ターミナル間の移動を避けることができます。