セブパシフィック、ハワイ、グアム就航へ!

セブパシフィック航空が長距離国際線の拡大策としてホノルル、グアムを含む複数の都市への就航を予定していることが分かりました。オーストラリアの航空シンクタンクCentre for Asia Pacific Aviation(CAPA)が伝えました。(情報元:Cebu Pacific long-haul low-cost part 2: new period of growth begins as five destinations are added

セブパシフィック、ハワイ、グアム就航へ!

セブパシフィック航空は現在マニラとUAEのドバイを結ぶ長距離国際線1路線を運行しており、9月からはマニラ-クゥエート線、マニラ-シドニー線を新たに開設することがすでに決まっています。

同社はこれに続く新路線として、マニラとサウジアラビアのリヤド、ダンマーム間の2路線について就航日の決定とチケット販売の開始に向けた準備をすでに行っていることが分かりました。

フィリピンは国策として労働者の海外への出稼ぎを奨励していますが、フィリピン人の海外出稼ぎ先としてサウジアラビアは米国に次ぐ第2位であり、同国内には100万人を超えるフィリピン人が居住しています。リヤド、ダンマームへの就航はこれら出稼ぎフィリピン人の需要を狙ったものです。


また、セブパシフィック航空はアメリカ路線の開設にも意欲を見せています。

フィリピンの航空会社は従来、アメリカ連邦航空局が定める安全基準のカテゴリー2に区分され、新規路線の開設が認められていませんでした。しかし今年4月にセブパシフィック航空を含むフィリピンの航空会社の安全基準がカテゴリー1に格上げされたためアメリカ路線の新規開設が可能となりました。

セブパシフィック航空はアメリカでの最初の就航地としてハワイとグアムを狙っており、マニラ-グアム線については早ければ2014年末にも開設される見込みです。

さらにセブパシフィック航空はUAEのシャルジャへの就航も目指している模様です。

同社の長距離国際線は出稼ぎフィリピン人の需要獲得を基本路線としています。今回新規就航検討が明らかになったサウジアラビアだけでなく、すでに就航済みのドバイ、新規就航を狙うハワイにも数10万人規模のフィリピン人が居住しています。

そしてこういった大規模なフィリピン人コミュニティが存在する国以外に、中央アジアやアフリカ諸国にも多くのフィリピン人が居住しています。しかし、これらの国々で暮らすフィリピン人の規模はマニラから直行便を飛ばせるほどのものではありません。


そこでセブパシフィック航空はエア・アラビアとの提携を検討している模様です。

エア・アラビアはUAEの格安航空会社で、本拠地であるシャルジャから世界82都市に就航しています。そしてこれらの都市にはマニラから直行便を飛ばせるほどではないが、それなりの規模のフィリピン人出稼ぎ労働者が居住しています。

つまりセブパシフィック航空とエア・アラビアが提携することで、シャルジャをハブ空港としてマニラと中央アジア、アフリカ諸国とを結び、フィリピン人出稼ぎ労働者の需要を獲得しようということです。

セブパシフィック航空のマニラ-ドバイ線はドバイ空港滑走路のメンテナンス工事のため、今年5月から7月までUAE側の就航地をシャルジャに変更していました。この間に両社は共同でマニラ便の販促キャンペーンを行っており、提携の下地はすでに醸成されているものと見られます。


なおセブパシフィック航空は8月7日にオーストラリアで開催されたAustralia Pacific Aviation Summitにおいて、シドニーから日本や韓国、中国などの北東アジア諸国に渡航する際に、マニラを経由する場合とマレーシアのクアラルンプールを経由する場合の所要時間の違いを示し、同社を利用したマニラ経由での北東アジアへの渡航の優位性をアピールしています。

これは明らかにマレーシアの格安航空会社エアアジアを意識したものです。両社は東南アジアにおけるLCC市場で激しいシェア争いを繰り広げており、今回のセブパシフィックの新規長距離国際線開設の動きが両社の争いにも影響を与えるものと思われます。

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