チョーキン ポークチャオファン

チャオファンとはなんぞや？写真を見ると一発で分かりますが。これです。焼き飯です。チャーハンです。

チョーキンはフィリピン最大のファストフードチェーンであるジョリビー（Jollibee）のグループ企業です。創業者は中国本土から移住してきた華僑でして、それでこの商品の名前も焼き飯の中国語発音（Chao Fan）にしたのでしょう。

このチャオファン、チョーキンの中ではけっこう日本人の口に合うメニューです。ご飯パラパラ系ではないのですが、中国の普通の食堂で出てくる焼き飯よりは確実に美味しいです。店によって当たり外れがあるのはご愛嬌。

ですが見ての通り、具は豚肉がパラパラ入っている程度で野菜はほとんどありません。これはチョーキンの問題ではなく、フィリピンの食文化の問題です。フィリピンの人って本当に野菜を食べません。

フィリピンスタイルに合わせていたらビタミン欠乏症になってしまうので、いつもはチャオファンと一緒にカンコン（空芯菜炒め）を頼むのですが、この店ではメニューに載っていませんでした。恐るべし野菜嫌いのフィリピン人。

チョーキンのチャオファンにはビーフとかシュウマイ付きとかいろいろあるのですが、このポークチャオファンが一番安くて、レギュラーサイズのドリンクとセットで59ペソです。

で、そのドリンクでほとんどの人が頼むのがコーラ。焼き飯に限らず普通の白いご飯でも飲み物はコーラです。甘い炭酸系とコメ。同じアジア人でも味覚は様々です。