海外在住の僕が地方選挙権も含めて外国人参政権に絶対反対の理由

選挙シーズンではまったくないのですが。

ちょっと思い立ったので書いてみます。

僕は海外在住ですが、外国人参政権には絶対反対です。

海外在住なので日本に住む外国人に理解を示しそう、と思うかもしれませんが。

それは逆で、海外に住んでいるからこそ、外国人参政権に反対なのです。

その理由を説明したいと思います。

中国での経験

もう大昔のことになりますが、僕は中国に住んでいました。

中国は選挙権がないみたいに思われていますが、村長レベルの選挙権はあります。

僕が住んでいた地区でちょうど選挙がありました。

興味津々でみんな何をしてるのか見物していたのですが。

その時、ふと思ったのです。

僕は中国で選挙権が欲しいだろうか?と。

権利と責任はワンセット

こんなふうに考えました。

住んでるのだから、やっぱり権利を行使したいよな。

でも待てよ。

権利だけ行使させろって、そんな都合の良い話は通らないよね。

権利を行使するってことは、同時に責任も負うってことだ。

では、参政権を行使すると、代わりにどんな責任を負うことになるんだろう?

参政権は国に対する責任とセット

参政権とは地方選挙であろうと突き詰めれば国に関与するってことだ。

中国で参政権を得るってのは、中国という国に関与するってこと。

では、セットで付いてくる責任は何か?

中国という国に対する責任だ。

国に対する責任とは何か?

突き詰めれば国を守ることだ。

つまり、国のために戦うということだ。

その国のために戦えるか?

ここで考え込んでしまいました。

僕は中国政府は置いといて、中国も中国人も好きです。

でも、中国がどこかの国と戦争になった時に、中国のために戦えるだろうか?

マンションの隣の爺さんと一緒に、中華包丁を片手に敵に立ち向かうだろうか?

いや、無理。中国は好きだけど絶対無理。速攻で日本に逃げ帰る。

参政権「だけ」もらうのは身勝手だ

参政権は国民にとって究極の権利です。

国に関与する権利を得る以上、国を守る責任を負うのは当然だと僕は思います。

中国で参政権を得ておいて、中国のために体を張って戦うのはパス。

そんな都合の良い話が認められて良いはずがない。

それはあまりにも身勝手で、中国人に対して失礼だ。

参政権はいらない

そして、むしろ参政権は積極的にいらないと思うようになりました。

だって、その国で参政権を得る=その国に責任を負う、ですから。

参政権をあげるよと言われて受け取った途端、その国に責任を負うことになる。

いやいや、とんでもない。

申し訳ないが僕はこの国のために死ぬ覚悟はない。

戦争になったら僕はあなた方を置いて、一目散に日本に逃げ帰る。

だからお願いだから僕に参政権を与えないでくれ。

外国人参政権が認められたらその国を出る

それ以来、いくつかの国を渡り歩いてきましたが考えは変わりません。

参政権を求めるつもりはまったくありません。

その国のために命をかけて責任を負うつもりが爪の先ほどもないからです。

これは冗談ではなく100%の本気ですが。

外国人参政権を認めると決まったら、僕はその国を即座に出ます。

外国人参政権を認める国だけには、僕は絶対に住みません。

その国に対して責任を負うつもりがないからです。

税金=参政権ではない

税金を払ってるのだから参政権を認めるべきという論がありますが。

これは完全な間違いです。

税金は受け取る行政サービスに対する対価です。

整備された道路を歩き、警察に守ってもらい、火事を起こしたら消してもらう。

それらサービスの代金として、払って当然の対価です。

税金を払ってるから参政権を与えよというのは、ローソンで買い物をして代金を払ったからローソンの経営に関与させろ、と言っているのと同じです。

まったくの的外れです。

参政権だけくれは通らない

参政権という権利は、国に対する責任とワンセットです。

国に対して責任を持たないのに、参政権だけよこせというのは理屈が通りません。

仮に日本と韓国が戦争になった時、韓国人が韓国に逃げ帰るのは当然のことです。

僕は彼らを責めるつもりはまったくありません。

逆の立場ならば、僕もソウルから東京に一目散に逃げ帰りますから。

でも、逃げ帰るのに参政権は与えろは通らない。

最低でも帰化した人だけ

外国人に参政権を与えるとすれば、百歩譲って帰化した人だけです。

本来なら本当に日本に責任を持つか意思確認し、署名捺印でもさせるべきです。

でも、帰化は相当の覚悟を伴うので、百歩譲って認めて良いかもしれません。

しかし、それ以外は特別永住者も含めて絶対に認めるべきではありません。

日本に責任を負わない人に、日本に関与する権利を手にする資格はありません。

外国人参政権を与えるべきではない

僕は逆に、日本に住む外国人のために、参政権を与えないべきと考えます。

だって考えてもみてください。

留学や仕事で日本に来て、そのまま日本人と結婚して日本に住んでいる。

日本は良い国で、日本人のことも大好きだ。

でも自分はやっぱり中国人で、自分の祖国は永遠に中国だ。

こういう中国人は日本にたくさんいます。

中国人に日本のために死ねというのか?

そんな彼らに日本の参政権を与える。

それは同時に、日本に対する責任を負わせるということです。

日本と中国が戦争になったら、日本のために戦えということです。

これはあまりにもひどいと思いませんか?

彼らの祖国に対する思いを踏みにじる。

やはり不条理だと思うのです。

権利だけは通用しない

人間は都合の良い生き物ですから、権利ばかり考えます。

ですが、権利と責任は常にワンセットです。

国に関与する以上、国に責任を負うのは当然です。

参政権を与えられることは、責任を負わされることです。

だから僕は在外邦人ですが、参政権だけは絶対に与えられたくない。

外国人参政権を持つ覚悟はありますか?

日本に住んでいる外国人のみなさん、日本のために死ねますか?

外国人参政権肯定派の日本人のみなさん、彼らに日本のために戦えと言えますか?

僕は今住んでいる国のために死ねません。

この国のために戦わされたくありません。

だから、僕は外国人参政権を与えられたくない。

与えられるならばこの国を出ます。

日本に住んでいる外国人のみなさん、あなたはどうですか?

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