香港エクスプレス完全ガイド

座席の種類と指定料金

香港エクスプレスの座席の種類と、座席指定の仕方、座席指定料金について説明します。

座席の種類

香港エクスプレスの座席にはエコノミー、ビジネスのようなクラスの違いはありません。座席の位置や足元の広さの違いなどで、次の3つの種類に分けられます。

スィートシート

1列目と12・13列目(非常口横)の足元が広い座席です。

香港エクスプレスの座席

アップフロントシート

2~4列目の座席です。前方にあるので到着してから早く降りることができます。足元の広さはスタンダードシートと同じです。

スタンダードシート

上記2種以外の座席です。足元の広さ、位置以外はすべて同じです。

非常口横座席の注意点

足元の広い12・13列目(非常口横)の座席は以下の条件をすべて満たす乗客のみが利用できます。

  • 緊急時に乗員とともに他の乗客の避難に協力する意志があり、それを可能とする判断力と身体能力を有する
  • 乗員の指示を聞き取り理解し実行できる
  • 乗員の指示を口頭で他の乗客に伝達できる
  • 視覚、聴覚障害、身体障害、知的障害がない
  • 15kgの非常ドアを開き、機外に投げ出す体力と敏捷性を有する
  • 搭乗時の年齢が満18歳以上である
  • 幼児など緊急時に他人の援助を必要とする乗客を同伴していない
  • 延長シートベルトを必要としない

搭乗後に条件を満たさないことが発覚した場合は、次のいずれかの対応が取られます。

  • 非常口横ではないスイートシートに強制的に変更
  • アップフロントまたはスタンダードシートに強制的に変更の上、座席指定料金を返金

座席指定の仕方

初回予約時の座席指定

座席の指定はインターネットでの航空券の予約の際にするのが一般的です。手荷物や機内食を選んだ次の画面で座席を指定できます。

座席の選択

予約したい座席をクリックすると、上の画像のように選んだ座席にチェックマークが入り選択状態になります。もう一度クリックすると選択が解除されます。

予約後の座席指定

最初に予約をしたときは座席を指定しなかったけど、あとになってからやっぱり指定したくなった場合は、香港エクスプレスのウェブサイトのトップページの予約管理から入ります。

予約管理

予約番号とメールアドレスを入力すると、座席指定ができる画面を開けます。ただし、座席指定料金は初回予約のときよりも高くなります。

座席指定料金

無料で予約できるシート

香港エクスプレスの運賃には3つのタイプがあります。一部のタイプの運賃には座席指定料金が含まれており、追加料金なしで座席を指定できます。指定できるシートは以下の通りです。

運賃タイプ
無料で指定できるシート
ファン
なし
ファン+
アップフロント
U-Biz
スイート

ファンタイプの運賃で座席を指定する場合、及び、ファン+タイプの運賃でスイートシートの座席を指定する場合は有料となります。

香港エクスプレスではどの時点で座席指定をするかで指定料金が変わります。最初に予約するときに座席も指定すると最も安く、搭乗当日に空港で指定すると最も高くなります。具体的な金額は以下の通りです。

初回予約時に指定

シートタイプ
香港発
日本発
スタンダード
45香港ドル
680円
アップフロント
100香港ドル
1,300円
スイート
180香港ドル
2,700円

後で指定

シートタイプ
香港発
日本発
スタンダード
50香港ドル
750円
アップフロント
110香港ドル
1,650円
スイート
200香港ドル
3,000円

電話予約時に指定

シートタイプ
香港発
日本発
スタンダード
55香港ドル
810円
アップフロント
120香港ドル
1,800円
スイート
220香港ドル
3,200円

空港で指定

シートタイプ
香港発
日本発
スイート
240香港ドル
3,500円

空港ではスイートシートの指定しかできません。

適用される通貨

座席指定料金の通貨は1回の予約操作での最初の出発国の通貨が適用されます。

例えば、1回の予約操作で東京発香港の往復を予約した場合、座席指定料金は往復とも日本円です。これに対し、1回の予約操作で東京→香港の片道を予約し、支払いまで済ませて予約操作を完了し、その後で改めて香港→東京の片道を予約した場合は、行きは日本円、帰りは香港ドルが適用されます。

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