東南アジア放浪記/イメージ画像

ベトナムのスーパーに突撃! 若い子もっと外に出そ! そして今夜もビールが美味い~♪

ホーチミンシティをぶらぶら歩き。観光地もまわらずに何がおもしろいのかと思うかもしれないが、これがけっこうおもしろい。街歩きは一度はまるとやめられない。

さて、今でこそ気楽な個人事業主をしている僕だが、日本でサラリーマンをしている頃は小売業のバイヤーをしていた。リゲイン飲んで24時間働こう!って言ってた世代なのでけっこう仕事にのめり込んでいた。その頃の麻酔がまだ覚めていないのか、海外に行くとどうしてもスーパーなどをのぞいてしまう。この日も誘われるがごとくスーパーへと。


CoopMart

入ったのは「コープマート(CoopMart)」。あとで調べたらベトナムでは大手のスーパーだった。ベトナムのスーパーの中なんてなかなか見る機会がないよね。それではさっそく店内を~


野菜売り場

こちらは野菜売り場。新鮮な野菜がズラッと並んでいる。中国やフィリピンよりも進んでいるなと感じたのは、レタスなどの葉野菜を袋に入れて、値段や賞味期限などを印字したシールを貼って売っていたこと。日本と変わらん。


冷蔵ケース

お次は冷蔵品の売り場。ハムとかチーズとかヨーグルトとかが並んでいる。そして、


ヤクルト

ヤクルトも並んでた。ヤクルトおばちゃんは並んでなかったけどw

10本入りで20,000ドンか。今朝食べたフォーが25,000ドンだったな。ヤクルトなんて長いこと買ってないから、高いんだか安いんだかよく分からん。笑


冷凍食品

ベトナムにもあります、冷凍食品。春巻きとか餃子とかいろんな種類があった。


お米

店内を徘徊する坊やの右手はお米。日本と同じようにカゴ車に積み上げている。バックルームで積み上げて店内まで運んできたのかな? 左手の陳列棚に並んでいるのは衣料用の洗剤。特売の目玉になるのはどこの国も一緒。


オレオ

こちらはお菓子売り場。ベトナムメーカーの商品の他に、オレオとか外国メーカーのものもあった。


コアラのマーチ

コアラのマーチもしっかり売ってました。どこの国でも子供が食べたがるお菓子なんて似たようなもんだ。


レジ

そして最後はレジ。バーコードにスキャナーをあててピッとするタイプです。


見ての通りだけど、日本と変わらんでしょ。何もかも。もちろん、そうめんがなくてフォーがあるとか、そういう食文化の違いはある。だけど、売り場の作り方とか、陳列に使ってる什器とか、レジシステムとか、日本とまーったく変わらないのだ。

そして実はこれはベトナムだけではない。中国もフィリピンも少なくともスーパーなどの売り場、そしてそこで行われる買い物行為、日本と何ら変わらない。

さらに言うと、フィリピンでもベトナムでも中国でも、若い子はけっこうスマホを使っている。中国なんて地下鉄に乗ると周りの人は中年のおっちゃん、おばちゃんも含めてほぼすべてがスマホを使っている。少なくとも北京、上海や、広州、武漢、成都クラスの大都市においては、日本よりもスマホ普及率は高いくらいだ。


日本人はベトナムにしてもフィリピンにしても途上国だから遅れていると考える。で、確かに遅れている面もある。しかし、すべての面が均等に遅れているのではない。少なからずの面で日本とまったく同じレベルであり、中国のスマホ普及率や、フィリピンのFacebook普及率みたいに、日本より進んでいたり、日本よりも値が高いカテゴリーもあるのだ。

途上国だからすべて遅れているのではない。日本と同レベルの部分も数多くある。ここを勘違いするととんでもない目に遭う。


これって実際に途上国に来てみなければ分からないことだ。本で読んだりネットで見たりするだけでは絶対に分からない。来て暮らしてみて初めて肌感覚で分かる。あいたた、実はとんでもなく勘違いしとったわ、ってことが。

そしてそれを知ることは、これから世界に出ていく子、世界に出なくても日本に来る外国人と仕事で接する子、僕らの世代以上に国境の壁が低くなる今の若い子たちには決定的に重要なことだと思う。海外を実体験として知っているか知っていないか。この違いはとてつもなく大きいと僕は思っている。


だからもっと留学させるべきだと思うのだ。文科相は留学を奨励しますとか言ってるけど、なにを眠たいことを言ってるのか。留学が役に立つと思うならば義務化すれば良いのだ。日本国の国益と将来につながると思うならば国民に強制して当たり前のことだろ。英語が役に立つから英語学習を中学までの義務教育として強制する。留学が役に立つから留学を強制する。一緒やん。

期間をどうやって確保するか?役にもたたん大学の一般教養をなくせば1年捻出できる。費用はどうするか?交換留学にすれば一発で問題解決。交換だから言うまでもなく学費は相互免除。宿泊施設については、まず交換で日本に来る学生用に日本の大学に留学生寮を整備する。その代わりにこちらが留学する大学にも寮なり宿泊設備を用意させれば宿泊費の費用負担はなくなる。

日本の狭い大学にどうやって寮を作るか?そんなん楽勝。分数の足し算やbe動詞の使い方を教えてるようなカス大学を潰して、その跡地に留学生寮を作れば良い。大学を3割くらい減らして定員激減させて必死に勉強せんと大学に入れんようにしたほうが日本の未来のためになる。


と、かなり過激な主張を展開する僕ですが。ご自身はどうかと言いますと、

ビール

今夜もビールがめっちゃ美味い。笑

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