投資初心者の
ソーシャルレンディング教室

ソシャレンの手数料

ソーシャルレンディングで投資をするにはどのような手数料がかかるのか、銀行からの振込や出金の手数料は誰が負担するのかについて説明します。ソーシャルレンディングの利回りは高くないので、手数料の問題は重要です。(最終更新日:2018年12月30日)

金利から手数料を得る

ソーシャルレンディング業者は企業にお金を貸して利息を得ます。そして、利息の中から手数料を取り、残った利息を投資家に分配します。

例えば、企業に年利8%で貸し出し、2%分をソシャレン業者が取り、残りの6%を投資家に渡す、という感じです。

ソーシャルレンディング業者の手数料

つまりソシャレン業者の取り分ですが、これは貸した相手の企業から取っているとも、私たち投資家から取っているとも言えます。

また、私たち投資家に示される利回りは業者の取り分を引いた6%であり、私たちはそれを見て投資の判断をしています。つまり、2%はそもそも私たちが気にしていない手数料です。

以下では、この2%分以外の手数料について説明します。

口座開設手数料

投資口座を開設する、投資家として登録する、会員登録をする、要はソシャレンを始める際の事務手数料です。

口座開設手数料はすべてのソシャレン業者で無料です。

口座維持手数料

口座維持手数料もすべてのソシャレン業者で無料です。

口座を開設したあと、一切使わずに何年も放置していても手数料は取られません。(将来、規約が変わらない限り)

入金手数料

投資するお金を自分の銀行口座からソシャレン業者に振り込む手数料です。すべてのソシャレン業者で有料です。

なお、業者が後述するデポジット型か否かで入金手数料に差が出ます。

出金手数料

投資した案件の運用期間が終わると、投資した元本と分配金が、ソシャレン業者から自分の投資口座に戻ってきますよね。そのお金を自分の銀行口座に引き出す際の振込手数料です。

出金手数料はクラウドバンクLENDEXなど一部の業者を除いて有料です。

なお、後述するデポジット型でない業者の大半では、出金手数料は発生しません。

デポジット型

投資する際の投資資金の入金方法に関する話です。

ちょっとややこしい内容なので、図を見ながら何度も読み返してください。

デポジット型とは?

投資のたびにソシャレン業者の銀行口座にお金を振り込むのではなく、ソシャレン業者内に作った自分の投資口座(デポジット口座)にまとめてお金を振り込んでおき、投資のたびに投資口座から案件にお金を移動させます。

デポジット型

例えば、最初に50万円をまとめて投資口座に振り込み、まず10万円、1ヶ月後に20万円、しばらくして5万円と3つの案件に投資すると、投資口座の残高が15万円になるという感じです。

ソーシャルレンディングではOwnersBookPocket Fundingなど、ほとんどの業者がデポジット型です。

入金時のメリットとデメリット

入金、つまり投資するお金を銀行から振り込む際、10万円、20万円、5万円と3回に分けて振り込むと、振込手数料が3回分かかります。

ですが、デポジット型だとまとめて35万円なり50万円なりを振り込み、そこから案件に投資していくので、振込手数料は1回分で済みます。これがメリットです。

逆にデメリットは、投資したい案件がなかなか出てこない場合、利息も付かない投資口座に資金を寝かしておくことになる点です。

出金時のデメリット

デポジット型の場合、運用が終わった案件の分配金と元本は投資口座に戻ってきます。

デポジット型の出金

この分配金と元本を投資口座から自分の銀行口座に引き出す場合、振込手数料は投資家負担、つまり有料です。(クラウドバンクなど一部の業者は無料です。)

例えば、年利6%、運用期間1年の案件に1万円を投資した場合、分配金は源泉徴収後で477円です。ここから振込手数料を仮に300円取られると、最終的に手にする収益は177円になってしまいます。

業者
振込手数料(税込)
OwnersBook
324円
maneo
54~432円
LCレンディング
108~756円
Pocket Funding
0~756円

投資するお金が少ない場合、出金手数料が利益を食いつぶしてしまう。これがデポジット型の大きなデメリットです。

ですので、デポジット型で出金手数料が有料の業者については、引き出すのを数ヶ月に1回にするとか、ある程度貯まってから引き出すなどの対策が必要です。

デポジット型でない業者の場合

FANTAS fundingなど一部の業者はデポジット型ではありません。(このサイトでは直接型と呼ぶことにします。)

直接型では投資口座がありませんので、投資をする際には自分の銀行口座から案件に直接振り込みます。また、分配金と元本も自分の銀行口座に直接振り込まれます。

直接型

大半の直接型の業者では、入金手数料は投資家負担、出金手数料は業者負担です。私たち投資家から見ると、投資する際の手数料は有料、お金が戻ってくる際の手数料は無料ということです。

デポジット型と違って出金手数料が無料なのは良い点ですが、投資するたびに入金手数料がかかる、まとめて振り込んで手数料を節約できないのは痛い点です。

ポイント:手数料で差が出るのは出金手数料だけです。デポジット型の業者では頻繁に引き出さないように注意しましょう。利益が振込手数料で吹っ飛んでしまいますよ!

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