【最終現地調査日:2016年10月11日】マニラとバギオを結ぶ快適な長距離バス、ジョイバス(Joybus)の運賃、所要時間、時刻表、乗り場などについて説明します。
マニラ-バギオ間の移動といえばビクトリーバスが有名ですが、最近人気を集めつつあるのがジョイバスです。フィリピンの大手バス会社、ジェネシスバス(Genesis Bus)が運行する長距離高速バスです。
トイレ付きの3列シートでエアコン完備、スビードは遅いですがWiFiも使え、ミネラルウォーターとスナック菓子も付いています。ここまではビクトリーバスと同じですが、車内でブランケットの貸出が無料であります。フィリピンのバスは冷房が効きすぎているので助かります。
4列シートの普通のバスより高いです。メトロマニラのパサイからクバオを経由してバギオまで行きますが、パサイから片道730ペソ、クバオからは720ペソです。
マニラ空港・パサイ-バギオの運賃
クバオ-バギオの運賃
道路の混み具合によりますが、5~6時間はみておきましょう。
マニラでの乗り場はパサイ(Pasay)です。LRTのEDSA駅とMRTのTaft Avenue駅の道を挟んで向かい側です。
マニラ空港からタクシーで移動する際はドライバーにPasay、Genesis Terminalと伝えます。Joybusでは通じないことがあります。所要時間は10~30分、運賃はメーターで100~150ペソです。
タクシーがマクドナルドの横を通ってターミナルの中に入っていき、乗り場のあたりで停まってくれます。チケット売り場が開くのは朝の9時過ぎですので、それまではバスの中でチケットを買います。
6時過ぎには待合室が開きます。ジョイバスの乗客はこの中で待ちます。
パサイ発バギオ行きのジョイバスの時刻表は次の通りです。午前に5便、午後に3便の1日8便です。
ついでにクバオ発の時刻表も載せておきます。クバオから行かれる方のお役に立てば。
バギオでの降り場はSM City バギオの側です。バギオの繁華街であるセッション・ロードにもほど近く、街の中心のバーナム公園までは歩いて10分足らずです。
バギオでの乗り場はマニラから来たときの降り場と同じです。市内からタクシーで移動するときは、ドライバーにGenesis Terminalと言えば伝わります。
バギオ発マニラ行きのジョイバスの時刻表は次の通りです。クバオ経由でパサイ、マニラ空港ターミナル3に行きます。
黄色の色を付けている20時と22時の便は3列シートではありません。普通の4列シートのバスです。その代わり、マニラ空港までの運賃は3列シートよりも120ペソ安い610ペソです。
ジョイバスの最大の利点はマニラ空港ターミナル3まで行くことです。ターミナル3の出発フロア(3階)まで行ってくれます。これは便利です。パサイでの降り場はバギオに行くときの乗り場と同じです。なお、バギオ行きの出発地はパサイとクバオだけです。マニラ空港発のバギオ行きはありません。
人気がありますので直前だとチケットが売り切れていることがあります。特に土曜と日曜は英語留学でバギオに来た日本人や韓国人が帰国でマニラ空港に向かうためにジョイバスを使います。
大学の夏休みや冬休みの時期は留学生が多くジョイバスの利用者が増えますので、早めにチケットを買っておくことをおすすめします。