東南アジア放浪記/イメージ画像

ホーチミンシティで異彩を放つ高層ビル。がんばれニッポン、韓国に負けるな!

川沿いをぶらぶら歩いていたが、夕暮れ時が迫ってきたのでそろそろホテルへ戻ろうか。臭いサイゴン川に別れを告げベンタインの方角へと歩を進める。ただし来る時とは別の道。実はここにやって来たのにはサイゴン川とは別にもう一つお目当てがあったのだ。

ホーチミンシティに着いた翌日のこと。初めてベンタインのあたりを通った時、ロータリーの向こうにひときわ高いビルを見つけた。

高層ビル

この写真の中央右手の銀色のビル。上海やマニラと比べると高い建物が少ないホーチミン市内で異彩を放つ高層ビル。一体このビルは何なんだろうと気になったもので。それで見に行くことにしたのだ。


高層ビル

こちらはサイゴン川の支流の川岸から見た様子。なんというか、この街で明らかに浮いているというか。あとで調べたら何とかってややこしい名前で、ベトナムで一番高いビルなんだそうだ。


高層ビル

「あのヒョコンと出っ張っとるの、あれヘリポートかいな? あんなややこしいとこに停めさせられて、ヘリの運ちゃんもえらい災難やなぁ。」

確かに。あそこへ飛ぶヘリには乗りたくない。気流が乱れたら一発でビルに激突しそうだ。


なにせ高くてデカイからどこからでも目に入る。見えてるものに向かって進むのだから迷いようもない。10分もしないうちにビルの下へと着いた。

中へ入ってみたが、なんてことはない。低層階は商業施設、中層から上はオフィス。どっちみち一番上のほうが展望台とレストランか何かになっているのだろう。ありきたり過ぎておもしろくない。


とっとと帰ろうと思い、ビルの中を反対側へと突っ切って歩く。すると途中でこのビルに入居している企業のフロア表があった。それを見て力が抜けた。

入居表

上から2つ目、サムスン、バシッと3フロア専有。対する我が日本勢、上から4つ目、ソフバン、1フロアのみ。

テレビ売り場ではソニー、松下がサムスンにコケにされ、オフィスビルでも3フロアと勢い見せつけられ。トホホな気分でホテルへと戻るのであった。はぁ。。。

ページのトップへ戻る