セブパシフィック航空がオーストラリア路線の拡大を目指していることが分かりました。オーストラリアの航空シンクタンクCentre for Asia Pacific Aviation(CAPA)が伝えました。(情報元:Cebu Pacific confirms Manila-Sydney service in Sep-2014, planning additional Australia services)
オーストラリアで8月7日に開催されたAustralia Pacific Aviation Summit(CAPA主催)に出席したセブパシフィック航空長距離部門の責任者であるAlex Reyes氏は、同社が新規開設を予定しているマニラ-シドニー線を予定通り今年9月9日に就航させると表明しました。
同氏によるとシドニー線の予約状況は順調で、特に12月の予約が好調であるとのことです。
同社はシドニー線をエアバスA330型機で運航する予定ですが、同社のA330型機はエコノミーシングルクラスで座席数は436席です。これは同社の主力機であるA320型機の座席数180席に比べて2倍以上にあたります。
にも関わらず、現在同路線の今年9月から12月までの航空券は同社ウェブサイトで大きな割引きもなく販売されており、好調な予約状況を裏付けています。
マニラ-シドニー線はオーストラリア国内で増加している出稼ぎフィリピン人の需要を取り込むと同時に、フィリピンへのオーストラリア人旅行者を獲得することも狙っています。
また、マニラ到着後のフィリピン国内路線を提供するだけでなく、マニラを経由した北部アジアへの渡航の選択肢となることも企図しています。
さらに同氏は、フィリピンーオーストラリア間の発着枠が拡大されれば、シドニー以外のオーストラリア路線にも就航させたいと意欲を見せました。
同氏によると現在両国間の発着枠は週6,000席で、フィリピンに割り当てられた発着枠はすべてセブパシフィック航空とフィリピン航空で利用されているとのことです。
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