セブパシ、マニラ発着一部路線をターミナル4に移転!

セブパシフィック航空がマニラ発着の一部路線の使用ターミナルを現在のターミナル3からターミナル4に変更することが分かりました。同社のプレスリリースで発表されました。(情報元:CEB Advisory - Manila Terminal Changes

セブパシ、マニラ発着一部路線をターミナル4に移転!

現在セブパシフィック航空のマニラ発着便は全路線がターミナル3を使用しています。2015年8月15日からはターボプロップ機のATR72-500型機で運行されている路線がターミナル4へ移転します。対象となるのはマニラとコロン、カティクラン、ラオアグ、ナガを結ぶ4路線です。

ニノイ・アキノ国際空港を運営するマニラ空港公団(MIAA:Manila International Airport Authority)は今年5月28日、同空港の混雑緩和策としてATR72型機のターミナル4への集約を勧告していました。今回のセブパシフィック機のターミナル4への移転はこれを受けたものです。

またこれに合わせて、同じく8月15日からセブパシフィック航空の100%子会社であるセブゴー(旧タイガーエア・フィリピン)がエアバスA320型機で運航するマニラ発着便が、現在のターミナル4からターミナル3に移転します。

対象となるのはマニラとバコロド、ブトゥアン、セブ、カガヤンデオロ、ダバオ、ジェネラルサントス、イロイロ、カリボ、レガスピ、プエルトプリンセサ、ロハス、タクロバン、タグビラランを結ぶ13路線です。セブゴーが所有するのはエアバスA320型機5機だけでATR機は所有していないため、セブゴーのマニラ発着便は今後すべてターミナル3を使用することになります。


今回のセブパシフィック航空の移転対象であるATR72-500型機が運行しているコロン、カティクラン、ラオアグ、ナガのうち、ラオアグを除く3空港は滑走路長がいずれも1,500m未満であり、エアバスA320シリーズの離着陸滑走距離を満たしておらず、このためATR72-500型機で運行されています。

フィリピン有数のビーチリゾート、ボラカイ島の玄関口であるカティクランのゴドフレド・P・ラモス空港は現在950mの滑走路を2,100mに延長する予定ですが、それ以外の空港は延長の予定はなく、また、これら以外にも滑走路長が短い空港がフィリピン国内には複数あります。セブパシフィックは今後これらの空港にもATR72型機を使って新規就航し、現在60%の国内線シェアをさらに高める計画です。

これに関連してセブパシフィック航空は先日開催されたパリ航空ショーにおいて、最新鋭のATR72-600型機を新規に16機購入し、2016年から現在所有するATR72-500型機と置き換えていくと発表しました。セブパシフィックは現在8機のATR72-500型機を所有しているため、同社のATR機は倍増することになります。

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