大きな手荷物、スポーツ用品、車椅子、ペット、盲導犬などを受託手荷物として預け入れる場合の決まりについて説明します。
チェックインの際に機内に預け入れる手荷物(受託手荷物)は、直方体に見立てた時の3辺の合計が158cm以内でなければなりません。158cmを超える手荷物は大型手荷物として預け入れます。
大型手荷物には一般の受託手荷物とは異なる以下の料金が適用されます。料金はどの時点で大型手荷物を申し込むかで異なります。最初の予約の際が最も安く、出発時にカウンターで申し込むと最も高くなります。
事前に申し込むことができる大型手荷物の重量の上限は20kgです。20kgを超えた場合はチェックイン時に5kgごとに3,100円または200香港ドルの超過料金を支払います。
例えば、超過手荷物が26kgだった場合、日本の空港では6,200円、香港空港では400香港ドルを支払います。
大型手荷物の料金は1個ごとに課されます。受託手荷物の料金は複数の手荷物の合計重量で計算されますが、大型手荷物は合計ではなく1個ごとです。
例えば、5kgと10kgの2個の大型手荷物を最初の予約の際に申し込む場合、2個の合計重量は15kgですが4,700円にはなりません。20kg以内の大型手荷物2個ということで、4,700円×2個=9,400円となります。
以下のものなどはスポーツ用品とみなされ、機内に預け入れる際には上記の大型手荷物料金が適用されます。
下記のスポーツ用品を受託手荷物として預け入れることはできません。
以下の条件をすべて満たす楽器は、手荷物として機内に持ち込むことができます。楽器の重量、大きさ、個数は機内持ち込み手荷物に含まれます。
乗客が移動のために使用する車椅子は無料で機内への持ち込み、預け入れができます。車椅子の重量は機内持ち込み手荷物、機内受託手荷物の重量、大きさ、個数にカウントされません。注意点は以下の通りです。
ペットを機内持ち込んだり預け入れたりすることは、理由の一切を問わずできません。
盲導犬、聴導犬などの補助犬は以下の条件をすべて満たすことで、乗客に同伴して搭乗することができます。
大型の楽器など、機内に受託手荷物として預け入れたくない手荷物がある場合、搭乗者用とは別に座席を購入し、この座席に手荷物を置くことができます。注意点は以下の通りです。