千葉県小学生女児殺害事件のベトナムメディアの報道と読者の反応

3月26日に起きた千葉県のベトナム人女児が殺害された事件。

ベトナムメディアがどのように報じ、読者がどう反応しているのか。

遺体が発見された3月26日から、ベトナムでの葬儀が行われた4月3日までについて、ベトナムの有力紙「タインニエン(Báo Thanh Niên)」の記事を紹介します。

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なお、僕はベトナム語はまったく分かりません。

グーグル翻訳等に頼って訳してます。

必ずミスがありますので、別のソースもぜひあたってください。

また、容疑者逮捕についてのベトナムの報道はこちらをご覧ください。

小学生女児殺害犯人逮捕へのベトナムメディアの報道と読者の反応
千葉県我孫子市で起きたベトナム人小学生女児レェ・ティ・ニャット・リンさん殺害事件で渋谷恭正容疑者が逮捕されたことに対する、ベトナムのニュースメディアの報道と読者の反応を日本語に翻訳して紹介します。

3月26日の記事

ベトナム少女、日本で行方不明から2日後に遺体発見

少女の遺体は日本の千葉県我孫子市の排水路で発見されました。被害者はベトナム人のレェ・ティ・ニャット・リンさんで、日本メディアによると3月24日朝から行方不明になっていました。

NHKとANNニュースが3月26日午後に伝えたところによると、遺体は失踪場所から12km離れた千葉県我孫子市にある農地の排水路で、釣りをしに来た男性に3月26日の朝6時45分に発見されました。

2日前、日本の警察が発表したところによると、この少女はベトナム人で千葉県の松戸小学校3年生のレェ・ティ・ニャット・リンさん(9歳、身長130cm)で、3月24日朝から行方不明になっていました。両親は長年に渡って日本で暮らしており、リンさんは日本語が上手で、学校にはいつも一人で通っていました。

リンさんが登校していなかったため、学校の先生が家族に電話で知らせていました。警察はリンさんの通学路で捜索をしました。自宅から学校が近いため、リンさん一人で登校していました。失踪時、リンさんはグレーの上着と黄色い帽子と赤いランドセルを身に着けていました。

リンさんの普段の通学路でナンバープレートにカバーをした車が防犯カメラで捉えられており、リンさんを1ヶ月ほどつけていたと見られます。

日本の警察は犯人の捜索を懸命に進めていますが、リンさんは性的暴行を受けた上で証拠隠滅のために殺害されたと見られています。

日本の治安は非常に良好で、子供は小学1年生であっても一人で登校することがよくあるほどです。それゆえ、リンさんの死に日本は衝撃を受けており、多くの親が不安を抱いています。

リンさんの日本の家族とベトナムにいる親戚は、捜索のために彼女の写真をSNSに投稿しています。

(Thanh Niên Online:2017年3月26日19時47分付)

読者の反応

A.さん:両親を非難するのはやめよう。新聞も言ってるけど日本では子供が自分で学校に通うのは普通のことだ。日本やアメリカ、韓国のような国では子供たちが自立するのが早いので、小さいときから大きくなるまで親に包まれているベトナムの子供たちと違って、大胆であることがよくあるんだ。

Nguyễn Thúy Anさん:日本では小学1年生は列を作って学校に行くので、ベトナムのように親が送り迎えしない。

Nguyễn Quyさん:両親は楽観的すぎる。9歳で一人で学校に行くなんて。逃げて欲しい。

↑Phanさん:小学生の子供が一人で学校に行くとして、危険があるかは分からない。

DRAGONFLYさん:小学校の頃は私も一人で学校に行っていた。お父さんは仕事だし、お母さんは家で子供の世話をしてたし、誰にも迎えに来てもらえなかった。

Lợiさん:いとおしく思うならば、親には楽観的にならず子供をこんな目に遭わせないで欲しいです。

Thưさん:このニュースを聞いて涙をこらえることができませんでした。子供にこんなことをするなんて人間じゃない。刑務所に入れて去勢して一生苦しめてやれば良い。

3月27日の記事

ベトナム人少女日本で殺害、遺族が感謝の意

3月26日に日本の千葉県で遺体が発見されたレェ・ティ・ニャット・リンさん(9歳)の親族が両親に代わってオンラインコミュニティに謝意を示しました。

本紙のタインニエン記者は3月27日に、昨日26日に我孫子市で殺害されたレェ・ティ・ニャット・リンさんの父親のルアンハオ氏に連絡を取りました。しかし、ハオ氏は悲しみにむせび泣き多くを語れる状態ではありませんでした。ハオ氏によると家族は日本の警察の捜査結果を待っているとのことでした。

リンさんの母方の親族の一人は、リンさんを探すために情報をシェアしてくれたオンラインコミュニティに感謝を示し、SNSに「情報をシェアし、私達を助け気遣ってくれてありがとうございました。」と投稿しました。

Japan Timesによると、我孫子署は検死の結果として、少女の顔には殺害される前に殴られたと思われる打撲傷があり、強姦後に殺害された疑いを示しました。

ネットコミュニティで娘を探そうとした家族

リンさんが殺害された時、母親のグエン・ティ・グエンさんは、リンさんの弟を連れて2014年に戻って来た出身地のハイフォンにいました。グエンさんは夫から娘が失踪したことを知らされました。グエンさんは悲しみに暮れ、SNSに娘の写真を投稿し、次のように書き込みました。「私の娘はどこにいるの?帰ってきて、帰ってきて。どうしようもなく苦しい。ねえ、帰ってきて。胸が張り裂けそうです。」

彼女はまたネットコミュニティに助けを求めました。「お願いです。私たち家族を助けてください。娘はきっと怖くてお腹をすかせて泣いています。きっと誰かにひどい目に遭わされているんです。お願いです。娘を助けてください。」

リンさんの親族でホーチミンシティに住むフェイスブックユーザーは、自分のページにリンさんの写真を掲載し、助けを呼びかけました。

「写真の少女はレェ・ティ・ニャット・リンといいます。10歳です。両親と一緒に日本で暮らしています。彼女の母親はベトナムにおり、彼女が日本で誘拐されて3日になります。2日後、彼女が学校に来ていないと先生から電話がありました。(学校が家から近いため、彼女は自分で歩いて通っていました。)警察から報告はありましたが、まだ彼女の行方は分かっていません。」

「私はネットの書き込みを読みました。Facebookで素早く拡散してくれたことに感謝します。リンさんが誘拐されてから2日間、母親は彼女を探しています。私たち家族は燃え盛る火の中で座らされています。母親はもう限界です。」

「リンさんは千葉県松戸市の六実駅の近くに住んでいます。彼女はまだ見つかっていません。家族は警察に知らせ探しています。日本のベトナムコミュニティのみなさん、特に六実駅や松戸の近くの方、もしリンさんを見かけたり何か情報をお持ちでしたら、松戸東警察署に知らせてください。」

「リンさんの特徴は、身長130cm、方に届くくらいの黒髪です。グレーのジャケット、ピンクのズボン、白と黒のツートンの靴、黄色い通学帽、赤いランドセルを身に着けていました。」

ベトナムと海外のネットコミュニティはリンさんを探すために彼女の写真と情報を迅速に拡散しました。しかし間に合いませんでした。

友人と近隣住民に衝撃と悲しみ

日本の共同通信によると、多くの近隣住民とリンさんの同級生は、リンさんの遺体発見のニュースに大きな衝撃を受け、深い悲しみに暮れています。

松戸市のリンさんの自宅の近くに住むサイトウタエコさん(69歳)は「彼女にもう合うことができないなんて信じられません。」と、頭を抱え悲しげに語りました。サイトウさんは地域の防犯パトロールのボランティアメンバーの1人で、去年の夏にリンさんと知り合いました。サイトウさんによると、リンさんはとても素直でいつも礼儀正しく挨拶をしていて、自宅の庭で栽培しているベトナムの野菜について話をしてくれたことがあったそうです。

娘がリンさんの同級生という別の住民は、「本当にひどいことです。いなくなったと聞いてからずっと心配していました。」と悲しそうに語りました。

リンさんのクラスメートの1人はNHKの取材に対し、「リンさんはみんなと仲良しで、いつも元気いっぱいでみんなから人気がありました。」と答えました。

リンさんが通っていた学校の親たちは、可愛らしく素直で正直で誰とでも仲が良かったリンさんを思い、悲しみに包まれています。

松戸市教育委員会は犯人の手がかりはまだ見つかっていないとしています。また、警察は犯人逮捕のため100名の警察官を投入し、捜査を拡大しています。

(Thanh Niên Online:2017年3月27日20時27分付)

SNSへの親の投稿が悲痛で、訳していて涙が出ました。

読者の反応

Trantrangさん:小さい子供は自分の身の守り方を知らないからつらいよね。犯人が早く捕まって欲しい。

Tomさん:悲しい。数日の間に日本に住む2人のベトナム人が殺された。日本の警察には徹底的に捜査して、犯人を逃さないで欲しい。

Thanh Truongさん:どんな国でも多かれ少なかれ犯罪はある。日本は俺たちが思っているほど平和ではない。

3月30日の記事

日本で殺害被害のベトナム女児の遺体、帰国の見込み

グエン・ティ・グエンさんが我孫子市で殺害された娘のレェ・ティ・ニャット・リンさんの遺体引き取りの準備のため、3月28日昼に日本に戻りました。

Chị N.T.Nguyên đã trở lại Nhật vào trưa ngày 28.3 để chuẩn bị đón thi thể con gái xấu số L.N.G.Linh bị sát hại tại TP.Abiko (Nhật Bản) vừa qua.

リンさんは日本の千葉県で殺害されました。両親のルアンハオさんとグエン・ティ・グエンさんはともにベトナム人で、日本に移住して10年以上になります。日本で家を購入し、2歳の時に娘のリンさんを呼び寄せました。

リンさんは3月24日朝に通学路で行方が分からなくなっていました。そして3月26日朝に、リンさんの遺体が衣服を身に着けていない状態で、所持品と一緒に自宅から12km離れた農地の排水路の中で発見されました。

東京のリポーターによると、日本の警察はリンさんは3月24日から25日の間に殺害されたと推定していますが、24日に通学路で誘拐された直後に殺害された可能性も排除していないようです。リンさんの遺体には手をしばられたあとがあった他、顔にはあざが、腕と足にはたくさんの小さな傷があり、性的虐待を受けた痕跡も認められました。死因は首を絞められたことによる窒息と見られています。

父親のルアンハオさんは26日午後に我孫子警察署に行き、遺体を確認しました。ランドセルや衣服の一部などの所持品は茨城県坂東市の利根川の土手で27日に発見されました。

リンさんの母親のグエン・ティ・グエンさんはリンさんの弟をつれて、3月22日からベトナムのハイフォンにある実家に帰省中でした。そして娘の事件を知り、ショックを受け体調を崩していました。体調が回復し、日本に戻ってリンさんに会い、遺体を連れて帰りたいとしています。

駐日ベトナム大使館によると、リンさんの家族は4月2日に遺体をベトナムに連れて帰ることを希望しています。痛ましい事件が起こってすぐ、ベトナム大使館の担当者が我孫子警察署に捜査協力に訪れ、さらに父親のルアンハオさんを訪問し、親族に弔意を表すとともに励ましました。同時に必要な法的手続きを家族に説明するとともに、リンさんの葬儀への支援について日本のベトナム仏教協会と協議を行いました。

これに先立ちベトナム外務省は公式声明を発表し、駐日ベトナム大使館に対し地方自治体と連携して緊急に対策を講じるよう指示したことと、死因の究明、犯人の捜査と逮捕、厳格に法に基づいた裁判を日本側に要請したことを明らかにしました。

また、日本のNHKは情報収集のためベトナム語の通訳を手配しており、警察が一刻も早く犯人を逮捕することを期待するとしています。

(Thanh Niên Online:2017年3月30日10時55分付)

読者の反応

Thanh Truongさん:幼子よ。最愛の祖母の元に戻っておいで。温かい祖国ベトナムに戻っておいで。みんながあなたを愛おしく思っているから。

Lanさん:あなたがとても愛おしいです。あなたの魂が天国に召されますように。あなたの記事を読むたびに涙があふれました。悪い犯人が罰せられますように。

Hùng Ttさん:リンさんの無邪気な顔を見ると涙を堪えることができない。彼女が何をしたというのか。天網恢恢疎にして漏らさず。犯人はきっと捕まり罰せられると私は信じている。彼女の魂に線香を手向けさせてください。

Đỗ Đình Kiênさん:警察が早く犯人を捕まえ、このクズを社会から排除して欲しい。ご遺族にお悔やみ申し上げます。

Datさん:可愛らしい子。彼女の魂が成仏しますように。警察が早く犯人を捕まえて処罰することを期待します。

4月1日の記事

殺害されたベトナム女児、日本で葬儀

3月31日夜、千葉県松戸市の葬儀場で営まれたレェ・ティ・ニャット・リンさんの葬儀に約500人が参列しました。

Tối 31.3, khoảng 500 người đã tham gia lễ lễ cầu siêu cho bé L.N.G.Linh tại nhà tang lễ thành phố Matsudo, tỉnh Chiba (Nhật Bản).

4月4日のANNニュースによると、リンさんの葬儀は千葉県松戸市の葬儀場で現地時間の3月31日午後6時から営まれました。家族が供えた笑顔のリンさんの遺影はピンクのリボンと白い蘭の花で飾られていました。

葬儀には多くの僧侶が参列し経を唱えました。両親のルアンハオさんとグエン・ティ・グエンさんは祭壇の前でやつれた表情で、娘と過ごした日々に思いを馳せ泣きはらした目をしていました。

リンさんが通っていた六実第二小学校の同級生を含む児童約150人と教員が葬儀に参列しました。古庄誠校長は「リンさんの御霊に謹んでお別れの言葉を申し上げます。毎朝リンさんが登校すると、教室はいつも明るい雰囲気で包まれていました。この痛みはあまりにも強く受け止めることができません。」と語り弔意を示しました。

松戸市の本郷谷健次市長も参列し、同じ事件が繰り返されることを防ぎ、生徒が来月から通学する際の安全を確実にする決意を表明しました。

さらに日本在住の100人のベトナム人もリンさんの家族に同情を寄せています。日本は長い間安全な国と思われてきたため、彼らの多くは今回の事件に衝撃を受けています。そして誰もが警察が少しでも早く犯人を逮捕することを願っています。

リンさんの父のルアンハオさんは悲しげに語ったところによると、妻と弟がハイフォンの実家に帰省する際、リンさんも一緒に行きたいと言いましたが、ちゃんと休まず学校に通うように両親で言い聞かせたそうです。リンさんの亡骸は4月2日ベトナム航空機で祖国に戻る予定です。

3月31日の毎日新聞によると、警察はリンさんの衣服の一部が見つかった茨城県の利根川の土手の近くで防犯ブザーを発見しました。遺族によるとリンさんは防犯ブザーをいつもランドセルに付けていたそうです。捜査の結果、防犯ブザーは使用されていませんでした。千葉県警我孫子書は緊急捜査を行い、早急に犯人を公表すると表明しました。

(Thanh Niên Online:2017年4月1日8時48分付)

弟と一緒に帰省させていれば。ご両親の自責の念を思うと胸が締め付けられます。

読者の反応

Phạm Anさん:僕が天国に行って、悪いやつを捕まえて罪を償わさせる方法を教えてあげるから。あなたは早く帰っておいで。

Namさん:リンちゃん、安らかに眠ってね。あなたのことがとても愛おしいです。

Ngọcさん:この子が早く成仏できますように。ご遺族にお悔やみ申し上げます

Nguyễn Hoàng Lanさん:なんてかわいそうな!安らかに眠ってね。良い子なのに…

4月3日の記事

日本で殺害のベトナム女児、故郷でお別れ

レェ・ティ・ニャット・リンさんの遺体は4月2日午後1時45分にノイバイ国際空港に到着後、故郷のフンイエン省に移送され、4月3日朝に葬儀が営まれました。

9歳のリンさんが3月24日に日本の千葉県で殺害されたニュースが報じられたあと、父親のルアンハオさんの近親者はリンさんの死を嘆き悼んできました。

ANNニュースは4月3日、リンさんの葬儀は4月3日の朝に彼女の故郷(フンイエン省Khoái Châu県Tân Dân社Bãi Sậy3村)の人民墓地で営まれ、数百人の村人と近所の人が弔問に訪れたと伝えました。

リンさんの祖母と母親(グエン・ティ・グエンさん)は葬儀の最中に泣き叫び、何度か気を失いました。祖父母の近所の人たちによると、リン酸は以前は祖父母と一緒に暮らしていましたが、2・3歳の時に両親と日本に移り住みました。リンさんはとても素直で可愛らしく、いつも近所の人たちに可愛がられていたそうです。

4月3日の早朝から数百人の人々と国内外のメディアがリンさんの祖父母の自宅から列を作りました。そして、葬列が白い花輪とともに墓地へと向かいました。

親族の代表が涙を流し近所の人にお礼を述べました。また、地方政府が訪れ遺族を励ましました。

(Thanh Niên Online:2017年4月3日13時23分付)

あまりにも悲痛

翻訳していて涙が出たのは初めてです。

被害者女児の恐怖、苦痛。遺族の痛み。

別の記事で書きましたが、犯人に科せられるのは最高で無期懲役です。

最も軽い場合は懲役5年で出てきます。

小学女児殺害犯人はベトナムより軽い日本の刑法で裁かれる
ベトナム国籍の小学生女児が千葉県我孫子市で殺害された事件は日本で裁かれますが、日本の刑法の刑罰はベトナム刑法の刑罰よりはるかに軽い。強姦罪の場合、日本の最高刑は懲役20年ですがベトナムは死刑です。これは正義なのでしょうか?

日本は法治国家ですので、軽々しく死刑にしろなどと言うべきではありません。

情が法をないがしろにするならば韓国と同じです。

しかし、5年で出て来るなどあまりにも刑が軽すぎる。

ベトナムならば最高で死刑もあり得るのに。

やりきれない思いです。

小学生女児殺害犯人逮捕へのベトナムメディアの報道と読者の反応
千葉県我孫子市で起きたベトナム人小学生女児レェ・ティ・ニャット・リンさん殺害事件で渋谷恭正容疑者が逮捕されたことに対する、ベトナムのニュースメディアの報道と読者の反応を日本語に翻訳して紹介します。

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