正月はコンビニとスーパーは休みにしよう|売上げ変わらないから

年末にかけて宅配業者が大変だったようです。(年末に限らんけど…)

日本人の働き方が問われているわけですが。

小売業の正月の営業もまた然りです。

コンビニとスーパーは三が日は休め!

震災の時に「枝野、休め」ってツイートが流行りましたが。

今はこう言いたいです。「小売り、休め!」

特にコンビニとスーパーです。

正月三が日は店を閉めるべきです。

というのも、閉めても問題ないからです。

コンビニもスーパーも正月は休んでいた

小売業が正月も営業するようになったのは、1990年代後半からです。

たしか阪神淡路の前後だったような記憶があります。

つまり、それまでは正月は閉めてました。

それで1億2千万の日本人の生活に影響は出てなかったわけです。

年末に三が日分の食料を買い込んでおく。

それは今でもできますよね?

正月営業は小売業の売上高対策

正月も営業をするようになったのは、小売り各社が売上げを確保するためでした。

最初がダイエーです。その後にヨーカドーやジャスコが続いた。

さらにケーヨーやコーナンみたいなホームセンター。

ついには百貨店も営業するようになった。

他社に売上げを取られるくらいならってことで、競争するようになった。

最初っから消費者の利便性のためではなく、小売り各社での売上げの取り合いだったわけです。

百貨店と家電量販店以外は正月営業は無意味

では売上げ効果はあったのか?少なくとも今ではないです。絶対。

百貨店の福袋とか、お年玉で家電商品を買うとか、これは正月特需です。

でもね、コンビニやスーパーで正月だからって何か買いますか?

ちょっとぜいたくにお寿司にしようとか、せいぜいそんなものでしょ?

コンビニや食品スーパーに正月特需なんてないんです。あってもごくわずか。

売上げを先取りしてるだけ

みなさん機会があったら、正月のスーパーでレジを見てみてください。

お客さんが買ってる商品、普段とほとんど変わりませんから。

年末に買い忘れた分を、正月になってから買ってるだけ。

1月4日に買うものを、店が開いてるから先に買うだけ。

つまり、順番が変わっただけで、年間の売上高は何も変わらないのです。

小売りに任せている以上、正月営業は続く

では、正月営業をやめることはできるか?

小売業を放置していたら、絶対にできません。

だって、イオンが閉めたらその売上げがヨーカドーに流れます。

ライバル店が開ける以上、閉めるわけにはいかないのです。

政府は正月三が日の営業を規制すべき

やはりここは政府が規制に乗り出すべきだと思います。

一部の例外をのぞいて、小売業は正月三が日は営業禁止。

そうすることで、小売店の社員、パート、アルバイト。

小売りに商品を納める、特に生鮮系のメーカー、卸。

さらに商品を配送する運送業者。売上金と釣り銭を管理する警備会社。

テナントの従業員。駐車場の警備員。清掃業者のおばちゃん。

どれだけお多くの人が、正月を家族と過ごせるようになるか。

安倍総理、今すぐできる働き方改革です。

ぜひ実現させてください!

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