ジェットスター完全ガイド

キャンセルと変更

キャンセルと変更の概略

ジェットスターのキャンセル、返金・払戻し、変更の扱いは運賃のクラスによって異なります。エコノミークラスStarter(S)、Starter Plus(SP、ちゃっかりPlus)、Starter Max(SM、しっかりMax)、ビジネスクラスBusiness(B)、Business Max(BM、しっかりMax)それぞれの扱いは以下の通りです。

キャンセル・返金
S
SP
SM
B
BM
運賃
×
×
×
追加料金
×
×
×
ノーショー
×
×
×
変更
S
SP
SM
B
BM
出発地・到着地
×
×
日付・時刻
搭乗者の氏名
ノーショー
×
×
×
運賃クラス
×
  • ×…キャンセル・返金、変更不可
  • ○…変更可
  • ▲…条件付きでキャンセル・返金、変更可
  • 手…キャンセル・返金、変更可だが要手数料
  • 追加料金…受託手荷物、機内食、機内バウチャー、エンターテインメントパック、座席指定の料金
  • ノーショー(No Show)…搭乗しなかった場合のキャンセル・返金、変更

以下、それぞれの詳細について説明します。

運賃のキャンセル・返金

予約をキャンセルして運賃の払い戻しを受けることができるのは、Starter Max運賃とBusiness Max運賃のチケットだけです。ただし、払戻し手数料の支払いが必要です。

日本発着路線の払戻し手数料は乗客1人あたリ1予約あたり以下の通りです。手数料額は予告なく変更される場合があり、キャンセルを申請した時点での金額が適用されます。

日本国内線
3,000円
オーストラリア線
4,000円
その他の国際線
4,150円

キャンセル、払戻しは乗客ごと、区間ごとに可能です。注意点は以下の通りです。

  • キャンセル、払戻しの申請期限は搭乗予定日の23時59分までです。つまり、搭乗予定便出発後も当日中は申請できます。
  • 搭乗予定日翌日以降のキャンセル、払戻しの申請はできません。
  • 最初の予約がStarter Max運賃とBusiness Max運賃でなかった場合、つまり、例えば最初にStarter運賃で購入したチケットを変更手数料を払ってStarter Max運賃のチケットに変更し、それからキャンセルすることはできません。

追加料金のキャンセル・返金

Starter Max運賃とBusiness Max運賃のチケットに限り、受託手荷物料などの追加サービスをキャンセルし、その料金の払戻しを受けることができます。ただし、そのサービスを付随するフライトをキャンセルした場合に限ります。

つまり、例えば東京から大阪のフライトを予約し受託手荷物重量枠と機内食を追加オプションで付けた場合、このフライト自体をキャンセルすることにより、これらオプションもキャンセルされその料金が返金されるということです。

ですので東京→大阪のフライトの予約はそのまま残し、受託手荷物重量枠と機内食だけをキャンセルして払い戻しを受けることはできません。注意点は以下の通りです。

  • ここでいう追加料金とは受託手荷物、機内食、機内バウチャー、エンターテインメントパック、座席指定の料金のことです。
  • ホテル、アクティビティ、海外保険、レンタカーのキャンセル・返金はそれぞれの利用規約によります。
  • フライトをキャンセルすることによって受託手荷物など追加サービスも付随的にキャンセルされますので、追加サービス分について払戻し手数料を二重で支払う必要はありません。

ノーショーでのキャンセル・返金

チェックインをしなかった場合、チェックインはしたが搭乗しなかった場合、Starter Max運賃とBusiness Max運賃のチケットに限り、払戻し手数料を払うことでキャンセルし払い戻しを受けることができます。払戻し手数料は下表の通りです。

日本国内線
3,000円
オーストラリア線
4,000円
その他の国際線
4,150円

キャンセル、払戻しの申告期限は搭乗予定日当日の23時59分です。

出発地・到着地の変更

Starter Max、Business、Business Max運賃のチケットは出発地、到着地を変更することができます。注意点は以下の通りです。

  • 変更期限は搭乗予定日当日の23時59分です。
  • 変更手数料は無料です。
  • 変更後の運賃、オプション料金との差額を支払わなければなりません。
  • 変更前よりも運賃が安くなる場合、変更はできません。変更前の運賃と同額かそれ以上でなければなりません。
  • 変更の可否は1予約の総額ではなく1区間ごとに判断されます。

日付・時刻の変更

すべての運賃クラスで搭乗日、搭乗時刻の変更、つまり、搭乗便を変更することができます。Starter運賃以外は変更手数料は無料です。Starter運賃の場合は下記の変更手数料がかかります。

ウェブサイト、アプリ

日本国内線
3,240円
短距離国際線
4,150円
長距離国際線
5,500円

コールセンター、空港

日本国内線
4,320円
短距離国際線
6,500円
長距離国際線
9,300円

コールセンター、空港で変更すると割高になります。変更手数料は1人1区間あたりです。2人で往復の場合は2人×2区間ですから上記金額の4倍となります。

注意点は以下の通りです。

  • Starter、Starter Plusの場合、変更期限は搭乗便出発予定時刻の国内線は2時間前、国際線は3時間前です。
  • Starter Max、Business、Business Maxの場合、変更期限は搭乗予定日当日の23時59分です。
  • 変更後の運賃、オプション料金との差額を支払わなければなりません。
  • 変更前よりも運賃が安くなる場合、変更はできません。変更前の運賃と同額かそれ以上でなければなりません。
  • 変更の可否は1予約の総額ではなく1区間ごとに判断されます。

搭乗者の氏名の変更

すべての運賃クラスで搭乗者の氏名の変更、つまり、搭乗者を別の人に変更することができます。搭乗者氏名の変更はコールセンターのみで可能です。ウェブサイトやアプリ、空港カウンターでの変更はできません。

Starter運賃以外は変更手数料は無料です。Starter運賃の場合は下記の変更手数料がかかります。変更手数料は1人1区間あたりです。往復だと倍額になります。

日本国内線
4,320円
短距離国際線
6,500円
長距離国際線
9,300円

搭乗者名の変更で重要なのは、変更は1予約単位全体で行われるということです。このため、

  • 行きと帰りをまとめて一度に予約した場合、行きだけ変更、帰りだけ変更ということはできません。
  • また、行きと帰りを別々の搭乗者名にすることもできません。
  • よって、行きは自分のままで帰りを友人に変更したり、行きを友人A、帰りを友人Bに変更したりすることはできません。
  • 行きと帰りをそれぞれ別々に予約した場合は、行き、帰りそれぞれ自由に変更できます。

その他の注意点は以下の通りです。

  • Starter、Starter Plusの場合、変更期限は搭乗便出発予定時刻の国内線は2時間前、国際線は3時間前です。
  • Starter Max、Business、Business Maxの場合、変更期限は搭乗予定日当日の23時59分です。
  • 変更時点での運賃が予約時の運賃より高い場合はその差額を支払わなければなりません。安い場合の差額の返金はできません。
  • JALマイレージバンクなどマイレージを使って予約した場合、搭乗者名の変更はできません。

ノーショーでの変更

チェックインをしなかった場合、チェックインはしたが搭乗しなかった場合、Starter Max運賃とBusiness Max運賃のチケットに限り、日付、出発地、到着地の変更も含めて別の搭乗便に変更することができます。注意点は以下の通りです。

  • 変更期限は搭乗予定日当日の23時59分です。
  • 変更手数料は無料です。
  • 変更後の運賃、オプション料金との差額を支払わなければなりません。
  • 変更前よりも運賃が安くなる場合、変更はできません。変更前の運賃と同額かそれ以上でなければなりません。
  • 変更の可否は1予約の総額ではなく1区間ごとに判断されます。

運賃クラスの変更

StarterやStarter Maxなどの運賃クラスを変更することができます。運賃クラスの変更は下位クラスから上位クラスへの変更のみ可能です。

ジェットスターの運賃クラスは下から順にStarter、Starter Plus(ちゃっかりPlus)、Starter Max(しっかりMax)、Business、Business Maxの5段階です。よって、Starterからは上位4クラスすべてに変更可能ですが、Business Maxは最上位ですのでクラスの変更はできません。

Starter運賃からの変更手数料は以下の通りです。それ以外の運賃から変更する場合は変更手数料は無料です。

ウェブサイト、アプリ

日本国内線
3,240円
短距離国際線
4,150円
長距離国際線
5,500円

コールセンター、空港

日本国内線
4,320円
短距離国際線
6,500円
長距離国際線
9,300円

注意点は以下の通りです。

  • Starter、Starter Plusの場合、変更期限は搭乗便出発予定時刻の国内線は2時間前、国際線は3時間前です。
  • Starter Max、Business、Business Maxの場合、変更期限は搭乗予定日当日の23時59分です。
  • 変更後の運賃、オプション料金との差額を支払わなければなりません。
  • 変更前よりも運賃が安くなる場合、変更はできません。変更前の運賃と同額かそれ以上でなければなりません。
  • 変更の可否は1予約の総額ではなく1区間ごとに判断されます。

こちらもオススメ!