サイトイメージ画像 カンボジア移住ガイド

暑さとの戦い

熱帯モンスーン気候に属するカンボジアはまさに暑い国です。温暖湿潤気候の日本とはまるで違う南国の日々は毎日が暑さとの戦いです。

毎日が夏

日本は1年を通じて大きな気温の変化があり、それが四季を作り出します。ですがカンボジアにはそんなものはありません。1年を通じて気温は高いままです。

1月ごろに気温がかなり低くなる日が少しありますが、そのわずかな期間を除くと最高気温は1年を通じて30度以上。つまり正月から大晦日までずっと夏日が続くということです。カンボジアはまさに1年中ずっと「夏」なのです。

カンボジアの日差し

その暑さがピークに達するのは3月中旬から5月中旬にかけての2ヶ月です。最高気温は連日40度前後に達し、窓を開けるとそよ風ではなく熱風が入ってきます。むしろ窓を閉めておいたほうが室内の気温上昇を防げるほどです。

この時期、日本のテレビの天気予報では「初夏の暑さで東京は3日連続の夏日です」といったアナウンスが流れます。その画面を見つめるカンボジア在住邦人の思いは「うらやましい!」の一言。40度の酷暑の中で暮らす我々にとって最高気温が30度なんて天国です。

扇風機がフル稼働

これだけ暑いとエアコンのお世話になりたいところなのですが、そうはいかないのがカンボジアです。というのも、カンボジアの電気は隣のタイから輸入しているため割高で、電気料金は東京とほとんど変わらないのです。

暑いからといって毎日朝から晩までエアコンをつけっぱなしにしていると、1ヶ月の電気代が200~300ドルに達します。日本で1ヶ月の電気代が2万円を超える家庭ってあまりないのではないでしょうか。いくら物価が安いカンボジアといえど、電気代に2万円もつぎ込むわけにはいきません。

シェムリアップの扇風機屋

そこで登場するのが扇風機です。私は引っ越した翌日にエアコンを付けていたのですが、何気なく見た電気メーターがグルグル回る光景に恐れをなし、速攻でエアコンを停めて扇風機を買いに行きました。

エアコンはシェムリアップ川の東側のWat Bo Roadや国道6号線沿いの個人経営の家電店で安く売られています。私はタイ製の25ドルのものを買いましたが、ベトナム製の一番安いものは10ドルでした。カンボジアライフでは扇風機は必需品です。

タイマーもあれば

一つ残念だったのは普通の扇風機にはタイマーが付いていないことです。タイマーがあれば寝る前にセットして扇風機をつけた状態で眠れるのですが、それができないのがちょっと残念です。

シェムリアップ市内の家電店で後付けのタイマーを探しているのですが、まだ見つけられていません。こういったありそうな商品がなかなか見つからないのがカンボジアです。日本では手頃な値段で売っていますので、日本で買って持ってくれば良かったと後悔しています。

このカテゴリーの他の記事

他の記事カテゴリー