投資初心者の
ソーシャルレンディング教室

失敗しないノウハウ

投資で最も大切なことは負けないことです。投資初心者向けにソーシャルレンディングで失敗しないノウハウを紹介します。(最終更新日:2018年12月30日)

元本回収を最優先する

ソーシャルレンディングで最も大切なのは、投資したお金(元本)を無事に回収することです。何よりも元本回収が最重点です。

ソーシャルレンディングは貸金業

ソーシャルレンディングは貸金業です。ソシャレン業者を通して企業などにお金を貸し、分配金で儲けます。

仮に年利10%、運用期間1年の案件があったとし、これに10万円を投資したとします。得られる分配金は1万円。非常に良い条件です。

元本
利回り
分配金
10万円
10%
1万円

でも、もし借り手の企業が倒産して元本の10万円が戻ってこなくなったらどうでしょう?目も当てられない真っ赤っ赤の大赤字ですよね。

元本が戻ってこなければ負け

利回りがどれだけ良くても、分配金が元本を上回ることはありません。どれだけ利回りが良くても、元本が戻ってこなければソーシャルレンディングは負けです。

元本が戻ってこなければ負け。このことを絶対に忘れないでください。元本を何が何でも回収する。これがソシャレンの最重点です。

繰り返して言います。儲けることは二の次、三の次、四の次です。最優先は元本回収。何よりも元本回収。明けても暮れても元本回収。ソシャレンは元本回収がすべてです。

元本回収を最重視

それゆえ、ソーシャルレンディングで投資する際には、元本を無事に回収できるかを最重視します。

端的に言うと、ちゃんと返済できる借り手なのか?最悪の場合、担保を処分して元本を回収できそうか?ということです。何よりもこれが最重点です。

どれだけ儲かりそうな案件でも元本回収に不安を感じる内容であったら、絶対に投資してはダメです。儲かることよりも元本回収です。

元本毀損のイメージ図

得られる利益、利便性、その他もろもろすべて犠牲にして、ひたすらに元本回収に徹します。得られる利益をゼロにしてでも元本回収です。

右も左も分からない投資初心者はそこまで徹底しましょう。リスクを犯して利回りを取りに行きたくなったら、百億年早いと自分に言い聞かせましょう。

ポイント:ソシャレン業者を通して企業に貸したお金が戻ってこなければ、ソーシャルレンディングは負けです。元本を無事に回収できるか?ソシャレンの最重点は常にこの一点です!

安全な事業者に絞る

最後は業者次第

ソーシャルレンディングは貸金業ですが、あなたは借り手企業の財務状況や返済能力を自分で調査して判断することができますか?担保不動産の価値を正しく算定できますか?

恐らくほとんどの投資初心者にそんなことは無理でしょう。それゆえ、もちろん自分なりに調べることは必須ですが、最終的には間に入るソシャレン業者を信用して託すしかありません。

つまり、自分なりに調べた上で最終的には、ソシャレン業者が不正やインチキをせずに、ちゃんとした借り手の安全な案件を募集してくれているはず、と信じるしかないということです。

そこで大切になるのが業者の信頼度です。

ソーシャルレンディングの不祥事

2017~2018年にかけてソーシャルレンディング業界では不祥事が立て続けに起こりました。

特に、みんなのクレジット、ラッキーバンク、グリーンインフラレンディングの3社では詐欺まがいの悪質な行為が行われ、100億円を超える投資家の資金が返済されない状態が続いています。

ソシャレン3社の被害に遭うイメージ

そういった被害に遭うのを防ぐため、信頼度が高い業者を選ぶことが重要です。私はソーシャルレンディングは業者選びで勝敗の8割は決まると思っています。

上場系と大手系

100%の安全はもちろんありませんが、信頼度が高いと投資家から評価を受けているのは、まず上場系の業者、次に業界大手の業者です。

親会社が上場企業の業者はコンプライアンス意識が高く、マネジメントも働いています。大手系の業者も同様です。ちなみに私がメインで利用している業者は下記の5社です。

やはり上場系、大手系は信頼度が他とはまったく違います。何か起こった時の対応も迅速かつキッチリしています。

投資初心者にとって最重点は元本の回収です。利回りが下がってでも、信頼度が高いこれらの業者を利用することを強くおすすめします。

利回り7%以上に手を出さない

これは論理的な根拠はありません。あくまでも私の経験と感覚からです。

利回りが7%を超えると案件のリスクが高まります。スキームに無理があったり、担保が不安を感じさせるものであったり、要は元本回収に不安を感じることが多いです。

利回りが高い案件

もちろん、7%を超える案件のすべてがリスキーだとは言いません。先ほど上げた5つの業者の中にも7%を超える案件があり、そのうちのいくつかには私も投資しています。

しかし、それらの業者を別にすると、7%というのが安全とリスキーの分かれ目であると私は感じています。初心者は7%を超える案件には手を出さないことをおすすめします。最重点は儲けではなく元本回収です。

短期の案件に投資する

例えば、運用期間が3年の案件があって、借り手企業の担保の評価額が5億円だとします。その企業が3年後も経営を継続できているか、担保の評価額が5億円を維持できているか、あなたは分かりますか?

将来予想ができないイメージ

投資初心者が何年も先のことを予測するなんて無理ですよね。であるならば、自分で予測がつかない長期案件に手を出してはいけません。資金効率が下がってでも短期運用に徹するべきです。

ちなみに私は6ヶ月以内をベストとしており、最長でも13ヶ月を超えないようにしています。

案件をしっかり調べる

ソーシャルレンディングは貸金業です。あなたの大切なお金をソシャレン業者を通して企業に貸し付けます。実際には業者が募集する案件に応募する形を取ります。

ここで大切なのは言うまでもなく案件の中身をしっかり調べることです。どんな企業にどんな条件でお金を貸すのか、しっかり調べて自分なりに大丈夫だと確信を持った上で投資しなければなりません。

ところが、投資に慣れてくると手を抜きだします。担保評価額が貸し付け額をカバーできているかさえ確認せず、利回りと運用期間だけをみて投資するようになりがちです。

利回りだけを見るイメージ

実際、グリーンインフラレンディング事件の際には10%や12%といった利回りに引かれ、ろくに調べもせずに投資した人が少なくありませんでした。そしてその多くが、百万円単位の元本毀損の恐れに直面しています。

案件をしっかり調べるのはソーシャルレンディングの基本中の基本です。手を抜きそうになったら百兆年早いと自分に言い聞かせましょう。

土地担保付きの案件にする

借り手企業が返済できなくなった場合、ソシャレン業者は担保を処分して元本を回収します。ただし、担保が十分な金額で処分できるとは必ずしも限りません。

例えば、借り手企業の株式を担保にしていた場合、返済不能になった企業の株式など二束三文です。太陽光発電の権利が担保だった場合、発電所の状況次第では処分できないことは十分にあり得ます。

担保として手堅いのはやはり土地です。ですので、慣れるまでは担保が土地の案件に絞って投資することをおすすめします。

担保が土地の案件の例

ただ、土地ならばどれでも良いというわけではありません。太陽光発電くらいにしか利用価値がない土地なんて、どれだけ評価額が高くても買い手が付かない可能性の方が高いですよね。

ですので、担保について言えばOwnersBookのように担保の大半が東京23区内の土地建物であるような業者が安全性が高いと言えます。

少額でスタート

最初は1万円や5万円など少額で始めましょう。

もちろん、元本が少額だと得られる分配金も少額です。利回り6%、運用期間1年の案件に1万円を投資すると、得られる分配金はわずか600円。税引き後では480円です。

分配金
源泉徴収
税引き後
600円
120円
480円

でも、ソーシャルレンディングは借り手企業が返済できなくなると、最悪の場合は元本すべてが戻ってこなくなります。始めたばかりで10万円や50万円も失うのは、かなりダメージが大きいのではないでしょうか?

なので、最初は練習のつもりで数万円の投資から始めることをおすすめします。十万円単位で投資するのは慣れてからでも遅くありません。

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