セブパシフィック航空が2015年01月14日、国内線と国際線の割引プロモーションセールを開始しました。
01月14日10時現在、セブクラブからの「割引プロモーションお知らせメール」はまだ送信されていません。他の人がプロモーションセールを知る前に割引価格でチケットをゲットするチャンスです!
今年2回目の割引プロモーションです。まず国内線は全線が399ペソです。1月9日から燃油サーチャージ込みの価格表示になっていますが、消費税、空港税は別途必要です。これらを含めたコミコミ価格はマニラ発で781ペソとなっています。
次に国際線です。マニラ発の最安値は広州、台北などが1,499ペソ、日本路線はマニラ発大阪、名古屋が2,499ペソ、東京が2,999ペソとなっています。各路線の価格は下記の通りです。
さて、気になる日本発のお値段ですが、その前に…
1月9日からセブパシフィック航空が燃油サーチャージを廃止したとTraicyやFlyTeam ニュース、Aviation Wireなどが報じました。それを読んで「安くなるぞ、マンセー!」とヌカ喜びしたネット住民も散見されましたが。
そんなことはネェだろ?と、常に世の中を疑ってかかるスネた性格の僕は疑問に感じました。だってAviation Wireの記事にも書かれていますが、東京-マニラの燃油サーチャージは片道5,000円です。それを廃止するってことは、その5,000円をセブパシの企業努力で吸収しろってことです。
さらに日本メディアの記事には書かれていませんが、対象となったのはセブパシだけではありません。フィリピン航空も1月9日から同様になっています。去年も第3四半期に赤字転落したPALに燃油サーチャージ吸収なんて不可能です。
で、フィリピン国内や海外のメディアの情報を集めてみたのですが、廃止というよりも「燃油サーチャージ込みの価格表示にした」というのが正しいようです。(英語苦手なので自信はないんですが…)
とあるフィリピンのメディアに「国際的な基準に合わせて」みたいなことが書かれていましたが、実は世界の航空会社の間では燃油サーチャージ込みにした総額表示がスタンダードになりつつあります。同じLCCのエアアジアやジェットスターなどもずっと前から総額表示です。
運賃のみの表示にすると一見安く見せかけることができて、営業的には有利な面もあるのですが。世界標準に合わせようというフィリピン民航局の要請を受けて、燃油サーチャージの廃止ではなく、それを含めたコミコミ価格表示に変更したというのが今回の実態では?と僕は判断しています。
で、前振りが長くなりましたが、日本発マニラ往復のコミコミ価格です。ジャ~ン!→ 東京発23,708円、大阪20,138円、名古屋19,668円。
ね。全然安くなってないでしょ。ってか、むっちゃ高くなってるやん!笑
燃油サーチャージ廃止なんて大ウソでした。信じたみなさん、ご愁傷様。ってか、これからセブパシのプロモどうなるんでしょうね? この価格帯が続くようだと、あんまり美味しくないなぁ。マジでエアアジに乗り換えようかな…
なお、対象となるのは2015年7月1日から11月30日までの搭乗便で、販売期間は1月16日まで、販売数量は限定です。また、空港税などは含まれていません。ご予約はお早めに!
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