サイトイメージ画像 カンボジア移住ガイド

最初はゲストハウス滞在

カンボジアに移住して最初の数週間をどこで過ごせば良いのか? 移住者におすすめなのはゲストハウスです。

3週間はホテル暮らし

カンボジアに移住するのですから当然アパートやマンションの部屋を借りて住みます。もちろん部屋探しはカンボジアに着いてからですので、部屋が見つかるまではホテルに泊まることになります。ではどれくらいの期間で部屋が見つかるのでしょうか?

カンボジアのアパート

詳しくは部屋の探し方のページで説明しますが、カンボジアでの部屋探しは本当に大変です。日本のようにネットで簡単に探したり、街の不動産屋に入ってさくっと紹介してもらったりというのはあり得ません。かなりの手間と時間がかかります。

さらに、気に入った部屋が必ず空いているとも限りません。前の住人がまだ住んでいて、出て行くまでしばらく待たされることもあります。私がまさにそのパターンでした。部屋が見つかるまでに2週間、前の住人が出て行くまでに1週間、合わせて3週間かかりました。

ゲストハウスに泊まろう

いくらカンボジアの物価が安いといっても、普通のホテルに泊まると安くても1泊30~50ドルはかかります。観光旅行で数日ならばともかく、2週間、3週間となるとさすがに不経済です。そこでおすすめなのがゲストハウスです。

ゲストハウスと聞くとバックパッカー御用達で、2段ベットが狭い部屋にずらっと並んだドミトリータイプの貧乏宿というイメージを持つ方が多いと思います。私もかつてはそう思っていました。ですが実はそんなゲストハウスばかりではないのです。

私が東南アジアに旅行に行く準備でインターネットのホテル予約サイトを見ていた時、ふと気になってとあるゲストハウスの詳細を見てみました。すると、1人部屋や2人部屋もあったのです。しかもバスルームが共用ではなく部屋専用だったり、エアコン、冷蔵庫も付いていたり。

シェムリアップのゲストハウス

その時に初めて知ったのですが、ゲストハウスって全室ドミトリーとは限らず、1人部屋や2人部屋があったり、ドミトリーは扇風機だけだけど個室はエアコン付きだったり、同じ1人部屋でも扇風機だけの部屋もあればエアコン、冷蔵庫付きの部屋もあったり、そういうゲストハウスも実はあるのです。

シェムリアップでは場所を選べばエアコン付きの1人部屋が1泊10ドル前後のゲストハウスがあります。快適度は普通のホテルより劣るでしょうが、宿泊費が1泊で30ドル違うと3週間では600ドル違ってきます。朝昼晩3食をローカルの食堂で食べるとすると半年分の食費です。笑

おすすめゲストハウス

余裕がある方はもちろんホテルでけっこうなのですが、老後に備えて少しでも資産を温存しておきたいという方は、カンボジアに移住して部屋が見つかるまではゲストハウスで過ごしてみてはいかがでしょうか? ここでは私が実際に宿泊したおすすめゲストハウスを2件ご紹介します。

シティプレミアム ゲストハウス

日本人が経営するゲストハウスです。宿泊客も日本人がほとんどですので、コミュニケーションを取るのに不自由しません。宿泊費はエアコン、冷蔵庫、バストイレ付きの1人部屋で朝食付きで1泊10~15ドル程度です。

シティプレミアム ゲストハウス

シェムリアップ市の中心部までは歩いて10分足らずですし、すぐ近くに24時間営業のコンビニエンスストアもあります。プノンペンとシェムリアップを結ぶ国道6号線沿いなのですが、少し奥に入っているので周囲は非常に静かです。

また、すぐ近くに日本料理店もあります。空港への送迎も可能な使い勝手の良いゲストハウスです。

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リラックスアンドリゾート アンコールゲストハウス

こちらも日本資本のゲストハウスです。日本人スタッフは1人だけですが、日本語が堪能なカンボジア人スタッフがいますので、日本語でのやり取りも不自由しません。

リラックスアンドリゾート アンコールゲストハウス

宿泊費はかなり安く、エアコン、冷蔵庫、バストイレ付きの1人部屋が朝食込みで10ドル前後です。長期割引もあり1ヶ月の連泊で300ドルです。私が宿泊した時は2ヶ月滞在中の定年退職者の方がいました。

安い代わりに立地はやや不便です。シェムリアップ中心部まで歩いて20分ほどかかります。ですがバイクタクシーやトゥクトゥクを使っても2ドル程度です。

むしろ、観光客があまり来ないローカルエリアなので、普段の暮らしの様子や観光地価格でない物価なども見えてきて、移住前の下見として役に立ちました。

また、こちらはシティプレミアムよりも宿泊客の年齢層が高く、半分以上が50代以上という日もありました。若い人ばかりはちょっと気が引けるという方にはおすすめです。

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コンセントと電圧に注意

なお、日本とカンボジアではコンセントの形状が異なります。日本はAタイプと呼ばれる平たいプラグですが、カンボジアは日本と同じAタイプの他に丸いプラグのCタイプも使われています。

日本の家電製品をカンボジアに持って行く場合、もし泊まったホテルのコンセントがCタイプだったら差し込むことができません。ですので、安いもので良いのでAタイプからCタイプへの変換プラグを持って行くことをおすすめします。

また、日本の電圧は100Vですがカンボジアは220Vです。ノートパソコンやデジカメ、スマホなどいわゆるデジタル家電のほとんどは、ACアダプターが変圧器を兼ねています。アダプターの裏に「100~240」と書かれていればカンボジアでもそのまま使えます。

これに対して、ドライヤーやシェーバーなどの家事用家電の多くは電圧が違うと使えません。そういった家電製品をカンボジアに持って行く場合は、変圧器を一緒に持って行けば現地でも使うことができます。

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