【図解】クオンツゾーンでTaker成行注文の積立設定方法

この記事ではFTX Japanで

  1. クオンツゾーンを使って
  2. Taker成行注文での
  3. 仮想通貨積立を設定する

方法を解説します。

 

クオンツゾーンは難しいイメージがありますが、この記事ではコピペだけで設定できるように解説しています。

設定画面の画像をすべて付けていますので参考にしてください。

タロウさん
タロウさん

やさしく詳しく解説します!

クオンツゾーンTaker成行注文積立設定の前提条件

クオンツゾーンTaker成行注文積立設定の前提条件のタイトル画像

具体的な設定方法の前に、クオンツゾーンでTaker成行注文積立を設定する際の前提条件を説明します。

次の3項目です。

  • クオンツゾーンで設定する内容
    • トリガー:積立をする日時
    • アクション1:買い注文を出す
    • アクション2:アクション1を停止
  • Taker成行注文で設定
  • メインアカウントで設定

一通り理解している方は、具体的な設定方法に進みますので次に飛んでください。

次に飛ぶ!

 

クオンツゾーンで設定する内容

クオンツゾーンとは?

FTX Japanのサイト画像

クオンツゾーン(QuantZone)はFTX Japanで利用できる取引自動化プログラムです。

他社の仮想通貨積立は「販売所での積立」なので割高です。

クオンツゾーンを使うと他社ではできない割安な「取引所での積立」が可能になります。

左野くん
左野くん

安いが一番!

右田さん
右田さん

でも、プログラムとかできるか心配…

心配いりません!

コピペだけで設定できるように解説するので安心してください。

クオンツゾーンの仕組み

クオンツゾーンの仕組みはトリガーアクションを組合せた設定になっています。

  • トリガー:アクションを実行する条件
    • 例:毎日8時30分になったら
  • アクション:具体的な作業内容
    • 例:ビットコイン500円分の買い注文を出す
左野くん
左野くん

特定の条件で作業を実行か。

では、クオンツゾーン積立ではどのようなトリガーとアクションを設定するのか?

トリガー

クオンツゾーン積立で設定するトリガーは「積立をするタイミング」です。

例えば次のようなものです。

  • 毎週金曜日の12時ちょうど
  • 毎日8時30分

トリガーのタイミングで実行される作業がアクションです。

クオンツゾーン積立では2つ設定します。

アクション1

1つ目は「買い注文を出す」です。

例をあげます。

  • ビットコイン500円分の買い注文を出す
  • イーサ0.02ETHの買い注文を出す
右田さん
右田さん

枚数でも注文できるんだ。

アクション2

2つ目は「アクション1の停止」です。

左野くん
左野くん

なんで止めるの?

トリガーが「毎日8時30分」だとしましょう。

クオンツゾーンでは8時30分0秒から59秒まではすべて「8時30分」と扱われます。

そして、トリガーの条件が満たされる限り、最短15秒に1回ずつアクションが繰り返されるのです。

なので次のような設定の場合

  • トリガー:毎日8時30分
  • アクション:ビットコイン500円分の買い注文を出す

8時30分0秒から59秒まで、最短15秒ごとにアクションが実行されるのです。

  • 8時30分00秒:ビットコイン買い注文
  • 8時30分15秒:ビットコイン買い注文
  • 8時30分40秒:ビットコイン買い注文
  • 8時30分45秒:ビットコイン買い注文
タロウさん
タロウさん

買いすぎです!

そこで、アクション1の直後に次のアクション2を入れます。

  • アクション1を5分間停止する

5分じゃなくて1分でも良いのですが、こうすることで、

  • 8時30分00秒:アクション1実行
    • ビットコイン買い注文
  • 8時30分00秒:アクション2実行
    • アクション1を5分間停止

アクション1の直後にアクション2で2回目以降のアクション1を停止させる。

その結果、2~4回目の買い注文が出ないようにします。

1回目のアクションは必ずしも00秒に実行されるとは限りません。僕の場合、30~40秒ごろに実行されることが多いです。

トリガーとアクションのまとめ

トリガーとアクションをまとめます。

  • トリガー:毎朝8時30分
  • アクション1:ビットコイン500円分の買い注文
  • アクション2:アクション1を停止
右田さん
右田さん

だいたい分かったよ。

「Taker成行注文で設定」と「メインアカウントで設定」は理解しているという方は次に飛んでください。

次に飛ぶ!

 

Taker成行注文で設定

Taker成行注文は手数料が割高

FTX Japanは取引手数料が有料で、Takerの方が高いです。

Maker 0.02%
Taker 0.07%

コストだけで考えるとMakerになるように指値注文で設定した方が良いです。

最安値を狙わないならばTaker成行注文が良い

ただ、安くなると言っても0.05%です

月に1万円積み立てるとして5円、10万円でも50円の節約に過ぎません。

その一方で、Maker指値注文で設定すると注文、約定できないリスクが生じます。(※1)

5円、50円のために積立できないリスクを負うのは割に合いません。

最安値を狙わないならばTaker成行注文で設定することをおすすめします。

タロウさん
タロウさん

経験者は語るです!

Taker、Makerが分からなくても大丈夫

なお、Taker、Maker、成行、指値が分からなくても、この記事を読んでコピペすれば積立はできます

ただ、お金のことですので時間がある時に調べてみることをおすすめします。

左野くん
左野くん

そんなに難しくないよ。

 

メインアカウントで設定

サブアカウントはFTX earnの対象外

多くのサイトやブログは「サブアカウント」でのクオンツゾーンの設定を紹介しています。

しかし、FTX earnの報酬対象はメインアカウントにある仮想通貨だけです。

サブアカウントで積み立てると報酬は得られません。

メインアカウントで積立を設定

もちろん、

  1. サブアカウントで積み立てる
  2. 積み立てた仮想通貨をメインアカウントに移動

とすれば報酬は得られます。

ですが手間がかかりますし、積み立ててからメインアカウントに移動するまでは報酬を得られません。

このため、この記事ではメインアカウントで積立を設定します。

タロウさん
タロウさん

次は具体的な設定方法です!

クオンツゾーンTaker成行注文積立の設定方法

クオンツゾーンTaker成行注文積立の設定方法のタイトル画像

ここからが本題です。

クオンツゾーンでのTaker成行注文積立の設定方法を解説していきます。

作業は以下の順で進みます。

  1. Taker成行注文積立の設定
  2. 積立のための日本円の入金
  3. 実際に積立できるかのテスト

さっそくやっていきましょう!

以下、パソコンブラウザの画面で説明しますが、スマホの場合も流れは同じです。
なお、スマホアプリではクオンツゾーンの設定はできません

 

Taker成行注文積立の設定

最初はクオンツゾーンでのTaker成行注文積立の設定です。

1.ログイン画面を開く

FTX Japanのサイトを開き、画面右上の「ログイン」をクリックします。

Taker成行注文積立設定1

 

2.ログインする

メールアドレスとパスワードを入力し「ログイン」をクリックします。

Taker成行注文積立設定2

 

3.2段階認証をする

2段階認証をします。

Taker成行注文積立設定3

 

次の作業4~6はメインアカウントの選択です。
サブアカウントを作っていない場合は選択の必要がないので、作業7に進んでください。→ 7に進む

4.設定を開く

右上のメニューを開き「設定」をクリックします。

Taker成行注文積立設定4

 

5.アカウントを開く

画面左の「アカウント」をクリックします。

Taker成行注文積立設定5

 

6.メインアカウントを選択する

「アカウントを選択」で「メインアカウント」にチェックを入れます。

これでメインアカウントで積立を設定できます。

Taker成行注文積立設定6-1

右田さん
右田さん

報酬がもらえるのはメインアカだけだよ。

サブアカウントを作っていない場合、「アカウントを選択」は表示されません。

Taker成行注文積立設定6-2

 

7.クオンツゾーンを開く

ここからがクオンツゾーンの設定です。

画面上の田の字型のマークにマウスオンし、「クオンツゾーン」をクリックします。

Taker成行注文積立設定7

 

8.クオンツゾーンのルールに同意する

クオンツゾーンのルールが表示されるので「同意します」をクリックします。

Taker成行注文積立設定8

 

9.クオンツゾーン設定に進む

「+新しいルールを作成する」をクリックします。

Taker成行注文積立設定9

 

10.設定名を付ける

「ルール名」に設定名を付けます。

僕は「ビットコイン積立(成行)」と付けました。

Taker成行注文積立設定10

左野くん
左野くん

好きな名前で付けて良いよ。

 

11.トリガーを指定する

トリガーの「条件」欄に条件文を入力し、積立のタイミングを指定します。

Taker成行注文積立設定11

ここで指定するのは曜日です。

day_of_week() == 1 and hour == 2 and minute == 30
タロウさん
タロウさん

3つの条件を「and」でつないでいます!

条件文について詳しく説明します。

 

曜日

曜日は以下のように数値で指定します。

  • 月曜:0
  • 火曜:1
  • 水曜:2
  • 木曜:3
  • 金曜:4
  • 土曜:5
  • 日曜:6

下の例だと土曜です。

day_of_week() == 5 and hour == 2 and minute == 30

毎日の場合は曜日の指定を外します。

hour == 2 and minute == 30
右田さん
右田さん

時と分だけで良いのね。

 

時は協定世界時(UTC)で指定します。

グリニッジ標準時とほぼイコールで、日本との差は9時間です。(日本が9時間進んでいる)

例えば次のようになります。

  • hour == 2 → 日本時間11時
  • hour == 10 → 日本時間19時
  • hour == 20 → 日本時間翌朝5時

時間によっては曜日が一つ前の日になります。

日本時間で日曜の午前1時ならば「UTCの土曜16時」として指定します。

day_of_week() == 5 and hour == 16
左野くん
左野くん

どういうこと?

UTCの土曜16時 = 日本の土曜25時 = 日本の日曜1時

タロウさん
タロウさん

時差9時間です!

 

分はそのままです。

「毎日午前11時30分」だと下のようになります。

hour == 2 and minute == 30

 

これをコピペ!

下の例の中から自分の条件に近いものをコピーし、数字を変えてトリガーの「条件」欄に貼り付けてください。

  • 毎週水曜の9時30分
    • day_of_week() == 2 and hour == 0 and minute == 30
  • 毎週日曜の15時ちょうど
    • day_of_week() == 6 and hour == 6
  • 毎週水曜の7時ちょうど
    • day_of_week() == 1 and hour == 22
  • 毎日19時45分
    • hour == 10 and minute == 45
  • 毎日12時ちょうど
    • hour == 3
タロウさん
タロウさん

「ちょうど」は「minute == 0」を付けてもかまいません!

 

条件欄に入力すると下に「現在の値:false」と表示されますが問題ありません。

Taker成行注文積立設定11

以上でトリガー(注文を出すタイミング)の設定は完了です。

 

12.アクション1を指定する その1

次にアクション1(買い注文)の設定です。

まず、タイプなどを以下のように指定します。

Taker成行注文積立設定12

  • タイプ:カスタム注文の発注
  • 注文タイプ:成行注文
  • 買/売:買い
  • マーケット:
    • ビットコイン → BTC/JPY
    • イーサ → ETH/JPY

 

13.アクション1を指定する その2

次に「注文サイズ(買う量)」の指定です。

1回あたりの購入量で指定します。

Taker成行注文積立設定13-1

 

これをコピペ!

以下をコピーし数字を変えて「注文サイズ」の欄に貼り付けます。

  • ビットコインを330円分
    • 330/price(“BTC/JPY”)
  • イーサを1,000円分
    • 1000/price(“ETH/JPY”)
    • ↑コロン(,)を入れない点に注意
右田さん
右田さん

数字を変えてコピペだよ。

 

なお、「何円分」ではなく「枚数」で指定する場合は数字だけを入力します。

下の例では0.0001枚(0.0001 BTC)です。

Taker成行注文積立設定13-2

 

注意点

FTX Japanの取引所には最小取引数量が設定されています。

「何円分」で指定する際は、この最小取引数量を考慮することが必要です。

  • ビットコイン:0.0001 BTC
  • イーサ:0.001 ETH

例えばビットコインが300万円だとして、0.0001BTCは300円です。

この場合は最低でも「300/price(“BTC/JPY”)」にしておかないと、買付できない可能性が高いでしょう。

左野くん
左野くん

どうすれば良いの?

僕が設定した際は1BTCが高くても325万円でした。

1BTC = 3,250,000円

0.0001BTC = 325円

そこで僕は「330/price(“BTC/JPY”)」で指定しました。

Taker成行注文積立設定13-3

 

14.アクション1を指定する その3

最後に「注文をキャセルして~」にチェックを入れます。

Taker成行注文積立設定14

この指定は次のような内容です。

  1. アクション1で注文を出す際に
  2. 前日に出した注文が未約定で残っていたら
  3. それをキャンセルし
  4. アクション1で新しく注文を出す

成行注文なので未約定の可能性は限りなくゼロなのですが、念のため指定します。

以上でアクション1の設定は終わりです。

右田さん
右田さん

終わった~

 

15.アクション2を指定する その1

次はアクション2(注文を停止する)の設定です。

まず、さきほどの画面の下の「アクションの追加」をクリックします。

Taker成行注文積立設定15

 

16.アクション2を指定する その2

さきほど指定したアクション1が表示されます。

Taker成行注文積立設定16-1

そこで、「カスタム注文の発注」を「ルールを一時停止」に変えます。

Taker成行注文積立設定16-2

 

17.アクション2を指定する その3

画面の表示が変わるので、以下のように指定します。

Taker成行注文積立設定17-1

  • タイプ:ルールを一時停止
  • ルール:現在のルール
  • 時間:10
  • ユニット:分

上記の意味がよく分からないという方に説明します。(分かる方は次へ

 

注文を停止する必要性

トリガー(注文を出すタイミング)を「1月2日3時45分」で指定すると、45分0秒から59秒まで最短15秒ごとに注文が繰り返されます。

同様に「1月2日3時」で指定(分指定なし)した場合は、3時59分59秒まで繰り返しです。

これを防ぐため、アクション1(買い注文)の直後にアクション2を入れて注文を停止します。

 

停止する時間

どれくらいの間、停止すれば良いかですが。

「1月2日3時45分」で指定した場合、1分停止すれば46分になるのでアクション1は起こらなくなります。

「1月2日3時」で指定した場合は1時間停止すれば大丈夫です。

  • 分を指定する場合:1分以上停止
  • 分を指定しない場合:1時間以上停止

僕は分指定で10分にしましたが、1分や3分でもかまいません。

Taker成行注文積立設定17-2

 

18.設定を保存する

最後に「下書きを保存」をクリックします。

トリガー、アクション1、アクション2がセットで保存されました。

Taker成行注文積立設定18

以上でクオンツゾーンの設定はすべて終了です。

左野くん
左野くん

やっと終わった~!

参考に僕の設定を貼っておきます。(黄文字は注釈)

Taker成行注文積立設定18-2

 

積立のための日本円の入金

クオンツゾーンの設定が終わったので、実際に積立が行われるかのテストをします。

テストでは実際に買い付けが行われるので、買付用のお金をFTX Japanに入金します。

入金先の口座情報はFTX Japanのサイトに記載されています。

日本円の入金方法

 

実際に積立できるかのテスト

入金したらクオンツゾーンのテストです。

1.クオンツゾーンを開く

画面左上の田の字マークから「クオンツゾーン」をクリックします。

クオンツゾーンのテスト1

 

2.設定を選ぶ

さきほど作ったクオンツゾーン設定をクリックします。

クオンツゾーンのテスト2

 

3.編集画面を表示する

「ルールを編集」をクリックします。

クオンツゾーンのテスト3

 

4.トリガーの条件を書き換える

トリガーの「条件」欄を「true」に書き換えます。

クオンツゾーンのテスト4-1

条件はあとで戻すので、元々書かれていた条件はコピーしておきましょう。

 

テストでも実際の買い付けが行われるので金額を少なくしてもかまいません。

その場合はトリガーの下にあるアクションの「注文サイズ」の数値を変更します。(最小取引数量に注意)

クオンツゾーンのテスト4-2

 

5.テストの実行に進む

「保存して実行する」をクリックします。

クオンツゾーンのテスト5

 

6.テストを実行する

利用規約が表示されるので「同意します」をクリックします。

クリックすると同時に「トリガー → アクション1 → アクション2」の順で実行されます。

クオンツゾーンのテスト6

 

7.取引履歴を開く

画面上部の「取引履歴」をクリックします。

クオンツゾーンのテスト7

 

8.確認する

設定通りにビットコインが買い付けられました。

ストップが機能し買い付けは1回だけです。

クオンツゾーンのテスト8

手数料がいくら引かれているか確認します。

画面上の「ウォレット」をクリックします。

クオンツゾーンのテスト8-2

さらに画面左中ほどの「暗号資産」をクリックします。

クオンツゾーンのテスト8-3

残高が0.00009998BTCになっています。

クオンツゾーンのテスト8-4

手数料がTakerの0.07%ではなくMakerの0.02%で引かれていることが分かります。

買付量 0.00010000 BTC
手数料 0.00000002 BTC
差引残高 0.00009998 BTC
右田さん
右田さん

ばっちりだね!

 

9.クオンツゾーンの設定を元に戻す

テストが終わったので設定を元に戻します。

画面左上の田の字マークから「クオンツゾーン」をクリックします。

クオンツゾーンのテスト9

 

10.設定を選ぶ

さきほど変更したクオンツゾーン設定をクリックします。

クオンツゾーンのテスト10

 

11.編集画面を表示する

「ルールを編集」をクリックします。

クオンツゾーンのテスト11

 

12.トリガーの条件を元に戻す

トリガーの「条件」欄を元に戻します。

クオンツゾーンのテスト12

 

13.クオンツゾーンを実行する

「保存して実行する」をクリックします。

クオンツゾーンのテスト13

 

以上でクオンツゾーンでのTaker成行注文積立の設定はすべて完了です。

これで積立が自動的に行われます。

タロウさん
タロウさん

完成しました!

クオンツゾーンTaker成行注文積立設定の注意点とまとめ

クオンツゾーンTaker成行注文積立設定の注意点とまとめのタイトル画像

最後にTaker成行注文の積立設定の注意点とまとめです。

 

満額での買付は難しい

注意点ですが、指定した満額での買付は難しいです。

最小取引単位の影響を受ける

仮に以下の状況の場合、あるべき買付量は0.00010645BTCです。

  • 買付指定額:330円
  • 約定価格:3,100,000円
  • あるべき買付量:0.00010645 BTC
    • 330÷3,100,000

しかし、0.00010645BTCを買い付けることはできません。

なぜならば、FTX Japanの取引所の最小取引単位は0.0001BTCだからです。

  • あるべき買付量:0.00010645 BTC
  • 最小取引単位 :0.0001BTC
  • 実際に買える量:0.0001BTC

下4桁の0645の部分は買うことができず、実際の買付量は0.0001BTCになってしまいます。

買付額が満額に満たない

この結果、買付額は予定よりも少ない310円となります。

  • 買付指定額:330円
  • 約定価格:3,100,000円
  • 買付量:0.0001BTC
  • → 実際の買付額:310円
    • 3,100,000×0.0001

クオンツゾーンの積立では最小取引単位の影響を受けます。

指定した満額での買付は非常に難しいです。

左野くん
左野くん

大きな問題じゃないよ。

 

クオンツゾーン設定のまとめ

最後にクオンツゾーンを使ったTaker成行注文での積立設定の要点をまとめます。

設定のポイント

  • トリガーとアクションを設定
    • トリガー:積立のタイミング
    • アクション1:買い注文を出す
    • アクション2:1をストップ
  • Takerの成行注文で設定
    • Takerは確実に買付できる
    • 成行注文でTakerになる
  • メインアカウントで設定
    • サブアカはFTX earnの対象外

作業の順序

  1. トリガーの設定
  2. アクション1の設定
  3. アクション2の設定
  4. 日本円の入金
  5. テスト → 元に戻して完了

1.トリガーの設定

以下の数字を変えてコピペ(時差9時間)

  • 毎週水曜の9時30分
    • day_of_week() == 2 and hour == 0 and minute == 30
  • 毎週日曜の15時ちょうど
    • day_of_week() == 6 and hour == 6
  • 毎週水曜の7時ちょうど
    • day_of_week() == 1 and hour == 22
  • 毎日19時45分
    • hour == 10 and minute == 45
  • 毎日12時ちょうど
    • hour == 3

2.アクション1の設定

下記の画像のように設定

クオンツゾーンまとめ1

注文サイズ(買う量)は以下の数字を変えてコピペ

  • ビットコインを330円分
    • 330/price(“BTC/JPY”)
  • イーサを1,000円分
    • 1000/price(“ETH/JPY”)

下記の画像のように設定

クオンツゾーンまとめ2

3.アクション2の設定

下記の画像のように設定

クオンツゾーンまとめ3

ストップさせる時間は以下の通り

  • トリガーが「◯時◯分」
    • 1分以上
  • トリガーが「◯時」
    • 1時間以上

参考:僕の設定はこちら

クオンツゾーンまとめ4

4.日本円の入金

FTX Japanサイトで振込先を確認

5.テスト

  • トリガーの条件を「true」に変える
  • 少額でテストする場合は「注文サイズ」の数値を変更
    • 330/price(“BTC/JPY”)
    • 1000/price(“ETH/JPY”)
    • 最小取引数量に注意(0.0001BTC、0.001ETH)
  • テスト後、元に戻してすべて完了!
タロウさん
タロウさん

以上です!

 

FTX Japanを活用しよう

以上、クオンツゾーンでTaker成行注文の積立設定をする方法を解説しました。

FTX Japanのサイト画像

FTX Japanの最大の強みは「仮想通貨積立とFTX earnの併用」です。

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詳しい内容はこちらの記事で解説しています。

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スプレッド

仮想通貨業者の中には仮想通貨を売買する場所として「販売所」と「取引所」があります。

販売所では投資家から安く買った仮想通貨を別の投資家に高く売り、その差が業者の利益となります。

この買値と売値の幅がスプレッドです。

販売所のスプレッド

一般論として取引所での売買価格は買値と売値の間の仲値(上の例では310万円)です。

このため、販売所での売買は取引所での売買より投資家にとって不利になります。

  • 売る場合:取引所なら310万円で売れるのに、販売所では300万円で買い取られる
  • 買う場合:取引所なら310万円で買えるのに、販売所では320万円出さないと買えない

スプレッドは業者によりますが1~3%ほどと言われます。

販売所での売買は損である代わりに、取引所に比べて売買の手続きが簡単である点がメリットです。

仮想通貨積立

仮想通貨積立とは「一定の間隔で同じ金額の仮想通貨を買い付ける」投資方法です。

例えば次のようなパターンです。

  • 毎日
  • 300円ずつ
  • ビットコインを買う

仮想通貨業者に申し込みお金を振り込めば、業者が毎日買い付けてくれます。

銀行引き落としができる業者ならば振込も不要です。

手間いらずな投資方法として人気があります。

タロウさん
タロウさん

僕もやってます!

仮想通貨と暗号資産の違い

仮想通貨と暗号資産はまったく同じものです。

従来は仮想通貨と呼ばれていましたが、2020年5月に法律が改正され暗号資産が正式名称になりました。

コールドウォレット

まず、ウォレットは仮想通貨を保管しておく財布のようなものです。

この内、インターネットに接続されていないものがコールドウォレットです。

USBタイプのものなどがあり、ネットとつながっていないため安全性が高いです。

 

一方、インターネットと接続されているものをホットウォレットとといいます。

モバイルアプリのものなどがあり、利便性の高さが特長です。

アドレス

アドレスは仮想通貨を送金する際に必要な30桁前後の英数字です。

入金用アドレス

銀行振込の口座番号のようなものと考えてください。

業者によって「出金先アドレス」「入金アドレス」「入金用アドレス」など名称に違いがあります。

 

なお、アドレスは1文字でも間違えると、送金した仮想通貨は消滅します。

仮想通貨業者で復元や保証などは一切できないので注意しましょう。

取引所と販売所の違い

仮想通貨業者の内部には仮想通貨を買う場所として次の2つがあります。

  • 取引所
  • 販売所

2つの大きな違いは下表の通りです。

価格 購入の利便性
取引所 割安 手間がかかる
販売所 割高 買いやすい

手間がかかると言っても慣れれば簡単です。

可能な限り取引所で買うことをおすすめします。

クイック入金

クイック入金は銀行振込の一種で次の特長があります。

  • 振込手数料が無料になる
  • 手続完了とほぼ同時に振込先に着金する

 

特別な手続きや申し込みは必要ありません。

仮想通貨業者のサイトやアプリの入金メニューから「クイック入金」を選び、あとは画面の指示通りに操作するだけです。

ガチホ

仮想通貨を長期間に渡って保有する投資手法をガチホといいます。

「ガチでガッチリホールド」することから来ています。

 

ガチホは仮想通貨が数年後、10数年後に大幅に値上がりすることを期待した投資です。

高い技術や知識が必要な短期売買に比べて、投資初心者に向いていると言われています。

タロウさん
タロウさん

僕もガチホです!

証拠金取引

自分が1BTCしか持っていない場合、普通の現物取引では1BTC以内でしか取引はできません。

 

しかし、仮想通貨業者に一定量の仮想通貨を証拠金(担保金、保証金)として預けることで、自分が持っている数倍の仮想通貨で取引ができるようになります。

これが証拠金取引(保証金取引、レバレッジ取引、信用取引、先物取引)です。

 

証拠金取引では大きな儲けが期待できる一方、損失も大きくなります。

ハイリスク・ハイリターンの投資ですので、ある程度の経験を積んでからやるべきでしょう。

ウォレット

仮想通貨を保管しておくお財布のようなものです。

アプリタイプのものやUSBタイプのものなど、様々な種類があります。

草コイン

草コインとは知名度が低く時価総額が小さいマイナーな仮想通貨のことです。

安いうちに購入しておけば価格が高騰した時に大儲けできます。

一方、流通量が少なく売買が盛んでないため、暴落するとタダ同然の仮想通貨を死蔵することになります。

ハイリスク・ハイリターンな投資ですので、初心者は手を出さないようにしましょう。

仮想通貨業者

仮想通貨の販売など、仮想通貨に関する様々なサービスを提供するのが仮想通貨業者です。

大手の業者としてはCoincheckbitFlyerなどがあります。

bitFlyerのサイト画像

「仮想通貨取引所」と表現しているサイトやブログが大半ですが、取引所機能との混同を避けるため当ブログでは「仮想通貨業者」と表現しています。

ハッキング

ハッキングは高いIT技術を使ったサイバー攻撃の一種です。

パスワードを盗んだりWebサイトを改ざんしたりします。

外国PEPs

「外国PEPs」とは外国において次のような立場に該当する人です。

  • 元首、総理大臣、大臣
  • 衆参議院議長、最高裁判事
  • 大使、政府代表、中央銀行役員
  • 過去に上記であった者
  • 上記の家族

仮想通貨の出金

業者Aから業者Bに仮想通貨を送ることを「出金」といいます。

「CoincheckからbitFlyerにイーサリアムを1ETH出金する」のように使います。

業者によって「送付、送金、出庫」など表現が異なりますが、すべて同じ意味です。

BTCとETH

BTCはビットコインの、ETHはイーサリアムの通貨コードです。

日本円のJPYや米ドルのUSDと同じで、1BTCや0.01ETHのように使います。

指値注文

際の操作画面の画像で説明するので参考にしてください。

DMM Bitcoinのサイト画像

はげはげ際の操作画面の画像で説明するので参考にしてください。際の操作画面の画像で説明するので参考にしてください。

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