セブパシフィック航空が2016年08月19日、国内線と国際線の割引プロモーションセールを開始しました。
国内線はマニラからセブ、バコロドが1,299ペソ、国際線はマニラから福岡、ホーチミンシティが2,699ペソなどとなっています。
以上はフィリピン国内から出発する場合のフィリピンペソ建てのプロモ価格です。日本出発のプロモ価格は以下の通りです。
それでは手数料なども含めた込み込みプライスを見てみましょう。まずは東京発です。マニラは行きが15,000円、戻りが14,950円、往復で29,950円。セブは行きがマニラと同じ15,000円、戻りが16,750円、往復で31,750円です。
次に東京以外からマニラです。大阪発は行きが11,500円、戻りが14,950円、往復で26,450円。名古屋発は行きが11,500円、戻りが15,950円、往復で27,450円。最後に福岡は行きが6,500円、戻りが11,950円、往復で18,450円となっています。
大して安くねぇじゃん!って声が聞こえてきそうで、確かにそうなんですけどね。去年の秋頃からセブパシの価格戦略が明らかに変わってきました。1ペソセールとか片道1,000円とか、そういう無茶をしなくなってきました。
これには2つの理由があります。まず、無茶をする必要がなくなった。セブパシはずっと前にフィリピン航空を抜いてフィリピンの航空最大手となりましたが、国内線の市場占有率が確か去年6割を超えたはずです。1ペソプロモとかで安さのイメージ付けをしてシェアを上げる。目的を達成したら無茶は終了する。これは至極まっとうな経営判断で、かつてはエアアジアも同様の戦略を取りました。昔のエアアジは超絶安かったもんね。
もう1つは経営環境です。セブパシの目下の業績は好調ですが、原油価格が去年のように急遽高騰するかもしれませんし、それ以上に東南アジアのLCC同士の競合が年々激しくなっています。去年だったか四半期前だったか、エアアジアの最終損益がマイナスになりましたよね。もはや激安超特価なんてやってられる状況ではなくなってきたわけです。
セブパシのチケット価格をきっちりチェックしてる方はすでに気付いてると思いますが、無理に安値を付けず高く売れるところはしっかり高値を付けています。3万円とかボコボコ出てきてますし、今日は日本から片道8万円なんて日もありました。
ですので、特に僕も含めた昔からのセブパシヘビーユーザーのみなさんは頭の中をきっちり切り替えるべきです。1ペソプロモのセブパシはもう戻ってきません。片道1万円なんてセブパシじゃない!なんて言ってたら永遠にチケット買えません。ほどほどの安値で手を打つ。これが今後のセブパシとのつきあい方です。(と言いつつ、昔の幻影から逃れられず安値を深追いし、つい先日も最終的に高値で買うことになってしまったのは何を隠そう僕です。苦笑)
なお、対象となるのは2016年9月1日から12月15日までの搭乗便で、販売期間は8月20日まで、販売数量は限定です。ご予約はお早めに!
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