セブパシフィック航空の割引きプロモーションを利用して格安の海外旅行を楽しむ管理人。いやいや、超特価チケットを使った貧乏旅行しかできないだけなのですが。(ToT)
前回の中国ツアーに続いて、今回はインドネシアに行ってきました。人生初のインドネシアです! インドネシアって日本人にはあまり馴染みのない国ですよね。今回のインドネシア旅行記で少しでも雰囲気を味わっていただければと思います。
さてさて、まずは恒例のチケット価格チェックです。今回購入したのはフィリピンのマニラからインドネシアのジャカルタへの往復チケットです。チケット価格はいくらだったのか? ご覧ください、「Base Fare」と書かれているのが往復の運賃、単位はフィリピンペソです。どうぞ!
そうです、50ペソ、日本円で115円です。マニラからジャカルタ往復、115円でゲットしました! セブパシフィックの情報サイトの管理人としての面目キープです。笑
もちろん50ペソというのは往復の運賃だけです。これ以外にオイルサーチャージやセブパシサイトでの予約手数料などが加算されます。すべて合計したチケット価格は一番下の2,476.96ペソ。日本円ではおいくらか? こちらをどうぞ!
6,170円! マニラからジャカルタって国際線ですよ。片道4時間ですよ。泳ぐんじゃなくて飛行機ですよ。それが往復でトータル6,000円。安っ! セブパシちゃん、ありがとう!
このチケットを買ったのは前回の上海往復のチケットを買ったのと同じ去年のクリスマスでした。実はセブパシフィックのマニラ-ジャカルタ線って、激安がなかなか出ない路線なんです。セブパシフィック航空のプロモーションチケットには、超特価が出やすい路線と出にくい路線があります。インドネシアはずっと行きたいと思っていたのですが、ジャカルタ線の超特価がなかなか出なかったんです。
それが去年のクリスマス、12月25日にちなんでセブパシフィック航空の全線が片道25ペソのスーパー割引きプロモーションが出ました。上海往復の予約をしたあと、ダメ元でジャカルタ線を見てみると、おぉ~、あった! 今までなかなか出なかったマニラ-ジャカルタの超特価がついに出ました。その場で速攻で予約しました。セブパシから私への最高のクリスマスプレゼントで、人生初のインドネシア訪問が決まったのです。
日本からだとどうせ高くなるよね~、っていう人がいるかもしれません。でも、今回買った25ペソチケットの他、1ペソや99ペソチケットが出た時だと、日本からマニラ往復はオイルサーチャージなども含めた支払総額で14,000~15,000円くらいです。これにマニラ-ジャカルタの6,000円チケットを組み合わせると、日本からマニラ経由でジャカルタの往復が総額2万円。つまり、日本からインドネシアに往復2万円で行けるってことです!
普通の航空会社のチケットだと、台北経由や香港経由にしても4~5万円が限界だと思います。JALANAやガルーダの直行便だと7万円くらいじゃないですかね。それが2万円ですよ。2万円だったらインドネシアに行ってみようかなって思うでしょ? 以下の旅行記でその気持ちを盛り上げてください!笑
セブパシフィック航空での旅のスタートはいつもここ。ニノイ・アキノ国際空港ターミナル3です。
写真の右端がターミナルビルの入り口で、ちょっと分かりにくいかもしれませんが、ここから左手に搭乗客が並んでいます。この日は並んでいる人が少なくすぐに入れました。長蛇の列になっている時でも10分くらいで入れます。
ターミナルビルに入る列は短いのですが、チェックインカウンターはいつもながらの長蛇の列です。
セブパシフィックは格安航空会社ですので、コスト削減のために最低限しかチェックインカウンターを開けません。このあたり、セブパシは徹底してドケチです。笑
長い時は1時間以上並ぶハメになるのですが、この日は30分で済んだので良しとしましょう。セブパシを使っていると忍耐力が養われます。苦笑
写真はセブパシフィック航空の搭乗券です。こちらもLCCではおなじみのレシートのような薄っぺらチケットです。
今回は自動チェックイン機を使ってみました。これについては別のページでまとめていますので、興味のある方は見てみてください。→
チェックインが終わったあとはいつも通り4階の飲食店ゾーンに向かいます。狭い機内で(大して美味しくもないw)機内食を食べるのはイヤなので、私はセブパシ以外を利用するときも、飛行機に乗る前に食事をすることにしています。
で、何を食べるかというと、バカの一つ覚えです。フィリピン最大のファストフードチェーンJollibeeのUltimate Burger Steakです。お値段は142ペソ=330円。最近こればっかりです。
大して美味しくないんですけど、ボックスに入ってるとさらに不味そうに見えますよね。笑
なぜ食器じゃなくてボックスに入っているのか? それはもちろんテイクアウトしたからです。なぜテイクアウトしたのか? 理由はまず店内が混んでいたこと。そして、写真のここで食事をしたかったからです。
ニノイ・アキノ国際空港のターミナル3をよく使う人は写真を見て分かると思いますが、ここは3階出発フロアの南端です。入り口から入って左手奥になります。
ターミナル3の出発フロアはいつも混雑していてベンチに空きがないのですが、南端のこのエリアはいつも人が少ない穴場スポットでした。実はここに新兵器が登場したんです。それは…
写真がぶれて見えにくいと思いますが、「CHARGING STATION」と書かれています。そうです、充電スポットができたんです。これがスーパー秀逸!
机みたいになっていて、コンセントが片側に10個、両側で20個付いています。この机が4つ並んでいる、つまり、コンセント80個です! こんな充実した充電スポット、たぶん日本の空港にもないと思います。すごいよフィリピン、やればできるじゃん!笑
しかも、日本のコンセントがそのままさせるタイプですので、電圧さえ問題なければ日本の電化製品もコンセントアダプターなしでそのまま充電できます。
日本からマニラへのフライトは4時間。機内でパソコンやスマホの電池が切れてしまったら、これからはここで充電できます。この場所、バッチリ覚えておいてください!
ここでちょっと横道へ。前回の中国ツアーの際、フォロワーの方から「旅に行くときどんな荷物を持って行くの?」と質問をいただきました。あまり参考にならないかもしれませんが、ご紹介したいと思います。
今回のインドネシア旅行は1週間ですが、荷物はこれだけです。肩からかけられる手提げ袋1つです。これ1つだけです。笑) 中に入っているのはこんなものです。
●着替え…最低限だけ
●使い捨てのスリッパ…安いホテルでは付いてないことが多い
●アメニティ…歯ブラシ、シャンプーなど。これも安いホテルは付いてない。
●爪楊枝、糸ようじ…歯が悪いもので。爆
●ポケットティッシュ…公衆トイレで紙がないことが多い
●ノートパソコン、デジカメ、スマホ…ACアダプター、充電器も
とにかく必要最低限です。着るものとか寝る前に洗っとけば朝には乾いてますし、いざとなれば現地で買っても安いし。乾季だと雨は降らないから傘がなくても困らないし。仮に降って濡れたとしても、東南アジアだったらすぐに乾きますからね。笑) とにかく徹底して必要最低限主義です。
それと、上記とは別にこんなものも持っていきます。私的に貧乏旅行のおすすめグッズです。
★栓抜き…私は部屋飲み派で、なおかつ瓶ビール好きです。なので栓抜きが欠かせません。
★耳かき…好きです。笑
★ウェットティッシュ…朝チェックアウトして夜飛行機に乗る前に、顔を洗いたいけど洗えないという時に重宝します。男性限定ですがw
★コンセントタップ…これ、超おすすめです! ホテルでパソコンと携帯を充電しようと思ったけどコンセントが1つしか空いてないとかあるじゃないですか。そんな時にこれがあれば一気に問題解決です。
日本で旅行するときにも便利で、特に新幹線に乗るときは必須です。窓側の座席に1つしかコンセントがない時ってありますよね。これを使えばパソコンを使いながらスマホの充電もできるし、自分がこれを使っておけば隣りに座った人も電源を使えるし。これ1つあるだけでみんなで気持ちよく新幹線を利用できますよね!
マニラ空港のターミナル3はWiFiが無料で使えます。出国審査を終えたあとはパソコンを開いてちょっとお仕事。出発30分前になって搭乗が始まりました。
セブパシはとにかくハイパードケチな航空会社なので、普通はボーディングブリッジは使いません。ボーディングブリッジを進むと飛行機の直前で階段から地上に降り、そこから飛行機までてくてく歩いて搭乗ってこともよくあります。でも、マニラのターミナル3だけはいつもボーディングブリッジを使っています。なんでだろう?
こちらがセブパシフィック航空の機内です。この日の機材はエアバスA320でした。日本でもピーチアビエーションなどが使っているLCCでは一般的な機材です。
機内は8割強くらいの搭乗率だったと思います。座席は自動チェックイン機で自分で指定したのですが、狙い通り横1列に私1人だけ。3席を1人で独占し、肘掛けを上げてゴロッと横になってジャカルタまで寝てました。
手前味噌なんですが、なにせセブパシばっかり乗ってるもので、最近どの席を指定すれば1人で3席独占できるか見当が付くようになってきました。ここのところほぼ100%の確率で3席独占してます。ビジネスやファーストに乗るだけの財力がないから、こんな技術を磨かないといけないんですけどね。涙
ジャカルタまでは4時間のフライト。目が覚めると座席にインドネシアの入国カードが置かれていました。着陸態勢に入るとテーブルが使えなくなるので、サッサと書いてしまいます。
「Address In Indonesia」の欄に東横インって書こうかと思ったけどやめときました。笑
飛行機を降り空港内を進みます。初めてのスカルノハッタ国際空港。どこに行けば良いのかよく分かりません。とりあえず前の人のあとについていきます。
東南アジアの新興国だけど大丈夫かな?みたいな不安がちょっとあったのですが、ちゃんとした立派な空港でした。周りの人が聞いたことのない言葉を話してて、外国に来たことを実感します。
そしてやって来たのはこちら。アライバルビザを発行する窓口です。インドネシアの空港では到着時にビザを取得することができます。
料金は25米ドルで30日滞在できます。事前にネットで調べたところ、並ぶ列が分かりにくいと書かれていたので、周りの人に聞いてそれらしき列に並びます。
インドネシアの到着ビザは誰でも取得できるわけではありません。取得できる国が指定されています。日本はもちろんOKです。ビザについては日本は世界最強クラスですからね。日本人に生まれてこれてラッキーです。
で、ちゃんと並んだはずだったんですが、しばらくして気付くと行列の先が入国審査場になってました。
まぁ、後先の問題だから大丈夫だろうと思ってたのですが。パスポートを出すと入国審査官のおっちゃんに、「お前、先にあっちw」みたいに言われてしまいました。とほほ。
ちょっと焦りましたが何とかビザを取得して入国審査もクリア。その先で税関申告書を提出し、晴れてインドネシア入国となりました!
初めてのインドネシアであるだけでなく、実は私にとって初めての南半球です。地球の下半分についに足を踏み入れました!
今回のインドネシア旅行では現地からツイッターで生中継をすることにしていました。そのためには現地の携帯電話回線を使う必要があります。それでインドネシアの携帯会社のSIMカードを買おうと思い、ショップの場所も事前に調べておきました。
事前の調査通り、空港のバゲージクレームの先に「CELLULAR KING」という携帯ショップがあったのですが。なにせ着陸したのが0時半、ここに辿り着いたのが1時頃でした。すでにお店はしまっており、ここでSIMカードを入手することができませんでした。ジャカルタ到着後のツイッターの更新が止まっていたのはこれが原因だったんです。
その代わり、空港でこんなものを見つけました。コーヒーの自動販売機です。インドネシア=発展途上国みたいなイメージがあったので、いきなりの自販機登場にちょっとびっくりです。
しかもホットとアイス以外に、ブラックとかクリームだけとかカプチーノとか種類もたくさんあります。こちらお値段は5,000ルピア(50円)。さっそく飲んでみましたが、普通にコーヒーの味がしました。インドネシア、あなどれません。
私が到着したのは空港の第2ターミナルです。このあと国内線でジョグジャカルタという街に移動するのですが、その飛行機は第3ターミナルから出発します。
移動のためのターミナル間のシャトルバスがあるのですが、これを探すのに一苦労。1階の到着フロアで乗るものとばかり思って探していたのですが、実は2階の出発フロアでした。
しかも深夜なのでバスの本数が少なく、ようやくバスが来て第3ターミナルに着いた時には2時過ぎになっていました。
ジャカルタ空港の第3ターミナルは非常に良かったです。新しくてコンパクトで使いやすい。動線がシンプルな空港って良いですね。
ターミナルビル内にはスタバもあり24時間営業してますし。
こんなふうに子供を遊ばせるスペースも作っています。
ジャカルタ空港にはターミナルが3つあり、最も新しく作られたのがこの第3ターミナルです。そしてLCC(格安航空会社)専用で使われています。
マニラ空港のターミナル3も一番新しく、LCC専用です。第3ターミナルがLCC専用で一番新しくきれいで使いやすい。マニラとジャカルタの空港で奇しくも一致してました。
第3ターミナルからインドネシアネタを3つほど。まずこちらの写真、インドネシアで初めて食べた料理です。第3ターミナルの24時間営業のお店で食べました。
見たまんまなので分かると思います。ビーフン炒めです。インドネシア語ではビーフン・ゴレン(Bihun Goreng)といいます。これ美味しかったです。特別美味とか言うんじゃなくて、日本人が違和感なく普通に食べられる味でした。インドネシア料理、日本人におすすめです。
ちなみにお値段は25,000ルピア(250円)でした。これは空港価格で、市内の食堂だと100円くらいで食べられます。
次はターミナルビル内部の案内板にあった表示です。玉ねぎみたいなのの上に三日月と星が書かれています。分かりますよね。祈祷室(Plrayer Room)の表示です。インドネシアにはムスリムがいますので、空港にも祈祷室があるんです。
ここまではごく普通で、フィリピンにもムスリムはいますのでマニラ空港にも祈祷室はあります。おもしろかったのは次の写真です。
祈祷室の表示が2つありますよね。その上の表示、写真が見にくいかもしれませんが、左側が女の人、右側が男の人を表しています。空港の中の祈祷室も男女用に分かれているのです。
人口の8割以上がムスリムのインドネシアと、1割にも満たないフィリピンとでは、ムスリムの祈祷室の扱いもかなり違うんですね。
次の写真は食事中の方はご遠慮を~
男性用の便器です。日本と違うところに気付きますでしょうか? もうちょっと近寄ってみましょう。
便器の中にアクリル板が入っているのが分かると思います。男性の方はピンとくるでしょう。アレが跳ね返ってこないようにするためにこんなものを入れてるんです。
アレが跳ね返ってくると床がぬれて掃除の人が大変ですから。これで跳ね返ってこないようにしているわけです。これはアイデア賞ですね!
ジャカルタで乗り換える国内線は早朝5時40分の出発でした。私は4時過ぎに搭乗手続きをして中に入りました。このターミナルについての情報は少ないので、今後ジャカルタに行く方のために情報を残しておこうと思います。
こちらは第3ターミナルの案内図です。2階建てで非常にシンプルな動線になっています。
Aのところから中に入ると、Bのところにチェックインカウンターがずらっと並んでいます。チェックインをしたあと左に進み、Cのところからエスカレーターで2階に上がります。直進したDのところが搭乗ゲートです。写真で見ていきます。
Aの入り口です。シャトルバスはこのすぐ前に停まります。ここから第3ターミナルの中に入ります。
今回私が利用したのはバティックエアというインドネシアの航空会社です。ライオンエアというLCCの子会社なので、搭乗券もLCC風のペラペラなものでした。
ジャカルタ空港の第3ターミナルを使うとすると、エアアジアかライオンエアだと思います。エアアジアのチェックインカウンターはBの場所の向かって左手、ライオンエアは中央です。
チェックインを済ませて左手に進みます。写真の奥のゲートみたいになっているところをくぐって右に曲がります。
左に見えるのがCの位置のエスカレーターです。これで2階に上がります。
2階に上がるとそのまま直進し、途中で空港利用料40,000ルピア(400円)を払います。手荷物チェックを受けた先が待合室になっています。
ものすごくシンプルなターミナルですので、初めてジャカルタに来た人でも迷うことなく使えると思います。成田とえらい違いです。笑
バティッグエアはフルサービスの航空会社なのですが、なにせ親会社がLCCです。
写真右上に見えるボーディングブリッジを通ってきたのですが、機内に入る直前で階段で地上に降り、写真の写っているバスで飛行機まで移動しました。
そしてタラップで機内へと入ります。なんでLCC方式なんだよ!って言いたいところなんですが。なにせ片道6,000円というLCCプライスで買ったチケットですので文句は言えません。苦笑
ジャカルタからジョグジャカルタへは約1時間のフライト。なにせ前夜は空港で徹夜してましたので、飛行機の中では爆睡してました。目が覚めると着陸態勢に入ってました。
空港からホテルがあるマリオボロへはトランスジョグジャというバスで移動しました。飛行機を降りてからトランスジョグジャに乗るまでの分かりやすい情報がなかったので、後に続く方のために情報をシェアしたいと思います。
荷物を受け取って外に出てきたところです。この写真の奥の方から出てきます。
まっすぐ進むと写真のような黄色い表示がありますので、ここで左に曲がります。
道をくぐるような通路になっていて、一旦下まで下がってまた上まで上がります。
上がったところを左に曲がり、エスカレーターで上まで上がります。
外に出ると右斜め前にトランスジョグジャのバス停があります。入り口で料金を払って1Aのバスに乗ります。
こちらがジョグジャカルタ観光の拠点となるマリオボロです。空港からバスで20分ほどです。
このトランスジョグジャですがものすごく便利です。料金は3,000ルピア(30円)で、バス停の外に出ない限り、バスを何台乗り継いでも追加料金は必要ありません。マリオボロと空港、プランバナン、ジョンボールターミナルといった重要スポットを結んでいますので、ジョグジャを旅する際にはぜひ有効活用してください。
トランスジョグジャのバス停から歩いて5分ちょい、今回泊まったのはこちらのホテルです。→Whiz Hotel Yogyakarta
このホテルは大当たりでした。ビジネスホテルなんですが室内や水回りも清潔で、ネットもサクサクつながりました。ロケーションも抜群でコンビニやスーパーにも近く、それで1泊3,000円です。全室禁煙なのでタバコが苦手という人にも良いかも。喫煙スペースも別にあります。
チェックインが12時からということで、荷物を預けて街に出ました。まずはホテルのすぐ横の屋台で朝食です。食べたのは…
ソト・アヤム(Soto Ayam)です。ソトはスープ、アヤムは鶏のことですので、ソト・アヤムで鶏スープということになります。
でも見ての通り具だくさんで、日本人がイメージするスープではありません。中にはご飯、ビーフン、鶏肉、ネギなどの野菜が入っていて、それに鶏がらスープをぶっかける。要はネコマンマです。笑
見た目はイマイチなんですが美味しかったです。優しいお味というか、これも日本人向けですね。10,000ルピア(100円)でした。
こちらはテーブルに載っていた調味料。左のライムを絞ってかけるみたいです。その右はインドネシア特産の辛味調味料サンバル。私は辛いの大好きですので、たっぷり入れました。その右は不明。
背中が写ってるおばちゃんが作ります。ワイルドです。すべての材料を手で丼に投げ込み、絶対洗ってないだろう指で鶏肉を細かく割き、その手で別のお客さんからお金を受け取ってました。笑) まぁ、そんなこと気にしたら東南アジアなんて旅できません。
朝食を終えて街の中心部へ。KARAOKEは世界共通語になってますね。
街に出てきた最大の目的は昨夜買えなかった携帯のSIMカードを買うことです。これはかなり悪戦苦闘しました。
どこに売ってるか街の人に聞いても分からず、探しまわって2件目のお店でようやくSIMカードをゲット。ところが料金のチャージができず、さらに2店舗回ってようやく開通しました。
がんばってくれた携帯屋のお兄ちゃんです。インドネシア人的にイケメンなのかどうかは不明w
費用はトータルで32,000ルピア(320円)でした。これで5日間のインドネシア滞在中、サイト閲覧からツイッターで画像アップなどかなりデータのアップダウンをしたのですが、使い切ることはできませんでした。320円でこれは安いわ。
SIMカード探しにすっかり時間を取られ、終わった時には昼前。昼食はインドネシアといえばこれ、ナシ・ゴレン(Nasi Goreng)です。
ナシ・ゴレンはインドネシアの炒飯です。私が食べたのはナシ・ゴレン・スペシャルで20,000ルピア(200円)でした。何がスペシャルなのか分からず、これだったらあと80円払って牛丼のほうが良いなって思ってたのですが。
あとでよく考えたら、写真中央上のフライドチキンが付いていたからスペシャルなんだと思います。確かにこのチキンは美味しかったです。
ホテルに戻ってチェックインし、メールをチェックしたりシャワーを浴びたりしていたら午後2時過ぎになってました。慌てて出発。
こちらはトランスジョグジャのバス停の中です。手前の女の子は小学生くらいだったと思います。さすがイスラムの国、ちゃんとヘジャブをかぶっています。
トランスジョグジャの車内です。これからインドネシアが誇る世界遺産のプランバナン寺院群へと向かいます。
タクシーのほうが早いし1,000円もかからないと思うのですが、私はもっぱらバスなど地元庶民が使う交通機関を利用します。そのほうがいろいろ発見があっておもしろいし、いかにも旅してるって実感があるので。
トランスジョグジャを降りると、バイクタクシーの運ちゃんが群がってきます。面倒なので振りきって道の向かいに出ました。
プランバナンがどこか分からず近くの派出所で聞くと、この道を真っ直ぐ”2km”と! おいおい、2kmってマジかい。さすがに涙目です。笑
でも、少し歩くと左手遠くにプランバナンが見えてきた! いきなりテンション超アップです。
10分ほど歩いて遺跡の入口に到着。ここで(バカ高い外国人料金でw)入場料を払い、マニラからはるばるやって来ました、プランバナン遺跡に入ります。
おぉ~!ついに来た!! 逆光で何の写真かよく分からないと思うのですが。いつか来たいと思っていたプランバナンとついにご対面。ムチャ感動です。
実は私は宗教建築&遺跡好きです。宗教にはまったく興味がない無神論者なのですが、宗教建築と宗教遺跡だけは大好きです。
今までもミャンマーのバガン遺跡とか、中央アジアや中東のモスクとかちょこちょこ見てきてます。プランバナンは世界的に有名なヒンドゥー教の寺院遺跡で、いつか見に行こうと思ってました。
で、実際に見てみたのですが、期待をはるかに上回る素晴らしさでした!
プランバナンはまだ全体の修復が終わっていません。このため、あちこちに遺跡の残骸というか石材が散らばっています。
で、その復元前の残骸のレベルがすごく高くて。遺跡本体を見る前に転がってる残骸を見てる時点ですでに感動モードでした。
これは確か上層階に降った雨水を外に出す排水口だったと思います。何かの動物をかたどってます。
寺院の基礎の部分にもいろんな動物が彫り込まれています。
こちらは日本でいうところの狛犬みたいなものだと思います。寺院の石室の前に左右1セットで並んでいました。
しっぽが首筋にまで届いています。力強さか何かを表してるのかな?
寺院の壁面にはレリーフが施されています。
これが本当に素晴らしくて。こんなものが1,000年以上前に作られたのかよ、って。感動で半泣き状態だったんです。
王様とか神様とか家臣とか悪魔とか、
きっと宗教的なエピソードをモチーフにしているのだと思うのですが。
何が素晴らしいってこの表情です。なんて表情豊かなんだろう。しばらくずっと見つめていました。
無宗教の私が言っても説得力がないのですが、やはり宗教建築というのは人の心を打つ何かがあります。
中にはこういうのもありますが…
サルのアレにヘビが噛み付こうとする図。サル大慌てw
とにかく素晴らしいプランバナン遺跡でした。いつかもう一度来ます。必ず!
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