チェックインの時間に注意!

飛行機に乗る時に行う空港での搭乗手続きをチェックインといいます。このページではセブパシフィック航空を利用するときのチェックインの方法や注意点について説明します。まず手続きができる時間についてです。

路線
チェックイン時間
国内線
2時間前~45分前
国際線
3時間前~45分前
ドバイ線
3時間前~1時間前

空港でチェックインができる時間はセブパシフィック航空では左の表のように決まっています。フィリピンの国内線は搭乗便の出発予定時刻の2時間前から45分前までです。例えば8時出発のフライトでしたら、チェックインは6時から始まり7時15分で締め切られます。

次に国際線のチェックインは出発の3時間前から45分前までです。マニラ-ドバイ線だけは1時間前で締め切りとなります。

セブパシフィック航空のチェックインで注意してほしいことが2つあります。1つは時間厳守です。セブパシフィック航空のようなLCC(格安航空会社)はルールや規則を厳格に守ります。チェックインの時間が1分でも過ぎたらチェックインは打ち切りで飛行機には乗れず、払ったチケット代も返金されません。多少は大目に見てもらえるとか、頼み込んだらなんとかなるとかいうのはまったく通用しませんので、甘く見ないほうが良いです。

もう1つの注意点はチェックインが長蛇の列であることです。セブパシフィック航空はLCCですのであらゆるところでコストを削ろうとします。このため、チェックイン窓口を最小限しか開きません。その結果、セブパシフィック航空のチェックイン窓口にはいつも長い行列ができており、1時間くらい並ばせられることもザラです。ですのでチェックイン開始時刻よりも早めにチェックインカウターに行き、並んで待っておくことをおすすめします。

フィリピンの主要空港に設置されている自動チェックイン機の使い方についてはこちらのページを参照してください。→ 自動チェックイン機の操作方法は?

チェックインに必要なもの

日本やフィリピンの空港でセブパシフィック航空のチェックインをする際に必要な物は3つあります。

まず1つ目は予約表です。セブパシフィック航空のチケットをインターネットで予約すると、予約内容が書かれた予約表がメールで送られてきます。必ずプリントアウトして空港に持参してください。

予約表

セブパシフィック航空のチケットはEチケットですので予約表がなくてもチェックイン自体は機械的には可能です。しかし、フィリピン国内の空港では予約表がないと空港内に入れてもらえないことがあります。

また、フィリピンに入国するには帰りのチケット、または第3国に出国するチケットが必要で、これがなければフィリピンには入国できません。また、セブパシフィック航空も含めてフィリピンに就航するほとんどの航空会社は出国チケットを持っていない乗客は搭乗させません。帰りのチケットを持っているということを示す上でも予約表が必要です。

2つ目はパスポートです。フィリピンに入国する際にはパスポートの有効期限が6ヶ月以上残っていることが必要ですので注意してください。また、フィリピン滞在中にパスポートを新しいものに更新した場合は、ビザが継続しているかチェックされる場合がありますので、古いパスポートも持参することをおすすめします。

3つ目はクレジットカードです。チェックされることはほとんどないのですが、セブパシフィック航空ではチェックインの際にチケットの予約の時に使ったクレジットカードをチェックするとしています。念の為に持って行ったほうが良いでしょう。

まとめてチェックインはできない

国際線と国内線を乗り継ぐ場合、例えば、成田からマニラまでセブパシフィック航空の国際線で行き、マニラで同じくセブパシフィック航空の国内線に乗り換えてセブに行くといった場合、チェックインはそれぞれ搭乗する空港で行います。成田でまとめて両方のチェックインをすることはできません。

日本航空やフィリピン航空など普通の航空会社の場合は、成田でチェックインする時に成田からマニラまでとマニラからセブまでをまとめて処理(スルーチェックイン)してくれます。ですが、セブパシフィック航空はスルーチェックインは行っていません。

ですので、成田からマニラまでのフライトは成田でチェックインできますが、マニラからセブの分は成田ではできません。マニラに着いてからマニラ空港のチェックインカウンターでチェックインする必要があります。

また、スーツケースなどの荷物もそれぞれの空港で預けます。成田で預けてセブで受け取りというスルーバゲージはできません。成田で預けた荷物をマニラの空港で受け取り、マニラでセブ行きのチェックインをする時に預けます。

搭乗する時間

チェックインが終わったら出国審査、手荷物検査を受けて飛行機に搭乗します。搭乗する時間は使用する機材によって決まっています。

機材
搭乗時間
小型機
30分前~15分前
中型機
45分前~15分前
ドバイ線
45分前~20分前

まず、使用機材が小型プロペラ機のATR72、小型ジェット機のエアバスA319、A320の場合は出発時刻の30分前から15分前までです。中型機のエアバスA330の場合は45分前から15分前までです。ただし、A330を使用する路線の内、マニラ-ドバイ線だけは45分前から20分前までです。

マニラと日本を結ぶ路線の使用機材はすべてA320ですが、マニラ-セブ線のようにA319とA320とA330の3つの機材が使われている路線もあります。ですので自分が搭乗する便の使用機材がはっきり分からないということもあるでしょう。

また、搭乗時間についてもセブパシフィック航空は非常に厳格で、15分前に搭乗ゲートを閉めるとそれ以降は一切搭乗を許可しません。

ですので、ギリギリになって搭乗ゲートに向かうのではなく、遅くとも30分前には指定の搭乗ゲートに着いておいたほうが良いでしょう。

チェックインのやり取りはすべて英語

日本の空港でセブパシフィック航空のチェックインをするときには、チェックインカウンターに日本人スタッフがいますので日本語でやりとりができます。しかし、フィリピン国内の空港のセブパシフィック航空のチェックインカウンターには日本語を話せるスタッフはいません。やり取りはすべて英語になります。

英語でのやり取りに不安を感じる人も多いと思います。セブパシフィック航空のチェックインカウンターで英語を使ってチェックインする上でのポイントは2つです。

1つ目は話す機会を減らすことです。チェックインカウンターの職員と会話をするネタを作ってしまうから、苦手な英語でやりとりしなければならなくなるのです。ならば最初から話すネタを作らなければ良いのです。具体的には次のようにします。

1.「必要な物を一度にまとめてすべて職員に渡す」 予約表、パスポート、クレジットカード、これらすべてを最初にまとめて渡します。最初に渡しておけば「予約する時に使ったクレジットカードを出してください」とか言われて、よく聞き取れなくてパニクるといったことにならずに済みます。

2.「スーツケースは言われる前に荷物台に載せる」 パスポートなどを職員に渡したら、職員の横の荷物を預ける台にさっさとスーツケースを載せてしまいます。先に載せてしまえば「載せてください」と聞き取れない英語で話しかけられずに済みます。

3.「荷物の重量は絶対にオーバーしない」 重量オーバーだと中の荷物を減らせだの、ペナルティをいくら払えだの、払う場所はどこだの、払って何をもらって戻って来いだの、膨大な量の英語でのやり取りが発生します。英語が苦手なのに自分で地雷を埋めて自分で全力で踏んでいるようなものです。

4.「ネット予約の際に座席を指定しておく」 座席指定は普通席で700円かかりますが、ネット予約の時に指定しておけばチェックインカウターで座席の希望を英語で言わなくて済みます。

英語を文章で話さない

2つ目のポイントは単語だけ言うです。ちゃんとした文章でカウンターの職員に意思を伝えようとするから混乱してしまうのです。文章でいう必要はありません。単語だけで大丈夫です。それで十二分に伝わります。

例えば自分が東京駅のみどりの窓口の職員だとしましょう。外国人がやってきて「シンカンセン、オオサカ、フジサン」と言ったら、「あぁ、なるほど、新幹線で大阪まで、富士山が見える席が良いんだな。」って分かるじゃないですか。この3つの単語でそれ以外の解釈のしようがありません。毎日同じようなトンチンカンな日本語を使う外国人の相手をして慣れてるでしょうし。

それで切符を発券してあげて、渡す時に「テンサーティ、レフトサイド、マウントフジ」とバリバリのカタカナ英語で言って、相手も「そうか、10時30分に左手に富士山が見えるんだな。なんて親切な駅員なんだ。」と意味を理解し、お互い笑顔で「アリガト!」、「ハブアナイスデイ」となるわけです。言葉なんてそんなものです。

ですので、例えばチェックインカウンターで座席の希望を伝えるときも、「Could you please arrange ~」とか言う必要はありません。窓側なら「Window side」、通路側なら「Aisle side」だけで十分です。

SeatとかTicketとかも言う必要ありません。乗客にWindow sideと言われて「窓側はまぶしくてイヤだから通路側にして欲しいってことかな?」と思うカウンター職員などいません。毎日いやというほど片言英語の日本人の相手をしているのですから、Window sideと言われれば「窓側の席が良いんだな」とすぐに分かります。

必要最低限のことだけを、文章は一切使わずに単語だけで言う。英語が苦手だという人は試してみてください。

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