マニラへの深夜到着

日本からセブパシフィック航空を利用してマニラへ行く場合、出発地によっては到着が深夜になります。

路線
到着時刻
東京 > マニラ
15時50分
大阪 > マニラ
23時45分
名古屋 > マニラ
00時30分
福岡 > マニラ
22時40分

左は2016年12月時点のセブパシフィック航空のフライトスケジュールですが、大阪と名古屋、福岡から出発する場合、マニラへの到着が深夜になります。

東京から出発する場合は夕方の到着ですので、マニラでセブパシフィック航空の国内線に乗り換えてセブなど最終目的地に移動することができます。また、大阪、名古屋、福岡出発の場合も、マニラが最終目的地であったり、アンヘレスやバギオなどルソン島内の別の都市にバスなどで移動するならば問題ありません。

しかし、空路で別の都市にさらに移動するとなると、この時間帯ではすでに国内線の運航はすべて終了していて、翌朝のフライトまで待つ必要がある場合があります。

ターミナル3で朝まで待つ

そこで問題になるのがどこで待つかなのですが、空港内で待つことをおすすめします。理由はいくつかあります。

まず第一にマニラ市内のホテルへの移動のリスクです。マニラで朝まで待つとすると、マニラ市内のホテルを予約してホテルで朝まで待とうと考える人が少なくありません。それ自体は決して間違いではありません。

しかし、深夜のマニラ市内はお世辞にも治安が良いとはいえません。タクシーが安全であったとしても、タクシーと乗客を狙った強盗事件などは実際に起こっています。空港から市内のホテルに移動するとなると、そういったリスクを抱えることになってしまいます。

ターミナル3

第二にターミナル内の安全性が高いことです。これはフィリピンに限ったことではなく、どんな国でも首都の空港というのはセキュリティが非常に厳重です。マニラのニノイ・アキノ国際空港も同様です。ですので下手に市内に出るよりも、空港内にいたほうがはるかに安全です。

第三にセブパシフィック航空が使用するターミナル3が比較的快適性が高いことです。ターミナル3はニノイ・アキノ国際空港の4つのターミナルの中で最も新しく、飲食店などの設備も整っています。ですので、ターミナル3であれば翌朝までそれなりに快適に過ごすことが可能です。

もちろん、市内のホテルのほうがより快適であるのは確かです。しかし、翌朝の国内線が4時前後から運行を始めること、チェックインの開始が出発の2時間前であることを考えると、ホテルで過ごせるのはせいぜい3時間程度でしょう。この経済性の悪さもターミナルで朝まで待つことをおすすめする理由です。

朝まで過ごす場所

ニノイ・アキノ国際空港は24時間空港ですので、ターミナル内で朝まで待つことはまったく問題ありません。朝まで待つのに適した場所は2つあります。

4階のベンチ

一つはターミナル3の4階です。4階には多くの飲食店やコンビニなどがあります。また、ベンチがいくつも置かれていますので、こちらに座って待つこともできます。

ただ、飲食店などを利用する人たちが常に歩き回っている他、コンビニで買ってきたものをベンチで食べたり、他の人と談笑していたりするため、どちらかというと騒々しい場所です。

3階のベンチ

静かに過ごしたいということであれば3階の一番奥です。だだっ広いスペースにコの字型にベンチが並べられており、ここでは寝るなど静かに過ごす人が多いです。

ターミナル内の設備

セブパシフィック航空でマニラに深夜に着いてそのまま朝まで何時間も待つとなると、ターミナル内の設備も気になるところです。セブパシフィック航空が利用するターミナル3であれば問題ありません。

トイレ

商業施設は各種飲食店、喫茶店、ファストフード店、コンビニなどが1階と4階にあります。ターミナル内ではWiFiを無料で使えますし、壁や柱にコンセントがありますので、携帯やパソコンの充電もできます。

遅い時間に到着するとロビー内の両替所が閉まっている場合がありますが、PLUS、Cirrus対応のインターナショナルカードかクレジットカードを持っていれば、ターミナル内のATMで24時間いつでもフィリピンペソを引き出すことができます。

また、ターミナル3は各階にトイレがありますが、どれもよく清掃されており、快適に使うことができます。

ターミナル3の設備の詳細な内容についてはこちらを参考にしてください。

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