セブパシフィック航空がカタールの首都ドーハに就航することが決定しました。同社のプレスリリースで発表されました。(情報元:Cebu Pacific announces new flights to Doha, Qatar)
発表によると運行開始は6月4日で週2便が運行されます。マニラ発は月曜と木曜、ドーハ発は火曜と金曜で、使用する機材はエアバスA330-300型機、エコノミー席のみのモノクラス436席です。機内では食事やWiFiなどが有料で提供されます。
現在マニラ-ドーハ線に就航しているのはカタール航空だけで、ボーイングB777型機で週7便を運行しています。セブパシフィック航空は同路線に就航するフィリピン初の、そして唯一のLCC(格安航空会社)となります。
セブパシフィック航空によるとカタールには26万人のフィリピン人が住んでいますが、この数は中東ではサウジアラビア、アラブ首長国連邦に次ぐ規模であり、日本に住むフィリピン人とほぼ同数です。セブパシフィックはサウジアラビア、アラブ首長国連邦、さらに約20万人のフィリピン人が暮らすクウェートには就航済みで、日本との間には成田-マニラなど4路線を運行中です。出稼ぎフィリピン人(OFW:Overseas Filipino Workers)の需要が期待できると判断しての今回のドーハ就航と見られます。
しかしその一方で同社は昨年10月に就航したばかりのマニラ-ダンマーム(サウジアラビア)線を、搭乗率の低迷から今月限りで運休することを3日前に発表したばかりです。ダンマーム、リヤド、クウェートといずれも週3便で新規就航させてきた中東便が今回は週2便でスタートとなったのは、ダンマーム線の休止が影響したとも考えられます。
なお、今回の新規就航を記念してセブパシフィック航空では同路線の割引プロモーションを開催中です。プロモーション運賃は片道888ペソで販売期間は3月16日まで、対象となる搭乗期間は6月4日から12月31日までです。なお通常運賃は9,488ペソからで、他社の直行便に比べて最大60%安いとのことです。
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