一戸建て住宅やマンションを購入しないほうが良い6つの理由

買うか借りるか、どっちが得か?

一戸建てやマンションを買うか、賃貸暮らしを続けるか。

日本人にとっての一大問題です。

僕はサラリーマン時代は2年に1度のスーパー高頻度転勤族。

会社を辞めたあとはずっと海外暮らしで、数年ごとに違う国に引っ越し。

なので選択の余地なく賃貸暮らしで現在に至っています。

しかし、買わなくて本当に良かったと思っています。

今回はその理由をつらつらと。

ローンが怖い

ローンを全否定するわけではありません。

僕もサラリーマン時代はローンを組んで車を買いまくってました。

ただ、住宅ローンって35年とかですよね。

35年先のことなんて分からないじゃないですか?

特に今はシャープや東芝が倒産する時代ですから。

しかも35年も背負ってしまうと、転職とか起業とかリスクが取りにくくなる。

自由度が下がって身動きが取れなくなってしまいます。

家にしばられて動けないって、やっぱりイヤですよ。

維持費がかかる

外壁を塗り替えるとか、電気温水器が古くなって取り替えるとか。

持ち家だとメンテナンスの費用がどうしても出てきます。

賃貸だったら大家さんの負担なので自分は無傷です。

固定資産税も払わないといけませんよね。

賃貸料が下がる

都内など人口流入が続いている地域は別ですが。

日本全体で見ると賃貸料は下がっています。

山間部だと一戸建てで月1万円なんてのもあります。

日本の人口は減り続けており、にも関わらず住宅数は増えてます。

なので、これからも賃貸料が下がり続けると僕は予想しています。

35年もローンを払うより、賃貸のほうが安上がりじゃないかな?

資産価値が下がる

近ごろ友人が名古屋近郊で中古の一戸建てを買ったのですが。

なんと250万円だったそうです。

小さいながらも新築時には1千万円はしたはずです。

それがわずか4分の1に資産価値が下がる。

もはや住宅って有効な資産とは言えないと思うのです。

資産価値がゼロになる

2011年の東日本大震災。

資産についての僕の考え方を大々的に変えた事件でした。

35年かけて手に入れた家が海に流されていく。

津波に襲われた住宅地なんて誰も買わない。

住宅という資産は価値がゼロになることがあるんだ。

これは大ショックでした。

僕の考え方を根本から揺るがしました。

資産価値がマイナスになる

そして僕の考え方にとどめを刺したのが、2016年の熊本地震でした。

多くの住宅が被害を受けた様子がテレビで映し出されていたのですが。

住宅の被害状況を鑑定士みたいな人がチェックしてましたよね。

倒壊の危険がある住宅には赤い紙を貼ってたような記憶があるのですが。

あの映像を見た瞬間、家を買わなくて良かったと心の底から思いました。

被害を受けたら費用をかけて修繕しなければならない。

全壊したら費用をかけて立て直さなければならない。

売るにも費用をかけて更地にしなければならない。

住宅って数百万円単位の新たな出費を生み出すことがある。

資産価値が減るどころか、マイナスになることすらあるのです。

住宅は買ったあとにリスクが生まれる

人それぞれ考え方や価値観があります。

家やマンションは買ったほうが良いという考え方ももちろんあるでしょう。

それはそれで否定しません。

ですが、上に挙げたようなリスクがあることも事実です。

しっかりリスクを認識した上で、後悔のない判断をしてください。

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